2023年9月現在、freee販売の各種情報から、立替金の登録・紐づけをすることはできません。
このページでは、freee会計側での操作を含めた対応方法を解説します。
目次
概要
freee販売から連携して、freee会計に立替金は登録できません。
freee販売からfreee会計へ連携される際の勘定科目は、明細取引タイプの設定に基づいて行われますが、立替金の勘定科目を明細取引タイプに設定することができません。
明細取引タイプの登録については、「明細取引タイプマスタを設定する」をご覧ください。
立替金があった際の登録方法
ここでは「受注金額10万円の案件で、1万円の立替を行っている。そのため、立替金を含めた11万円で請求を行うが、案件の売上としては10万円となり、1万円を立替金として処理をする」ケースをもとに説明します。
- freee販売で10万円の売上登録を行います。
売上の登録手順は「売上を登録する」をご参照ください。 - freee会計に10万円の取引が自動で登録されるので確認をします。
取引の確認の手順については、「freee会計との連携について - freee会計に連携された取引の確認方法について」をご参照ください。 - 管理のため送付ステータスを「送付済」に変えます。
※11万円の請求書を送る必要があるため、freee販売では請求書を送付しません。
送付ステータスの変更手順については「請求書を発行する - 請求書発行ステータスを手動で変更する」をご参照ください。 - freee会計で立替金を含む11万円の請求書を作り送付します。この際、請求書から取引は作らないようにご注意ください。
請求書の作成については、「請求書・納品書・見積書を作成する」をご参照ください。 -
11万円の入金時に自動で経理から消し込みを行う際は、以下の手順で売上と立替金をそれぞれ処理します。
①「未決済取引の消込」タブから、freee販売の仕入から連携して登録された10万円の売上高を選んでチェックを入れます。
②[差額を調整]ボタンをクリックします。
③1万円分を立替金として登録します。
関連ヘルプページ:自動で経理の使い方(明細を元にした帳簿付け)
登録内容についてご不明な点がある場合は、専門家や税務署へ相談することをおすすめします。