【iOS】取引を登録する – freee ヘルプセンター

銀行口座やクレジットカードではなく現金で取引した場合は、手動で取引を登録します。

手動での取引登録では、複数行の取引登録や、領収書等の画像を添付することもできます。

ここでは、iOS版 freee会計で手動で取引を登録する場合の操作手順をご紹介します。

取引とは

一般的に、会計の世界では日々行われる「取引」を一定のルールにしたがって「仕訳」という形にしてから会計ソフトに入力する必要があり、これを記帳と呼びます。
freeeでは、経理が初めての方でもカンタンにお使いいただけるように、取引の情報を入力すると、自動的に「仕訳」の形に変換してくれる仕組みになっています。
取引の詳細については「「取引」について」をご確認ください。
この「取引」は手動で一つ一つfreeeに登録していくこともできますが、もしお手元にご利用のオンラインバンクやクレジットカードの利用明細、領収書などがあれば、もっと効率的に取引を登録していくことができます。

［取引を作成するための手段］
取引を作成するための手段は大きく分けて3つあります。

取引そのものを［手動で登録］する。
［自動で経理］で明細から登録する。
レシート、領収書など証憑の［アップロード］と紐づけて登録する。

図のように、操作手順を適宜選択することにより、取引の登録作業時間を短縮することができます。
※このページでは、「1. 取引そのものを手動で登録する」方法について詳細をご説明します。

収入または支出の取引を手動で入力する

［取引］メニュー →［取引一覧］タブを選択し、画面右上の［＋］をタップします。
［収入］または［支出］のスイッチをタップして切り替え、金額を入力します。
［勘定科目］欄をタップします。
入力したいカテゴリをタップすると、そのカテゴリに含まれる勘定科目の一覧が表示されますので、該当する科目をタップします。
選択する勘定科目が不明な場合は［取引入力ナビ］を参考にすることができます。
「発生日」欄をタップすると取引の発生日を設定できます。
取引の［未決済］または［決済完了］を選択します。
未来の日付において決済予定のものは［未決済］、発生日と同日に決済されたものは［決済完了］を選択します。
※ スクリーンショットは、「未決済」を選択し「決済期日」を入力する例です。
- 「未決済」選択した場合：続けて［決済期日］の入力をします。
- 「決済完了」を選択した場合：続けて［口座］の入力をします。
［任意項目を表示］欄をタップすると、取引先／品目／部門／メモタグ／税区分／備考の入力欄が表示されます。任意で内容を入力します。
- 取引先：一覧から取引先を選択することにより、取引に取引先情報を付与することができます。新規に取引先を登録する場合は［＋］ボタンをタップして追加します。
- 品目・部門・メモタグ：それぞれの欄をタップすることで、一覧から選択して取引に各種情報を付与することができます。新規に項目を登録する場合は［＋］ボタンをタップして追加します。
画面最下部の［登録］をタップすると取引が登録されます。
（［取引行を追加］については「取引行を追加する場合（詳細登録・複数行登録）」で説明します）

取引登録でのインボイス対応

インボイス制度の消費税に対応したインボイス適格請求書の取引（仕入）とみなされる場合は、仕入額控除が適用されます。

明細が適格請求書等に該当する場合は［適格請求書等に該当する］をONに、そうでない場合はOFFにします。
こうすることで選択した勘定科目と明細の日付に応じた税区分が自動で選択されます。
※［適格請求書等に該当する］項目は「支出」取引登録でのみ表示されます。

非適格請求書での取引は、以下の税区分がそれぞれ適用されます。

2023年10月1日~2026年9月30日までは控除80%
2026年10月1日~2029年9月30日までは控除50%
2029年10月1日~ 以降は対象外（控除0%）

［適格請求書等に該当する］がオフ	［適格請求書等に該当する］がオン

取引行を追加する場合（詳細登録・複数行登録）

［取引行を追加］をタップすると、複数の項目を含む取引を登録できるようになります。
［取引行を追加］ボタンを指し示すスクリーンショット

「取引行を追加」画面における各種操作は次のとおりです。

収入または支出を部分的にマイナス（控除）する
- ［控除・マイナス行］スイッチをオンに切り替え、マイナス（控除）分の金額を入力します。
  例：売上金額10,000円について、手数料1,000円が差し引かれて9,000円を現金で受け取った場合など
取引行を追加する
- ［追加］ボタンをタップすると、複数行の取引の行を追加できます。さらに取引行を追加する場合は、続けて［取引行を追加］をタップします。
取引行を削除する
- 追加した取引行が不要な場合は、対象の取引行を選択し画面右上の［削除］アイコンをタップします。

画像を追加する場合

画面右上の［レシート］アイコンをタップすると、領収書などの画像を取引に添付できます。

画面右上の［レシート］アイコンをタップし、任意の方法を選択します。
- カメラで撮る：新規に画像を撮影して添付します。
- アルバムから読み込む：端末に保存してある画像を添付します。
- ファイルボックスから選ぶ：freeeにアップロードした画像を添付します。
画像ファイルが取引に添付されます。
添付された画像は「取引登録」画面に表示されますので、正しく添付されていることを確認します。
［レシートを変更］をタップすると、添付するファイルを変更するか、添付を解除することができます。