本ページは、freee会計側で取引の入金消込を行い、お客様に消込結果を通知するプロセスを解説したものです。
下記全体スコープの中の①、②、③の部分となります。
freee会計で入金消込後の流れ
freee会計上で入金消込業務を行った後、大まかに以下のような流れで消込用TSVデータがGoogleDrive上に配置されます。処理はお客様操作で任意のタイミングで実行します。
- 【お客様操作】freee会計での取引消込
- 【お客様操作】Google上にトリガーファイルを配置
- freee会計の取引の取得
- 入金明細取込ファイルの出力・未消込取引一覧の通知
freee会計で取引の消込を行う
請求書を発行してから後日入金があった際、freee会計上で売掛債権のデータと入金内容を照合し、未決済取引の消込を行っていただきます。取引の発生日と決済日が異なる取引(=未決済取引)は、決済が行われた際に必ずその情報を登録する(=消込)必要があります。
freee会計での未決済取引の消込については、以下のヘルプページをご確認ください。
freee会計の入金済取引データの取得
取引データの取得が正常に終了した場合
取引データの取得が正常に終了した場合は、所定のGoogle Driveフォルダにファイルが配置されます。詳細については、以下の該当箇所をご確認ください。
- メール通知
- 入金明細取込ファイルの出力の実行
- 未消込取引一覧へのリンク
- 配置されたファイルを確認し、その後行っていただきたいプロセス
消込対象となる取引がなかった場合
freee会計に投入した未決済取引データのうち、SMILE経由で取り込んだ全ての取引が決済済で今回の入金明細取込ファイル出力の対象となる取引が存在しなかった場合は、お客様に以下件名のメールで通知されます。未消込の取引データは、メール内に記載のURLで確認が可能です。(対象がない場合もあります)
- 送信メールの件名:消込対象の取引がありませんでした(DX統合パッケージ with freee販売連携オプション)
取引ステータスの確認中にエラーが発生した場合
freee会計からの取引のステータス確認にエラーが生じた場合は、以下件名のメールで通知されます。
- 送信メールの件名:取引ステータス確認エラー(DX統合パッケージ with freee販売連携オプション)
入金明細取込ファイルの出力
入金明細取込ファイルの出力の実行
入金明細取込ファイルの出力は下記の操作をトリガーにして実行されます。
-
トリガーとなるファイルをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを所定のGoogle Driveのフォルダ「invoices/trigger」にアップロードします。
入金明細取込ファイル出力完了後の通知
freee会計から入金済の取引を取得した後、自動でGoogle Drive上の指定したディレクトリに入金明細取込ファイルが出力されます。出力完了後、以下件名のメールで通知されます。未消込の取引データは、メール内に記載のURLで確認が可能です。(対象がない場合もあります)
- 送信メールの件名:入金明細取込ファイルの出力が完了しました(DX統合パッケージ with freee販売連携オプション)
入金明細取込ファイルの出力にエラーが生じた場合
入金明細取込ファイルの出力中にエラーが生じた場合、お客様に以下件名のメールで通知されます。
- 送信メールの件名:入金明細取込ファイル出力エラー(DX統合パッケージ with freee販売連携オプション)
例:消込済取引データと未消込取引データが混在する場合
freee会計に取引データが5件存在し、それぞれ以下のようなステータスの場合
- A株式会社 売上高:決済済
- B株式会社 売上高:決済済
- C株式会社 売上高:一部入金済
- D株式会社 売上高:未決済
- E株式会社 売上高:決済済
A・B・Eは消込済取引データとして、Cは一部入金済取引データとしてGoogle Drive上の指定したディレクトリに入金明細取込ファイルが出力されます。C・Eは未消込取引のため、「未消込取引の一覧」としてユーザーにメールで通知されるURLから確認が可能です。