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休暇詳細画面の「休暇支給 / 取得履歴」に、取得した覚えのない半休や時間休が表示されることがあります。その原因について解説します。
原因
前年度から繰り越された休暇の残数が少ない状態で、その残数を超える休暇を取得したことが原因です。
例1:前年度繰り越し有休の残数が0.5日の状態で、有休を1日取得した
前年度から繰り越された有休の残数が0.5日の状態で有休を1日取得した場合、付与日によって取得履歴が「0.5日」と「0.5日」に分かれて表示されるため、半休を取得したと同様の表示となります。
2023/02/01(水)に有休を1日取得しています。
休暇詳細画面では、「取得日:2023/02/01(水)」の取得履歴が、次のように分かれて表示されます。
- ①2021/04/01付与日における0.5日の取得
- ②2022/04/01付与日における0.5日の取得
例2:前年度繰り越し有休の残数が2時間の状態で、有休を1日取得した
日の契約労働時間が8時間である従業員が、前年度から繰り越された有休の残数が2時間の状態で有休を1日取得した場合、付与日によって取得履歴が「2時間」と「6時間」に分かれて表示されるため、時間休を取得したと同様の表示となります。
2023/02/01(水)に有休を1日取得しています。
休暇詳細画面では、「取得日:2023/02/01(水)」の取得履歴が、次のように分かれて表示されます。
- ①2021/04/01付与日における2時間の取得
- ②2022/04/01付与日における6時間の取得
現在取得可能な時間休数を確認したい場合
有休などの年間取得可能時間が定められている休暇について、現在取得可能な時間休数を確認したい場合は、休暇詳細画面の上部「取得可能な時間休暇(減算タイプ)」箇所をご確認ください。
例として下図の場合、「休暇支給 / 取得履歴」では取得時間が「2時間」「6時間」と表示されていますが、「取得可能な時間休暇(減算タイプ)」では、「現在の取得可能な時間休暇:40H」と表示されています。
日の契約労働時間が8時間、有休の年間取得可能時間が5日の場合、有休時間休を40時間取得可能です。
「取得時間」に時間数が表示されていても、実際には時間休を取得しておらず、40時間まるまる取得可能であることが分かります。