消費税申告を行うためには、消費税申告書の作成を行う必要があります。以下の手順に沿って、課税期間に応じた消費税申告書を作成してください。
概要
申告一覧では、新規に消費税申告を作成することができます。また、すでに作成済みの消費税申告の一覧を確認し、編集対象の消費税申告を選択することもできます。
なお、修正申告書の作成については「消費税の修正申告書を作成する」、中間申告書の作成については「消費税の中間申告書(予定申告)を作成する」を参照ください。
消費税申告の流れ
消費税申告書を初めて作成する場合
作成対象の事業所の消費税申告書をfreee申告で初めて作成する場合には、freee会計にすでに入力された情報が初期連携されます。
「繰り越して作成」をする場合
該当の事業所の消費税申告書をfreee申告で既に作成したことがある場合には、「申告一覧」画面で「繰り越して作成」を指示し、確定申告を選択することで、任意の事業期間で設定を引き継いだ消費税申告書を作成することができます。
引き継がれる情報は以下になります。
【基本情報】 |
項目名 | 繰り越し |
---|---|---|
[法人] 申告する法人の情報 | 法人名 | ◯ |
法人名カナ | ◯ | |
法人番号 | ◯ | |
整理番号 | ◯ | |
法人住所 - 郵便番号(上3桁) | ◯ | |
法人住所 - 郵便番号(下4桁) | ◯ | |
法人住所 - 都道府県 | ◯ | |
法人住所 - 住所 | ◯ | |
法人電話番号 - 市外局番 | ◯ | |
法人電話番号 - 市内局番 | ◯ | |
法人電話番号 - 加入者番号 | ◯ | |
所轄税務署 | ◯ | |
[法人] 代表者情報 | 代表者氏名 | ◯ |
代表者氏名カナ | ◯ | |
代表者住所 - 郵便番号(上3桁) | ◯ | |
代表者住所 - 郵便番号(下4桁) | ◯ | |
代表者住所 - 都道府県 | ◯ | |
代表者住所 - 住所 | ◯ | |
代表者電話番号 - 市外局番 | ◯ | |
代表者電話番号 - 市内局番 | ◯ | |
代表者電話番号 - 加入者番号 | ◯ | |
[法人] 経理担当者 | 経理担当者氏名 | ◯ |
[共通] 電子申告情報 | e-Tax利用者識別番号 | ◯ |
通知を希望する区分(加算税) | ◯ | |
通知を希望する区分(還付金振り込み) | ◯ | |
[共通]PDF出力情報 | 出力フォント | ◯ |
[共通] 還付を受けようとする金融機関等の情報 | [個人のみ] 公金受取口座の利用 | ◯ |
金融機関種別 | ◯ | |
銀行名 | ◯ | |
銀行区分 | ◯ | |
本支店名 | ◯ | |
本支店区分 | ◯ | |
預金種類 | ◯ | |
口座番号 | ◯ | |
郵便局名 | ◯ | |
ゆうちょ銀行の貯金記号番号(上) | ◯ | |
ゆうちょ銀行の貯金記号番号(下) | ◯ | |
[個人] 申告者情報 | 屋号 | ◯ |
屋号カナ | ◯ | |
氏名 | ◯ | |
氏名カナ | ◯ | |
納税地住所 - 郵便番号(上3桁) | ◯ | |
納税地住所 - 郵便番号(下4桁) | ◯ | |
納税地住所 - 都道府県 | ◯ | |
納税地住所 - 住所 | ◯ | |
電話番号 - 市外局番 | ◯ | |
電話番号 - 市内局番 | ◯ | |
電話番号 - 加入者番号 | ◯ | |
所轄税務署 | ◯ | |
整理番号 | ◯ |
【基本情報】 |
項目名 | 繰り越し |
---|---|---|
消費税課税方式の設定 | 課税方式 | ◯ |
二割特例 | ◯ | |
簡易課税用事業区分 | ◯ | |
消費税計算方式の設定 | 計算方式 - 売上税額 | ◯ |
計算方式 - 仕入税額 | ◯ | |
消費税計算方式の設定 | 割賦基準の適用 | ◯ |
延払基準等の適用 | ◯ | |
工事進行基準の適用 | ◯ | |
現金主義会計の適用 | ◯ | |
課税標準額に対する消費税額の計算の特例の適用 | ◯ | |
基準期間の課税売上高 | 基準期間の課税売上高 | ✕ |
[個人] 振替継続希望 | 振替継続希望 | ✕ |
【基本情報】 |
項目名 | 繰り越し |
---|---|---|
代理申告 | 税理士による代理申告 | ◯ |
税理士事務所情報 | 税理士法人/税理士事務所名 | ◯ |
税理士法人/税理士事務所名カナ | ◯ | |
事務所住所 - 郵便番号(上3桁) | ◯ | |
事務所住所 - 郵便番号(下4桁) | ◯ | |
事務所住所 - 住所 | ◯ | |
税理士情報 | 税理士名 | ◯ |
税理士名カナ | ◯ | |
電話番号 - 市外局番 | ◯ | |
電話番号 - 市内局番 | ◯ | |
電話番号 - 加入者番号 | ◯ | |
所属税理士会 | ◯ | |
所属税理士会(支部) | ◯ | |
税理士会登録番号 | ◯ | |
e-Tax利用者識別番号 | ◯ | |
税理士法第30条の書面提出 | ◯ | |
税理士法第33条の2の書面提出 | ◯ |
申告一覧について
申告一覧の画面は以下のようになっています。
申告一覧で表示される情報は以下の通りです。
項目名 | 内容 |
---|---|
課税期間 |
作成済みの消費税申告の課税期間が表示されてます。この期間に応じて消費税額の計算が行われます。 [選択中]が表示されている消費税申告が操作対象の申告書になります。 |
申告区分 |
申告区分ごとに「確定申告」「修正確定申告」「中間申告(予定納税)」が表示されます。 |
課税方式 |
課税方式として、「一般課税」または「簡易課税」が表示されます。 一般課税の場合には「全額控除」「一括比例配分方式」「個別対応方式」「2割特例」のいずれかが2段目に表示されます。 簡易課税の場合で、2割特例適用時には「2割特例」が2段目に表示されます。 中間申告(予定申告)の場合は、空欄です。 |
ステータス |
消費税申告が作成中の場合には「作成中」と表示されます。 申告が完了したものは「申告済み」と表示されます。 電子申告で申告書の提出をした場合には、自動的に「申告済み」に更新されます。郵送で提出をした際には手動で「申告済み」に変更してください。 |
備考 | 消費税申告を作成時に「備考」欄に入力した情報が表示されます。 |
作成日 | 消費税申告を最初に作成した日が表示されます。消費税申告書を編集したり、申告をした後でも表示は変更されません。 |
選択 | [選択中]の表示切替ができます。[選択中]の行では無効で表示されます。 |
繰り越して作成 | 作成済みの消費税申告の情報を引き継いで、消費税申告を作成できます。 |
・・・ |
クリックすることで、情報編集、削除の2つの機能が表示されます。 情報編集では、新規作成、または、繰り越して作成を選択した際に入力した基本情報の編集ができます。データのステータスを変更したい場合は編集画面の[ステータス]から[作成中]または[申告済み]に変更できます(申告書を電子申告した場合には自動的に[申告済み]に変更されます)。 削除を選択すると、選択した消費税申告を削除することができます。 ※申告書が1つしか登録されていない場合は削除できません。 |
申告一覧の機能について
新規作成
項目名 | 内容 |
---|---|
申告区分 | 作成したい申告区分を「確定申告」「修正確定申告」「中間申告(予定申告)」から選択します。 ※中間申告(予定申告)の場合は、異なるダイアログが表示されます。「消費税及び地方消費税の中間申告書を作成する」を参照ください。 |
事業年度 |
消費税申告を作成する事業年度を選択します。ここで選択した事業期間に属する会計期から消費税申告書に金額を連動します。 消費税申告作成後には訂正できません。 |
課税期間 |
消費税申告の課税期間を入力します。初期値は事業年度と同じ期間が表示されます。 消費税申告作成後には訂正できません。 |
「課税期間中に免税事業者から適格請求書発行事業者になった」にチェックを入れると、期中から課税事業者になった場合に対応できます。1年のうち課税事業者だった期間を入力してください。入力した期間が課税期間よりも優先されます。 | |
備考 | 入力した情報が申告一覧の「備考」に表示されます。事業期間や課税期間が同じ消費税申告を複数作成時に、どのような申告なのかをメモとして残しておくことができます。 |