初期設定

SMILE販売、freee会計双方での取引先マスタの一致

当連携オプションでは「SMILE販売の請求先（請求先コード）」と「freeeの取引先（取引先コード）」を事前に突合し、2つのシステム間で事前にマスタ情報を連携することが前提となります。

1.「freee 会計」へ連携するためのデータ出力

「freee 会計」へ連携するためには請求書データが必要になります。「SMILE V 販売」からの請求書データを出力するためには下記のようになります。

※ 操作内容については、「SMILE V 販売 操作マニュアル」をご確認ください。なお、当該マニュアルについては、端末にインストールしたSMILE販売の環境にログインした場合に閲覧可能です。
※1 「freee 会計」連携のために必要な説明がある処理です。

事前準備

【マスターの設定】

• 得意先マスター保守：
  すべての請求先について「請求書出力方法」を「1:データ出力」に設定します。（※1）
• 得意先マスター出力：
  freeeの「取引先」のインポートファイルレイアウトに合わせ加工するためのテキストファイルを出力します。

※ 出力したテキストファイルは、加工後にfreeeの「取引先」にインポートします。

「取引先」のインポートファイルの加工につきましては、本ページ「SMILE販売、freee双方での取引先マスタの一致」を参照ください。（※1）

※ 上記、「得意先マスター保守」と「得意先マスター出力」はどちらを先に行っても構いません。

請求書データの出力

【請求業務】

1. 請求先設定：
   請求書データを出力する請求先の設定を行います。
   「締日」を基準に請求する方法と、特定の締日が決まっていない請求先を「個別」に設定する方があります。
2. 請求消費税自動生成：
   請求書に消費税を計上します。
   仮計上消費税がある場合、請求消費税の調整分を計上します。
3. 請求消費税確認表：
   自動生成された消費税を確認します。
4. 請求一覧表：
   請求内容を確認します。
5. 請求明細書：
   請求先に対して請求明細書を発行します。
6. 請求書データ出力：
   請求先に対して請求書データを出力します。
   「freee 会計」連携であらかじめ決められたフォルダに出力します。（※1）
7. freeeへのファイルアップロード：
   指定されたGoogle Driveへ請求書データファイルをアップロードします。

2. 事前準備 【得意先マスター保守】

請求書データの出力対象にするためには、得意先マスター保守で行います。

「得意先マスター保守(一覧)」の設定

［販売］→［マスター保守］→［マスター保守(一覧)］→［得意先マスター保守(一覧)］を起動します。

【「請求書出力方法」の画面】

請求書出力方法（※2）：「1:データ出力」を指定します。

※2 請求先区分が「0:通常の得意先」または「2:一括請求先」の場合に選択ができます。

「1:一括請求の支店」は選択できない項目です。

「得意先マスター保守(カード)」の設定

［販売］→［マスター保守］→［マスター保守(一覧)］→［得意先マスター保守(カード)］を起動します。

【得意先マスター保守(カード)画面】

請求書出力方法（※3）：［1:データ出力］を指定します。

※3 請求先区分が「0:通常の得意先」または「2:一括請求先」の場合に選択ができます。

「1:一括請求の支店」は選択できない項目です。

3. freee「取引先」の登録準備【得意先マスター出力】

freeeの「取引先」のインポートファイルレイアウトに合わせ加工するため、得意先のテキストファイルを出力します。

［販売］→［随時業務］→［テキスト出力(マスター)］→［得意先マスター］を起動します。

出力条件

【得意先マスター出力_出力条件画面】

• 表内「‐」：SMILE の得意先マスターには無いため、手入力する必要があります。
• 表内「※」：テキスト出力した後、加工が必要な項目になります。
  • ※4 「得意先名1」と「得意先名2」を結合してください。
  • ※5 「住所1〜3」を結合し、都道府県/市区町村・番地/建物名・部屋番号などに編集してください。

考慮すべき事項

• freee「新規」なので、既存の会計ソフトとのマスタの整合性を考慮する必要があります。
• 1つの取引先の中に複数の請求先がある場合
  • 1法人に複数の事業所が所属するとき、freee側では別の取引先となります。