受取請求書では、取引先がインボイス制度に対応した事業者番号を取得しているかどうか、国税庁が提供しているAPIを使って自動で照会を行うことができます。
このページでは、「インボイス対応状況の照会機能」について説明します。
インボイス対応状況の照会機能とは
取引先のインボイス制度への対応状況を、法人番号やインボイス登録番号をもとに自動で紹介する機能です。
国税庁が提供しているAPIを活用し照会作業を自動化しているため、1件ずつヒアリングを行う必要がなく、管理工数を省略することができます。
インボイス対応状況の照会手順
下記手順で、取引先がインボイス制度に対応した事業者番号を取得済みかどうかを紹介することができます。
取引先毎の照会手順
- 取引先マスタ上で、取引先の法人番号またはインボイス番号を入力します。
※各種番号は、必要に応じて入力欄右上にリンクのある国税庁ウェブサイト上で検索してコピー&ペーストしてください。 - [同期して更新]をクリックすると、「法人/インボイス番号」欄の下に「照会済」のステータスが表示されます。
一括での照会手順
- 取引先一覧画面右上の[照会]ボタンをクリックします。
- 「照会結果に応じてデータを自動更新しますがよろしいですか」というダイアログが表示されたら[OK]をクリックします。
- 適格請求書事業者としての登録が確認されたら、「国税登録名」欄に自動で登録者名が反映され、対応状況ステータスが「照会済」に変更されます。
- 下記条件の場合、[請求書/キャビネット]メニュー内でのデータ追加時に、インボイス番号の照会/登録が可能です。
・請求書にインボイス番号の記載がある
・既存取引先情報にインボイス番号が登録されていない- 下記表示されましたら、「OK」をクリックします。
- インボイス番号を確認し、正しければ「更新」をクリックすると、取引先にインボイス番号と照会状況が反映されます。
- 下記表示されましたら、「OK」をクリックします。
※ APIによる照会完了後、番号未取得の場合や登録情報の整合性が確認できない場合、ステータスは「照会中」となります。
インボイス対応状況のステータス
ステータス | 説明 |
---|---|
照会中 |
国税庁APIを使って照会を行う場合に使用するステータスです。 ※照会完了後、番号未取得の場合や整合性が確認できない場合には照会中のままとなります。 |
照会済 | 国税庁APIを使って照会を行い、インボイス制度対応事業者の確認が取れた場合は自動でこのステータスに切り替わります。 |