freee人事労務アウトソースは、給与計算・労務業務をまるごとfreeeに委託できるサービスです。
このページでは、「随時改定」について説明します。
概要
freee人事労務アウトソースのサービスでは、随時改定の情報を確認することができます。
「随時改定」のタスクは給与計算終了後に自動的に起票されます。社労士にて対応後、人事責任者にて内容を確認します。
随時改定はfreee人事労務で実施することも可能ですし、freee人事労務以外のシステム等で行うことも可能です。
事前準備
「随時改定」を行う際、書類やデータ等の事前準備は不要です。
全体の流れ
「随時改定」は、以下のStepで構成されます。
それぞれ記載されているStepを入力し、手続きを進めます。
Step | 実施者 | 実施内容 |
---|---|---|
Step1 | システム | 給与計算終了まで保留 |
Step2 | 社労士 | 随時改定の対象者の確認 |
Step3 | システム | 自動的に処理 |
Step4 | 社労士 | 随時改定の実施 |
Step5 | 社労士 | 標準報酬決定通知書のデータ登録 |
Step6~8 | オフィスセンター | オフィスセンターにて処理 |
Step9 | 人事責任者 | 随時改定の対象者の確認 |
操作手順
①「随時改定」の手続きを開始します
給与計算の終了後、毎月freeeボードのマイタスクに自動起票されます。
「随時改定」をクリックして手続きを進めます。
②ワークフローに沿って必要事項を入力します
Step1から順番に必要な入力項目が表示されます。画面の指示に従って入力を進めます。
Step1:給与計算終了まで保留(システム)
システムにて、給与計算終了時に自動的に次Stepに進みます。
Step2:随時改定の対象者の確認(社労士)
社労士にて、freee人事労務で自動検出された随時改定の対象者が表示されるため、確認します(対象者がいない場合はその旨が表示されます)。
- freee人事労務で対象となる従業員
参考ヘルプページ:社会保険料の随時改定を行う(月額変更届)- 随時改定の対象となる方 - 随時改定の対象者確認画面のサンプル
- 対象者がいる場合
- 対象者がいない場合
- 対象者がいる場合
- 随時改定の対応について、以下の3つの選択肢から選択します。選択した内容に応じて、それぞれ以下のようにワークフローが進んでいきます。
- freee人事労務で行う…Step4に進む
- freee人事労務以外で行う…Step5に進む
- 対応なし…Step9に進む
Step3:自動的に処理(システム)
システムにて、自動的に処理を行います。
Step4:随時改定の実施(社労士)
※こちらのStepはfreee人事労務で随時改定を実施する場合に表示されます。
社労士にて、画面に表示されているリンクよりfreee人事労務に移動し、随時改定の手続きを行います。
手続きが完了しましたら、freeeボードに戻り、Stepを完了します。
- freee人事労務での随時改定の操作方法
参考ヘルプページ :社会保険料の随時改定を行う(月額変更届)
Step5:標準報酬決定通知書のデータ登録(社労士)
※こちらのStepはfreee人事労務以外随時改定の手続きを行う場合に表示されます。
社労士にて、交付された標準報酬決定通知書をアップロードします。なお、標準報酬決定通知書のPDFデータのアップロードは必須となります。(こちらでアップロードした内容が後のStepで人事責任者に共有されます)
当初と手続き内容が変更されている場合や、その他申し送りがある場合、その内容をご入力ください。
Step6~8:オフィスセンターにて処理(オフィスセンター)
オフィスセンターにて、入力情報を確認します。
Step9:随時改定の対象者の確認(人事責任者)
人事責任者にて、社労士が手続きした随時改定の結果を確認します。
随時改定の対象者が存在しない場合には、その旨が表示されます。
こちらのStepを登録すると、「随時改定」は完了となります。