freee販売とfreee会計のファイルボックスの連携と連携時における挙動について記載します。
freee販売における案件及び全ての業務データがファイルボックス連携の対象となります。
- 本機能を利用する場合はfreee会計のご契約が必須となります。
freee会計の購入については「freee会計の購入方法(利用料金の支払い方法)」をご参照ください。 - freee会計のファイルボックスのご利用にあたり、アップロードできるファイル容量はfreee会計のご契約プランによって異なります。
詳しくは、「【個人】freee会計のプランについて」、「【法人】freee会計のプランについて」をご参照ください。
目次
ファイルボックスに登録された関連ファイルを追加する
関連ファイルにある[添付] よりfreee会計の「ファイルボックス」にアップロードされたファイルをfreee販売の関連ファイルとして追加することが可能です。
案件や業務データそれぞれにファイルを添付することができますが、すべて同じ操作方法になります。
ファイルをfreee販売に直接添付する操作方法は「案件や受発注情報にファイルを添付する」をご確認ください。
- 案件や業務データの一覧画面より該当する案件もしくは業務データを選択します。
- 画面下にある「関連ファイル」より[添付]→[ファイルボックスから選択]をクリックします。
- 該当するファイルを選択し、[添付]をクリックします。
- 添付が完了すると、ファイルボックスに保存しているファイルが関連付けられます。
freee販売からfreee会計のファイルボックスにファイルを新規アップロードすることも可能です。
- 案件や業務データの詳細画面下にある「関連ファイル」より[添付]→[ファイルボックスから選択]をクリックします。
- [ファイルボックス]をクリックします。
- ファイルボックス画面の[ファイルを選択]より追加したいファイルをアップロードします。
- ファイルアップロード後の手順は同様です。
freee販売の「関連ファイル」内の[添付]から[ファイルをアップロード]をクリックしてファイルをアップロードしても、freee会計の「ファイルボックス」にはファイルデータが保存されません。
ファイルボックスから追加した関連ファイルを編集する
関連ファイルは、freee販売上での表示タイトルを変更したり備考としてメモを追記することができます。
この操作は、関連ファイルの「編集」から行います。
- 該当する案件または業務データの詳細画面にて「関連ファイル」項目の[・・・]→[編集]をクリックします。
- 編集項目を入力後[保存]をクリックします。
【ファイルボックスデータの項目について】
項目 説明 表示タイトル 関連ファイルにて表示される名称を変更できます。 備考 社内用にメモを残すことができます。 - 編集したファイルを確認します。
ファイルボックスから添付した関連ファイルを解除する
- 該当する案件または業務データの詳細画面にて「関連ファイル」項目の[・・・]→[解除]をクリックします。
- [解除]をクリックします。
- 「関連ファイル」項目にて、登録されたファイルが解除されます。
関連ファイルの「解除」を行っても、freee会計のファイルボックスにアップロードされている該当ファイルのデータは削除されません。
そのため、該当ファイルのデータを削除したい場合はfreee会計のファイルボックスより削除が必要となります。
詳しい操作方法は「ファイルを削除する」をご確認ください。
業務データとファイルボックスを紐付けた際のfreee会計の挙動
全業務データ共通の挙動
freee販売の業務データに紐づいているファイルは、freee会計のファイルボックス上で「このファイルはfreee販売の業務データに添付されています」と表示されます。
freee会計に取引連携済みの業務データと紐づいている場合の挙動
freee会計との取引連携については「freee会計との連携について」をご確認ください。
freee会計に取引が作成されている業務データと紐づいている場合は、freee会計の「ファイルボックス」のファイルステータスが「取引登録済」になります。
参考ヘルプページ:ファイルボックスで絞り込み条件を設定・編集する- 利用できる絞り込み条件
電子帳簿保存法に関連する留意点
電子帳簿保存法(以下電帳法とする)に対応したファイル保存方法
紙で授受した書類のスキャナ保存や、電子で授受した書類の電子保存を行う場合は、freee会計のファイルボックス機能が必要となります。
[ファイルボックスから選択]をクリックして保存することで電帳法に対応することができます。
関連ファイルから[ファイルをアップロード]を選択してファイルデータをアップロードした場合、電帳法には対応できません。
紙で授受した書類のスキャナ保存や、電子で授受した書類の電子保存を行いたい場合は、freee会計のファイルボックス機能をご利用ください。
[ファイルをアップロード]は、会計に関連する書類以外の保存・管理(例:提案書、仕様書など)にご利用いただくことができます。
書類と仕訳の相互関連性について
スキャナ保存かつ重要書類に該当する書類は、書類と仕訳の相互関連性が必要とされています。
freee販売とfreee会計を併用して相互関連性を満たす運用については、以下をご参考ください。
-
freee販売の売上/仕入とfreee会計の連携を両方ONにしている場合
書類ファイルの添付を行う際に、freee販売の売上/仕入データから、もしくはfreee販売の売上/仕入データと紐づいている業務データにファイルをアップロードしてください。
売上/仕入以外の業務データにファイルをアップロードする場合、ファイルが売上/仕入データと紐づいているか確認できる状態を担保してください。 -
freee販売とfreee会計の連携をOFFにする場合
freee会計連携をOFFにする場合は、freee会計上で、取引とファイルボックスの紐付けを行い、取引と書類が紐づいている状態を担保してください。
上記以外の運用を行う場合、運用によって電帳法の要件を満たすかどうかの個別判断が必要となります。
ご不安やご不明な点がある場合は、税理士や税務署へご相談ください。
また、freee会計のファイルボックスを利用して電帳法対応を行う際は、「取引先とやり取りした各種帳票類をファイルボックスで管理する(電子帳簿保存法)」もあわせてご確認下さい。