本ページでは、freee会計側で出金明細の消込作業を行い、振込完了した取引を抽出した支払明細取込ファイルを出力するプロセスを解説したものです。下記全体スコープの中の①、②、③の部分となります。
freee会計で出金後の流れ
freee会計上で出金作業を行った後、大まかに以下のような流れで支払明細取込ファイルがGoogleDrive上に配置されます。処理は任意のタイミングで実行されます。
- 【お客様操作】freee会計で総合振込ファイルにて振込を行った出金明細の消込作業
- 【お客様操作】Google Drive上にトリガーファイルを配置
- freee会計の振込完了した取引の取得
- 支払明細取込ファイルの出力
freee会計で取引の消込を行う
請求書を受領しfreee会計上で取引を作成してから期日までに作業を行った際、freee会計上で買掛データと出金明細を照合し、未決済取引の消込(出金明細の消込作業)を行います。
freee会計での未決済取引の出金明細の消込作業については、以下のヘルプページをご確認ください。
freee会計の出金済取引データの取得
取引データの取得条件
支払明細取込ファイルに出力される取引データの出力条件は以下を全て満たすものとなります。
- 決済ステータス:完了
- 取引先:取引先コードが「smilePayment」から始まるもの(「① 仕入先マスターの取込」で取り込んだ取引先)
- 取引の収支区分:支出
-
発生日:Google Drive上にトリガーファイルを配置した時点から当月分を含む4ヶ月間の取引データ
例:12/25にデータの出力を行った場合、12月分を含む4ヶ月間(9/1〜12/31)の取引データが出力対象となります。
取引データの取得が正常に終了した場合
取引データの取得が正常に終了した場合は、所定のGoogle Driveフォルダにファイルが配置されます。詳細については、以下の該当箇所をご確認ください。
- メール通知
- 配置されたファイルを確認し、その後行うプロセス
対象となる取引データが0件だった場合
ファイルへの出力対象となる取引データが0件だった場合は、GoogleDrive上にファイルは出力されず、メールで通知されます。
- 件名:出力対象がありませんでした(DX統合パッケージ with freee販売連携オプション)
freee会計での決済ステータス確認については、以下のヘルプページをご確認ください。
支払明細取込ファイルの出力
支払明細取込ファイルの出力の実行
支払明細取込ファイルは下記の操作をトリガーにして実行されます。
-
トリガーとなるファイルをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを所定のGoogle Driveのフォルダ「債務/trigger」にアップロードします。
支払明細取込ファイル出力完了後の通知
freee会計から取引を取得した後、自動でGoogle Drive上の指定したディレクトリに支払明細取込ファイルが出力されます。出力完了後、以下件名のメールで通知されます。
- 送信メールの件名:支払明細取込ファイルの出力が完了しました(DX統合パッケージ with freee販売連携オプション)
支払明細取込ファイルの出力にエラーが生じた場合
支払明細取込ファイルの出力中にエラーが生じた場合、お客様に以下件名のメールで通知されます。
- 送信メールの件名:支払明細取込ファイル出力エラー(DX統合パッケージ with freee販売連携オプション)