消費税の計算方法について
消費税の計算方法は以下の3つのパターンから選択します。
- 売上(割戻し)×仕入(割戻し)
- 売上(割戻し)×仕入(積上げ)
- 売上(積上げ)×仕入(積上げ)
それぞれの計算方法は、以下のようになります。
- 売上の割戻し計算【原則】
- 税率の異なるものごとに区分して合計した税込対価の額に、110分の100(10%の場合)をかけて税率ごとの課税標準額を算出し、それぞれの税率をかけて売上税額を算出します。
- 売上の積上げ計算
- 相手方に交付した適格請求書等に記載した消費税額等の合計額に、100分の78(10%の場合)をかけて算出した金額を売上税額とします。なお、売上税額を積上げ計算した場合、仕入税額も積上げ計算しなければなりません。
- 仕入の割戻し計算
- 税率の異なるものごとに区分して合計した支払い対価の額に、110分の78(10%の場合)をかけて算出した金額を仕入税額とします。
- 仕入の積上げ計算【原則】
- 相手方から交付を受けた適格請求書などの請求書等に記載されている消費税額等のうち課税仕入れに係る部分の金額の合計額に、100分の78(10%の場合)をかけて算出した金額を仕入税額とします。
freeeでは確認がしやすく、既存の計算方法と同じである、売上(割戻し)×仕入(割戻し)を初期値としております。
消費税の計算方法の設定する
freee会計で設定する
- [設定]メニュー →[事業所の設定]→[詳細設定]タブを開きます。
- 「消費税の設定」→「消費税申告の計算方式」の「計算方式」にて、いずれかの計算方法を選択します。
- 「計算方式」を設定した後に[保存]ボタンをクリックします。
freee申告で設定する
- [基本情報]メニューを開きます。
- 「基本情報の入力」画面から、[申告情報]を開きます。
- 「消費税計算方式の設定」の「計算方式」にて、いずれかの計算方法を選択します。
- 画面下部に進み、[保存]ボタンをクリックします。