freee申告では(仮決算による)中間申告書を作成する事ができます。前年の確定申告、または修正申告のデータがあると、より手軽に中間申告書を作成することができます。
本ページでご説明する機能については、アドバイザー向けプラン、もしくはfreee申告アドバンスプランのご契約が必要です。
目次
中間申告書を作成する
昨年度の申告データから繰越して作成する
- freee申告 法人税 の画面右上にある[年度切り替え]ボタンをクリックし、「年度切り替え」画面を表示します。
- 中間申告書を作成する前事業年度の[+繰り越して作成]ボタンをクリックし、「申告書を繰り越して作成」画面を表示します。
- 「申告区分」項目を[中間申告]に変更し[作成]ボタンをクリックします。
※画面の注意書きにもあるように、freee会計に登録している内容は自動で連携されません。別途作成、または手入力等にてご対応ください。
- 作成した中間申告書は、「年度切り替え」画面に表示されます。
新規作成する
- freee申告 法人税 の画面右上にある[年度切り替え]ボタンをクリックし、「年度切り替え」画面を表示します。
- [その他の操作]ボタンをクリックし、「繰り越さずに申告書を作成」をクリックします。
- 「申告区分」項目を[中間申告]に変更し、作成する「事業年度」を選択の上[作成]ボタンをクリックします。
※画面の注意書きにもあるようにfreee会計に登録している内容は自動で連携されません。手入力、または別途作成にてご対応ください。
- 作成した中間申告書は、「年度切り替え」画面に表示されます。
中間申告書を編集・確認する
次の情報はそれぞれ繰越元の確定申告データがある場合、コピーされた情報が自動入力されています。必要に応じて変更します。
- 基本情報
- 申告情報
- 税理士情報
- 事業所情報
- [申告書]メニューをクリックし、申告書を編集します。
- 確認、または修正が必要な箇所を申告書上で選択し、直接 数字や文字を確認、または入力していきます。
- 別表間や基本情報から連携される箇所は、入力ができないようグレーアウトされていますので、それ以外の項目を入力していきます。
※下記画像の「当期利益又は当期欠損金の額」の値は手入力した値になります。
- 必要箇所の編集後、帳票に中間申告の内容が反映されているか確認します。
中間申告で自動で作成、または項目が連携されない帳票等について
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別表四
当期利益又は当期欠損の額[1]に適切な金額を入力して下さい。 - 勘定科目内訳書
- 申告書の初期作成時には各勘定科目内訳明細書は選択されません。必要な帳票を追加し、手入力で帳票を作成してください。
- [+申告書を選択する]>[勘定科目内訳明細]>[選択]>[追加]の順に追加していきます。選択が完了したら[閉じる]ボタンで画面を閉じます。
- 帳票メニューより任意の勘定科目内訳書を選択し、手入力をしていきます。
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法人事業概況説明書
法人事業概況説明書につきましては、表面、裏面共に、適切な内容を手入力して下さい。
- 決算書
- 決算書については適切な金額を手入力してください。
- メニューの[決算書]をクリックすると決算書メニューが開きます。任意の帳票タブを選択の上、金額を入力し、左上の[貸借対照表を保存]ボタンをクリックして保存します。
- 貸借対照表と同じように、損益計算書、製造原価報告書、株主資本等変動計算書、個別注記表と作成していきます。
- 別表十六関連
- 別表十六関連帳票に記載する固定資産について、手入力で帳票を作成してください。
- [資産追加]ボタンをクリックし、入力項目が白くなった箇所に任意の値を入力して下さい。
中間申告書作成における注意点
- 令和4年3月31日以前に終了する事業年度の中間申告には対応しておりませんのでご注意ください。
- 消費税の中間申告には対応しておりません。