受取請求書では、差し替え前の書類やごみ箱へ移動した書類の確認を行えることで、真実性の要件に対応していますが、オプションとしてタイムスタンプ機能を有効にすることで、より真実性を増してご利用できます。
このページでは、タイムスタンプ機能について説明します。
本オプション機能の新規提供は終了しました。なお、既存契約のユーザーは引き続き利用可能です。
タイムスタンプとは
電子帳簿保存法における「タイムスタンプ」とは、下記の2点を証明するものと定義されています。
- タイムスタンプが付与された時刻以前に、その電子文書が存在していたこと
- その時刻以降に、当該文書への改ざんが行われていないこと
タイムスタンプの発行は公式に認定を受けた時刻認証業務認定事業者(TSA認定事業者)のみが行うことができ、受取請求書では認定事業者である「アマノセキュアジャパン株式会社」にタイムスタンプ発行を委託しています。
※オプション契約が有効化されたタイミングより、取り込み書類に対するタイムスタンプ付与が自動で行われるようになっています。
タイムスタンプメニュー
電子帳簿保存法の「真実性の要件」を満たすためには、書類データが電子保管されたタイミング、または書類保管時から2ヶ月と7営業日以内にタイムスタンプを付与する必要があります。
受取請求書の[タイムスタンプ]メニューでは、下記の機能を利用できます。
タイムスタンプに関する情報の確認
[キャビネット]メニュー→[タイムスタンプ]では、タイムスタンプに関する情報を一覧で確認することができます。
確認可能な項目
項目 | 概要 |
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書類プレビュー |
書類をプレビュー表示することができます。 |
書類タイプ | キャビネットで指定された書類タイプを表示します。 |
取引先 | 書類が紐づく取引先を表示します。 |
取引先カナ名 |
取引先のカナ名を表示します。 |
タイムスタンプ付与日時 | 書類データにタイムスタンプが付与された日時を表示します。 |
タイムスタンプ有効期限日時 | 付与済みのタイムスタンプの有効期限を表示します。 |
タイムスタンプステータス | タイムスタンプの有効性ステータスを表示します。 |
タイムスタンプ検証日時 | タイムスタンプに対する検証が行われた日時を表示します。 |
タイムスタンプ無効理由 | タイムスタンプが無効と判定された理由を表示します。 |
その他書類関連情報 |
必要に応じて、下記書類関連情報を表示させることが可能です。
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タイムスタンプの検証
検証機能では、選択した書類に対して下記の項目を検証することができます。
- タイムスタンプが付与されているかどうか
- 付与されたタイムスタンプが有効か
- タイムスタンプの付与後にファイルが改善されていないか
タイムスタンプ検証機能を利用するには、検証したい書類を選択し[一括操作]→[検証]をクリックします。
検証結果に基づいて「タイムスタンプステータス」などの情報が更新されます。
タイムスタンプの付与
選択した書類が下記条件の場合、タイムスタンプを手動で付与することができます。
- タイムスタンプがまだ付与されていないデータであること
- 書類の取り込み日時が75日以内※のデータであること
※電子帳簿保存法で定められている「書類保管時から2ヶ月と7営業日以内」の条件に対応するための条件となります。
タイムスタンプ付与機能を利用するには、タイムスタンプを付与したい書類を選択し[一括操作]→[タイムスタンプ付与]をクリックします。
確認画面で[一括付与]をクリックすると、該当の書類にタイムスタンプが付与され「タイムスタンプステータス」などの情報が更新されます。
タイムスタンプの確認方法
タイムスタンプを下記手順で確認する事ができます。
確認したいPDFファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを「Adobe Acrobat leader」で開きます。
右上[署名パネル]をクリックします。
詳細画面からタイムスタンプの内容を確認する事ができます。