本ページでは、API連携の概要および新たに登録する銀行口座をAPI連携方式で同期する場合の手順についてご説明します。
目次
API連携方式とは
一部の銀行口座は、「API連携方式」でfreee会計と同期できます。
API連携方式は、freee会計にインターネットバンキングのログインID・パスワードを保存することなく明細データを取得できる、より便利で安定的な同期方式です。
対象となる口座を従来の方法で同期している場合、本ページに記載の手順でAPI連携方式に切り替えられます。
新たに登録する口座をAPI連携方式で同期する
新たに登録する口座をAPI連携方式で同期するには、API連携に対応した口座の種別を選択し、認証作業をする必要があります。
注意点
認証を行う過程でブラウザソフト・OSに制限があるため、この作業を行う前に現在の環境をご確認ください。
- 銀行のシステムによっては64bit版ブラウザソフトをご使用いただけないことがあります。詳細はご利用銀行のホームページ等でご確認ください。
- 一度認証が行われればブラウザソフト、OSの制限はなく利用できますが、定期的に認証情報の更新作業が必要です。その際は上記制限に従い、再認証を行ってください。
- 同一金融機関の電子証明書を複数インストールしている場合、ブラウザのキャッシュ機能により認証ページで電子証明書の選択画面が表示されないことがあります。
そのような場合はブラウザを一度閉じてから起動し直し、再度認証ページに進んで頂くようお願いいたします。 - モバイルアプリからの認証操作で認証ページに移動できない場合、Web上で認証操作をお試しください。
操作方法 - 新たに登録する口座をAPI連携方式で同期する場合
※ API移行を要する同種口座が複数あり、すでに1つの口座のAPI連携が成功している状況下で同様に他の口座のAPI認証を行う場合の操作方法は「 操作方法 - 1つの口座のAPI連携が成功しており、同様に他の口座のAPI認証を行う場合 」をご覧ください。
- [口座]メニュー →[口座の一覧・登録]から[銀行口座]タブを開き、[銀行口座を登録する]ボタンをクリックします。
- 口座名の末尾に「API」と記載されている口座を選択し、登録します。
※ 住信SBIネット銀行は「API」と記載されていませんが、表示されている口座はすべてAPI連携方式です。
- 口座の登録完了のメッセージが表示されますので、API連携を開始する場合には[◯◯銀行の認証ページへ]ボタンをクリックします。
※ 口座の作成にとどめ、同期を開始しない場合には[手動で取引を登録する]ボタンをクリックします。
- 銀行の認証画面が開きますので、電子証明書またはID/パスワードでログインし、外部サービス連携を許可します。
※ 銀行によっては、この認証作業は定期的に行う必要があります。認証作業前に「 注意点 」をご確認ください。 - 連携を許可したらfreeeのホーム画面に戻りますので、登録した口座の[今すぐ同期]ボタンをクリックして同期をします。
- 少し経つと、口座の選択を促すメッセージが表示されますので、そのメッセージをクリックします。
- 同期する口座を選択し、保存して同期を再開します。
- 再び同期が始まり、無事同期が完了したら同期の設定も完了です。銀行APIは、銀行によって提供される機能であるため、銀行のサービス提供時間外などの銀行側の事情により予告なく利用できなくなることがあります。あらかじめご承知おきください。
操作方法 - 1つの口座のAPI連携が成功しており、同様に他の口座のAPI認証を行う場合
- 同期に成功している口座の[v](下矢印)をクリックし、[今すぐ同期]ボタンをクリックします(同操作を行いますと、一旦エラーが出力されますが問題ございません)。
- 手順1で操作を行なった口座名の右側に表示された[!]マークをクリックします。
- 表示された「トラブルシューティング」画面にて、紐付けを行いたい口座にチェックを入れ、[口座を保存する]ボタンをクリックします。
- 手順3の操作完了後、ホーム画面で他の(同種)API連携口座の口座名をクリックし、[口座設定]ボタンをクリックします。
- 「3 ログイン情報を入力しましょう」項目にて、「他の口座情報を~」という欄をクリックし、該当の口座を選択の上、[確定]をクリックします。
- 「4 明細を取得する期間を選びましょう」項目にて、適切な期間を入力し、[口座を保存する]ボタンをクリックします。
API認証に必要な権限について
API連携方式による同期を行う際は、API認証時に次の2つの権限が必要となります。
- 残高照会
- 入出金明細照会
API認証画面は金融機関ごとに異なりますので、画面の表示にしたがって権限許可します。
※ 下図はそれぞれ、みずほ銀行、りそな銀行における権限許可画面の一例です。