本ページでは、DX統合パッケージ with freee(SMILE販売連携OP)を利用する際の環境設定についてまとめたものになります。
主な記載内容は以下となります。
- SMILE販売の設定
- freee会計の設定
- GoogleアカウントとGoogle Driveの設定
目次
SMILE販売の設定
本連携オプションをご利用になる場合、SMILE販売での設定を以下のようにしておく必要があります。なお、その他にも推奨される利用環境や性能要件がありますので、別途当連携オプションを利用前に「初期設定シート」に基づき、詳細設定についてご説明します。
- SMILE V2販売のバージョンを 1.C0 以上で利用している
- 「請求書データ出力機能」を「行う」に設定する
- 「請求データ連携単位」は「締め請求単位」であること
- 「営業所管理オプション」は使わない
- 「消費税率設定」を規定値で行う
- 一括請求先の「補助請求書」は出力しない運用であること
- 請求書配信サービスとの併用を行う場合について、得意先マスターの分類0~9に配信サービスごと利用の有無区分を設定してください。
- [請求書データ出力]を行う際に「詳細条件」の「分類順請求先順」を選択し、配信サービスの分類を指定ことでそのサービスを利用する得意先の請求書データのみ出力することができます。
freee会計の設定
本連携オプションをご利用になる場合、freee会計での設定を以下のようにしておく必要があります。なお、その他にも推奨される利用環境や性能要件がありますので、別途当連携オプションを利用前に「初期設定シート」に基づき、詳細設定についてご説明します。
- freee会計の契約プランがプロフェッショナルプラン、エンタープライズプランである
- 取引先コードの設定が「使用する」になっている
GoogleアカウントとGoogle Driveの設定
SMILE販売とfreee会計のデータ授受にはGoogle Driveを利用します。Google Driveを利用するためには「Googleアカウント」を設定する必要があり、Googleアカウントは個人版のGoogleアカウント、法人版のGoogleアカウント(Google Workspace)いずれも利用可能です。
- 個人版のGoogleアカウントを利用する場合
- 以下の手順でGoogleアカウント(いわゆるGmailのアドレス)を取得してください。
- 法人版のGoogleアカウント(Google Workspace)を利用する場合
- 当連携オプションの利用に必要な設定を事業所の管理者(Google Workspaceの管理者権限を有する方、例として情報システム部門のご担当者)にご依頼ください。
個人版のGoogleアカウントを利用する場合
当連携オプションではお客様の事業所の財務データのやり取りをGoogle Driveを介して行います。そのため、作成する個人版のGoogleアカウントは以下の点に留意の上、作成と管理を行う必要があります。
留意すべき事項 | その理由と対処法 |
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すでに個人として利用しているGoogleアカウント(Gmail)を利用しないこと |
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今回新たに取得するGoogleアカウント(Gmail)のログインやパスワード管理に万全を期すこと |
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法人版のGoogle(Google Workspace)アカウントを利用する場合
法人版のGoogle(Google Workspace)を利用する場合は、上記個人版Googleアカウントで記載した懸念点については考慮が不要です。これはGoogle Workspaceの管理者ページ(admin.google.com)より管理者がアクセスの管理を行えるためです。後述する「Google Driveの設定」にてGoogle Driveの情報にアクセスできるよう、Google Driveの所定のディレクトリに対する「ユーザー」の割り当てと、所属する「組織」の設定を管理ポリシーを含めご設定ください。
Google Driveの設定
当連携オプションではGoogle Driveを介してfreee会計とデータをやり取りするために、「workato(ワーカート)」というツールを利用します。「workato(ワーカート)」がGoogle Driveの情報にアクセスできるよう、以下の設定を行ってください。
Google Drive上に専用フォルダを作成する
Google Drive上に情報授受のための専用フォルダを作成します。
操作手順は次の通りです。
- Google Driveにアクセスし、右クリック→[新しいフォルダ]をクリックします。
- フォルダ名をsmile-freeeとし、[作成]をクリックします。
- 作成されたsmile-freeeフォルダに移動し、フォルダのIDをコピー&ペーストし手元に控えます。(その後のプロセスで必要になります。)
Google Driveの権限を確認する
Google Driveの権限が「リンクを知っている全員」または「全世界」になっていないことを確認します。
操作手順は次の通りです。
- 作成されたsmile-freeeフォルダの[▼]をクリックし、[共有]→[共有]をクリックします。
- 「一般的なアクセス」が「制限付き」になっていることを確認し[完了]をクリックします。