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自社の部門が階層になっている場合は、freee上の部門にも階層を設定することで、本格的な部門別会計を行うことができます。
ここでは、freee上の部門に階層を設定する方法と、その活用方法をご紹介します。
目次
部門の階層について
階層設定の流れ
部門の階層化は、部門の登録と、親部門の設定を別々に行います。
まず、部門を登録します。
そして、登録した部門の中から親部門を設定し、階層(親子関係)を設定します。
子部門として設定した部門(親部門として設定されなかった部門)が、取引などに付与できます。
※取引や振替伝票に付与されている部門は親部門に設定できません。
設定できる階層と子部門の数
ご利用のプランに応じて設定できる「①階層」と「②子部門」の数が異なります。
- (法人)スタンダードプラン(または旧ベーシックプラン)・(個人)プレミアムプランの場合
①設定できる階層は、2階層(親部門・子部門)です。
②1つの親部門(中間の親部門も含む)に対して設定できる子部門は、100までです。 - (法人)アドバンスプラン以上(または旧プロフェッショナルプラン以上)の場合
①設定できる階層は、最大5階層です。
②1つの親部門(中間の親部門も含む)に対して設定できる子部門は、100までです。
※ 末端の子部門が数百あるような場合、中間の親部門の作成は必須です。
「親部門として設定された部門」はさらに親部門がある場合でも親部門として扱われ、取引登録や配賦の対象外となります。下図、第2・3・4階層の部門がこれにあたります。
詳しい設定手順は本ページ「部門の階層を設定する」をご覧ください。
取引に付与する部門
取引に付与する部門は、子部門から選択します。
この時、所属している親部門を確認しながら子部門を付与することができます。
親部門の損益を確認する
試算表の損益計算書で、部門ごとの損益を比較することができます。この時、比較対象に親部門を設定することができます。
詳しくは「試算表(損益計算書・貸借対照表)を確認する - 部門比較を行う」のヘルプページをご参照ください。
部門階層の設定方法について
部門の階層を設定する
- [設定]→[部門の設定]を開きます。
- [新しい部門を登録]ボタンをクリックします。
- 部門をすべて登録します。
以下、部門登録が完了した場合の例です。この段階では、親部門と子部門に該当する部門も並列に表示されています。
- 親部門を設定する部門(子部門)をクリックし、「親部門」を選択し[保存]します。
選択した親部門の配下に表示されます。
取引や振替伝票で使用している部門は親部門に設定することができません。
このような部門を親部門に選択すると、エラーメッセージが表示されます。- 取引の一括編集にて部門の変更を行う
(例えば、営業部門→営業一課 に変更) - 親部門を別途作成する
①子部門としようとしている部門(※)を削除します。
※取引等で使用していない場合に限ります。
②取引で使用されている部門(親部門としようとしている部門)の「部門名」の変更を行います。
(例えば、営業部門→営業一課 に変更)
③別途、親部門用に新しい部門を登録します。(例えば、「営業部門」を登録)
- 取引の一括編集にて部門の変更を行う
- 上記4.を繰り返して、すべての子部門に親部門を設定します。
部門の階層を解除する
子部門にあたる部門を選択し、「親部門」の選択項目を「なし」にし保存すると、その部門の親子関係が解除されます。
参考:部門階層のインポートについて
freeeでは、現状「部門階層」のインポートには対応していません。
したがって、部門をインポートする場合、CSVファイル上では「親部門の設定」を行うことができません。
部門のインポート方法について詳しくは「部門のインポート・エクスポート」のヘルプページをご覧ください。
階層設定のある部門を登録する場合は、以下2段階の作業が必要です。
- 部門の登録
「部門の設定」画面にて、部門を登録します。
登録方法は、CSVにてまとめてインポートする方法、と[+新しい部門を登録]ボタンより1つずつ直接登録する方法があります。 - 部門階層の設定
「部門の設定」画面にて、「親部門を設定する部門」の行をクリックし、[親部門]をリストから選択します。