freeeの「取引」や「口座振替」のデータは、一括でCSVファイルに出力することができます。
インポートするデータ作成の参考用として、また、データの移行時などに活用いただけます。
取引エクスポートの活用例
次のようなケースで活用いただけます。
- 取引インポートをするにあたり、インポート用データを準備する必要があるが、その準備にあたって既存の取引を参考にする。
- 事業所間で「取引」や「口座振替」のデータを移行する。(インポートの方法はこちら)
取引に対して「+更新」を行った内容は、取引データのエクスポートには含まれません。
「+更新」により追加した仕訳を含めてエクスポートしたい場合は、[レポート]メニュー →[仕訳帳]にて、仕訳のエクスポートをご利用ください。
詳しい手順等は、「仕訳帳をCSV形式・PDF形式で出力する(印刷する)」のヘルプページをご覧ください。
エクスポートの手順
- [取引]→[取引の一覧・登録]にて、右上の[その他の機能]ボタンから[取引データのエクスポート]をクリックします。
- [取引、口座振替データを全件エクスポートする]を選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
(特定のデータのみ出力する場合は、事前に絞り込みをしておく必要があります。詳しくは本ページの「特定のデータのみエクスポートする手順」をご参照ください。)
- データ準備中となり、完了すると「データの用意ができました。ダウンロードできます。」と表示されますので、[ダウンロード]ボタンからCSVファイルをダウンロードします。
特定のデータのみエクスポートする手順
- [取引]→[取引の一覧・登録]で、[条件を設定]より条件を入力し、[絞り込む]をクリックします。
- [取引]→[取引の一覧・登録]にて、右上の[その他の機能]ボタンから[取引データのエクスポート]をクリックします。
- [取引データのみを現在の検索条件でエクスポートする] を選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
- データ準備中となり、完了すると「データの用意ができました。ダウンロードできます。」と表示されますので、[ダウンロード]ボタンからCSVファイルをダウンロードします。
エクスポートにおける注意点
口座振替データをエクスポートする場合、下記のデータは正しく出力できません。
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振替先口座が複数ある場合
上記のデータをエクスポートした場合は、一番上の振替先口座に移動金額の全額が集約されたデータが作成されます。
例:フリー銀行から現金に20万円、ツバメ銀行に10万円を移した場合
上記の例の場合、出力されるデータは次のようになります。
振替元口座 振替先口座 金額 フリー銀行 現金 300,000 -
手数料がある場合
上記のデータをエクスポートした場合は、振替先口座に移動した金額と手数料が合算されたデータが作成されます。例:フリー銀行からツバメ銀行に30万円を移動し、手数料が500円かかった(ツバメ銀行に入金されたのは299,500円)
上記の例の場合、出力されるデータは次のようになります。
振替元口座 振替先口座 金額 フリー銀行 ツバメ銀行 300,000
上記の内容が含まれるデータをインポートする際は、該当のデータをインポート後に修正するか、別途再登録を行ってください。
エクスポート履歴の確認
「取引エクスポート履歴」では、エクスポートの履歴を確認したり、過去にエクスポートしたファイルを再ダウンロードすることができます。
エクスポート履歴の確認やファイルを再ダウンロードする方法は以下の通りです。
- [取引]→[取引の一覧・登録]にて、右上の[その他の機能]ボタンから[取引エクスポート履歴]をクリックします。
- 「取引・振替のエクスポート」に過去にエクスポートしたデータの日付とファイル名が一覧で表示されるので、[ダウンロード]をクリックしてCSVファイルをダウンロードします。
※ ファイルはzip形式の圧縮ファイルとしてダウンロードされます。解凍すると、次のファイルが展開されます。
- deals.csv (「取引」データのCSVファイル)
- transfers.csv (「口座振替」データのCSVファイル)