Part3では、[Part1] 3. 従業員を登録する で登録した従業員に対し、
給与計算や勤怠管理に必要な従業員情報を設定します。
このページでは、従業員情報の設定に不可欠な「年月ナビゲーション(年月ナビ)」
について理解し、データを正しく設定できるようにします。
目次
目的
従業員情報の設定で不可欠な「年月ナビ」の概要をおさえます。
また、データの仕組みにもとづいた年月ナビの操作ポイントや
初期設定の対象年月をあわせて確認します。
※本ページの内容は、[Part3] の操作全編に関わるため、必須で確認しましょう。
Step1. 年月ナビゲーション(年月ナビ)とは何かを知る
年月ナビゲーション(通称「年月ナビ」)は、
[従業員]や[勤怠]、[給与明細][賞与明細]メニューの画面上部にあり、
どの年月のデータを表示するかを切り替えるツールです。
freee人事労務では、月ごとに給与を計算するために、
従業員や勤怠、給与明細のデータを月単位で管理します。
(※賞与は月ごとに計算しないものの、どの年月に支払うかを月単位で管理します。)
[従業員]や[勤怠]、[給与明細]などのメニューでは、年月ナビ上で下記の操作を行うことで、
月ごとの従業員情報を確認・設定します。
- [1月][2月]…をクリックして月を切り替え
- 最左や最右にあるグレー矢印(←/→)をクリックして年を切り替え
Step2. 従業員情報の設定時のポイントを知る
Part3では、給与計算に必要な情報を従業員ごとに設定していきます。
その際、従業員情報のデータの仕組みに基づいて、下記の3つのポイントをおさえて操作します。
重要)従業員情報の設定時 3つのポイント
- A. 年月ナビは「給与を支払う月」で選択します。
- B. 原則として、変更操作した支払い月以降のデータに変更が反映されます。
- C. 年月の早い方から設定します。
- 年月の早い方から設定すれば、必要な情報を手戻りなくデータに反映できます。
- 年月の早い方から設定すれば、必要な情報を手戻りなくデータに反映できます。
ポイントA〜Cを抑えて操作してなお、データにうまく反映されない場合は、
補足2:変更が反映されない場合の理由と対応 をご参照ください。
Step3. ポイントの解説を確認する
以下では、前述のポイントA〜Cに対してそれぞれ解説します。
設定時のイメージをつかむためにも、確認することをおすすめします。
解説の目次
(解説をスキップする場合は、Step4. 初期設定を行う対象年月を確認する へ進みます。)
「ポイント」の解説
ポイントA. 年月ナビは「給与を支払う月」で選択
年月ナビでは、給与を支払う月で表示されるため、それを前提に年月を選択します。
下表で、締め日支払い日別に、選択した年月 × 表示されるデータのイメージを確認できます。
事業所の設定に近い行をご参照ください。
締め日支払い日 | 選択した年月 × 表示されるデータの例 | |
---|---|---|
従業員情報と勤怠 | 給与明細 | |
15日締め・当月25日払い |
|
同左 |
末日締め・翌月10日払い |
|
同左 |
末日締め・当月25日払い | 月給の場合
|
|
時給・日給の場合
|
同左 |
上表内「末日締め・当月25日払い」の場合の注釈について
※1:支払い日が締め日より早い(例:末日締め当月25日払いなど)かつ月給の場合、
残業手当や勤怠控除などは、勤務実績などを1つ前の期間のデータを参照して計算します。
※2:日給・時給の場合、当月払いで設定しても、翌月払いで計算されます。
※1・※2ともに、詳細は下記セクションでご確認ください。
→ 補足1:支払い日が締め日より早い(例:末日締め当月25日払いなど)場合のデータの反映
ポイントB. 原則として、変更操作した支払い月以降のデータに変更が反映されます。
下記の例1のように、変更操作した支払月以降のデータが変更されます。
例1)2023年10月支払い分から基本給を変更する場合
- 年月ナビで2023年「10月」を選択し、基本給を変更。
- → 変更は、2023年10月支払い分以降に反映される。
2023年9月支払い分以前は反映されない。
上記例を図で表すと次のようになります。
給与支払月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
データの |
- | - | - | - | - | - | - | - | - |
①30万円 |
- | - |
基本給の |
30万円 |
31万円 |
詳細は下記をご参照ください。
→ 補足1:支払い日が締め日より早い(例:末日締め当月25日払いなど)場合のデータの反映
ポイントC. 年月の早い方から変更を入れます。
ポイントBの通り、変更を入れた支払月以降のデータに変更が反映されます。
そのためfreeeでの給与計算を開始する年月より前の年月の従業員情報を設定する場合、
一番古い期間のデータから時系列順に設定します。
ポイントA〜Cを抑えて操作してなお、データにうまく反映されない場合は、
補足2:変更が反映されない場合の理由と対応 をご参照ください。
Step4. 初期設定を行う対象年月を確認する
「従業員情報の設定時の3つのポイント」をおさえた上で、
事業所の状況に応じて、freeeで給与計算を行うために従業員情報の設定が必要な年月を確認します。
事業所の状況に近い方のパターンへ進みます。
パターン
事業所として初めて給与計算する場合
- 年月ナビで「freeeを使った給与計算を始めたい給与支払い月」を選択して設定します。
例)締め日支払い日 | 例)freeeでの給与計算は いつ分から? |
例)年月ナビの選択 |
---|---|---|
末日締め翌月10日払い | 6/1〜6/30勤務分(7/10支払い分)から | 「7月」を選択して設定する |
15日締め当月25日払い | 5/16〜6/15勤務分(6/25支払い分)から | 「6月」を選択して設定する |
末日締め当月25日払い | 月給
|
「5月」を選択して設定する ※割増賃金や勤怠控除が、 |
時給・日給
|
「7月」を選択して設定する ※時給・日給は、自動的に翌月払い |
設定する年月を確認できたら、Step5. 従業員情報の設定へ進む へ進みます。
事業所としてこれまでに給与支払いがある場合
事業所としてこれまでに給与支払いがある場合、
過去の特定の月の給与計算内容と一致するかを確認する「給与計算検証」を行います。
給与計算検証の実施を前提に、従業員情報の設定をどの年月から設定するかは、
「検証月以前の過去データを設定するかどうか」によって異なります。
従業員情報の過去データは、freee人事労務をマスタとして情報を持っておきたい場合に設定します。
設定の対象年月のパターン
検証月以前の過去データを設定しない場合
- 年月ナビで「給与計算の検証を行う支払い月」を選択し、従業員情報を設定します。
- 検証月は、freee人事労務を使った給与支払いを開始する前月か前々月です。
- ※給与額の改定が行われた月(4月など)は避けることをおすすめします。
基本給が変わった月の給与は、時間外手当の計算に旧基本給の金額を
使っている場合があり、給与の確認が難しくなるためです。
- ※給与額の改定が行われた月(4月など)は避けることをおすすめします。
例)締め日支払い日 | 例)給与計算の検証月は? | 例)年月ナビの選択 |
---|---|---|
末日締め翌月10日払い | 6/1〜6/30勤務分(7/10支払い分) | 「7月」を選択して設定する |
15日締め当月25日払い | 5/16〜6/15勤務分(6/25支払い分) | 「6月」を選択して設定する |
末日締め当月25日払い | 月給
|
「5月」を選択して設定する ※割増賃金や勤怠控除が、 |
時給・日給
|
「7月」を選択して設定する ※時給・日給は、自動的に翌月払い |
設定する年月を確認できたら、Step5. 従業員情報の設定へ進む へ進みます。
検証月以前の過去データを設定する場合
- 過去データを設定する場合、その年の1月支払い分から設定するケースが多いです。
-
年月ナビで「その年の1月を選択」し、従業員情報の設定を開始します。
- ※設定順序は「最も古い年月から順に」行います。
仮に「検証月→最も古い年月」のような順で設定した場合、
「設定したが思ったように反映されない」といった状況が発生しやすくなります。
- ※設定順序は「最も古い年月から順に」行います。
例)締め日支払い日 | 例)いつ分の給与から設定を反映? | 例)年月ナビの選択 |
---|---|---|
末日締め翌月10日払い | 12/1〜12/31勤務分(1/10支払い分) | 「1月」を選択して設定を開始する (1月→2月→...の順で設定) |
15日締め当月25日払い | 12/16〜1/15勤務分(1/25支払い分) | 「1月」を選択して設定を開始する (1月→2月→...の順で設定) |
末日締め当月25日払い | 月給
|
「12月」を選択して設定を開始する ※割増賃金や勤怠控除が、 |
時給・日給
|
「1月」を選択して設定する ※時給・日給は、自動的に翌月払い |
設定する年月を確認できたら、Step5. 従業員情報の設定へ進む へ進みます。
Step5. 従業員情報の設定へ進む
これで、年月ナビについての確認が完了しました!
次のページから、各役員・従業員の従業員情報を設定していきます。
最初の設定 [Part3] 2. 本人情報を設定する へ進みましょう。
従業員情報の設定時3つのポイント(おさらい)
- A. 年月ナビは「給与を支払う月」で選択します。
- B. 原則として、変更操作した支払い月以降のデータに変更が反映されます。
- C. 年月の早い方から設定します。
- 年月の早い方から設定すれば、必要な情報を手戻りなくデータに反映できます。
補足1:支払い日が締め日より早い(例:末日締め当月25日払いなど)場合のデータの反映
支払い日が締め日より早い場合、
その他の締め日支払い日とは データの反映のしかたが異なります。
また支払い日が締め日より早い場合の中で、
給与形態(月給・時給・日給)に応じて、データの反映のしかたが異なります。
月給の場合
- 支払い日が締め日より早い場合かつ、月給の従業員の場合、
次のように給与を計算します。
- 残業代や勤怠控除は、
【1つ前の賃金計算期間の 従業員情報 × 勤怠データ】で計算されます。 - それ以外のデータは、
【通常の賃金計算期間の 従業員情報】で計算されます。
- 残業代や勤怠控除は、
- そのため、基本給などの従業員データは、通常時の1つ前の期間から設定します。
- 下記の例2で、データ反映のイメージを確認できます。
例2)末日締め当月25日払いの月給の従業員で、2023年7月支払い分から基本給を変更した(②)場合
- → 基本給の変更は、2023年7月支払い分以降に反映される。
ただし残業代・勤怠控除の計算における基本給は、2023年8月支払い分〜反映される
(残業代・勤怠控除は、前月の従業員情報と勤怠データで計算するため)
上記例を図で表すと次のようになります。
給与支払月 | 1 月 |
2 月 |
3 月 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
8 月 |
9 月 |
10 月 |
11 月 |
12 月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
賃金計算 |
1/1 ~31 |
2/1 ~28 |
3/1 ~31 |
4/1 ~30 |
5/1 ~31 |
6/1 ~30 |
7/1 ~30 |
8/1 ~31 |
9/1 ~30 |
10/1 ~31 |
11/1 ~30 |
12/1 ~31 |
残業手当と 勤怠控除の 期間 |
12/1 ~31 |
1/1 ~31 |
2/1 ~28 |
3/1 ~31 |
4/1 ~30 |
5/1 ~31 |
6/1 ~30 |
7/1 ~30 |
8/1 ~31 |
9/1 ~30 |
10/1 ~31 |
11/1 ~30 |
データの 更新操作 |
- | - | - | - | - | - |
②30万円 →32万円 |
- | - | - | - | - |
基本給の データ |
30万円 (変更②は反映されない) |
32万円 (変更②が反映される) |
||||||||||
残業代や |
基本給30万円と 前月の勤怠データをもとに計算 (変更②は反映されない) |
基本給32万円と 前月の勤怠データをもとに計算 (変更②が反映される) |
時給または日給の場合
- 支払い日が締め日より早い場合かつ、時給または日給の従業員の場合、
次のように給与を計算します。
- 残業代、勤怠控除を含むすべての給与は、
【通常の賃金計算期間の 従業員情報 × 勤怠データ】で計算されます。 - ただし「通常の賃金計算期間」は、自動的に「翌月払い」として計算されます。
- 当月払いの設定であっても、支払い日が締め日より早いと勤怠に紐づく計算は
当月中に行えないため、翌月払いとして計算される仕様です。
- 当月払いの設定であっても、支払い日が締め日より早いと勤怠に紐づく計算は
- 残業代、勤怠控除を含むすべての給与は、
- 下記の例3で、データ反映のイメージを確認できます。
例3)末日締め当月25日払いの時給の従業員で、2023年7月支払い分から基本給を変更した(③)場合
- 基本給の変更は、2023年7月支払い分以降に反映される。
- 賃金計算期間は、自動的に前月の期間となっている
- 例:7月支払い分の場合 かつ
月給の場合 → 賃金計算期間は7/1〜7/31(割増や勤怠控除は6/1〜6/30)
時給の場合 → 賃金計算期間は6/1〜6/30(割増や勤怠控除も6/1〜6/30)
- 例:7月支払い分の場合 かつ
上記例を図で表すと次のようになります。
給与支払月 | 1 月 |
2 月 |
3 月 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
8 月 |
9 月 |
10 月 |
11 月 |
12 月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
賃金計算 期間 ※1 |
12/1 ~31 |
1/1 ~31 |
2/1 ~28 |
3/1 ~31 |
4/1 ~30 |
5/1 ~31 |
6/1 ~30 |
7/1 ~30 |
8/1 ~31 |
9/1 ~30 |
10/1 ~31 |
11/1 ~30 |
データの 更新操作 |
- | - | - | - | - | - |
③ 1,000 円 ↓ 1,100 円 |
- | - | - | - | - |
基本給の データ |
1,000円 (変更③は反映されない) |
1,100円 (変更③が反映される) |
||||||||||
給与 ※2 |
基本給1,000円と 賃金計算期間の勤怠データをもとに計算 (変更③は反映されない) |
基本給1,100円と 賃金計算期間の勤怠データをもとに計算 (変更③が反映される) |
※2…残業代や勤怠控除を含みます
※ Step3.「ポイント」の解説 からこの補足へ進んできた場合は、
今いるブラウザのタブを閉じて元のステップに戻りましょう。
元いたタブを閉じてしまった場合、Step3.「ポイント」の解説 から戻ります。
補足2:変更が反映されない場合の理由と対応
従業員情報を変更したがデータに反映されない場合、次の可能性があります。
可能性1. 操作ミスがある
- freeeに慣れていない方にとくによくあるミスで、以下の操作ミスの可能性があります。
-
a. 以前の変更時に、正しく年月を選択できていなかった
- 年月ナビを操作せずに変更していた、
- 年月ナビを操作したが誤った年月を選択していた、
などで、他の年月を変更している可能性があります。
-
b. 以前の変更時に、[保存]ボタンをクリックしていなかった
- 変更操作しても、保存しなければ反映されません
-
a. 以前の変更時に、正しく年月を選択できていなかった
可能性2. 操作順の影響を受けている
- ポイントC「年月の早い方から」に沿わない変更があった場合、操作順の影響を受け、
変更してもうまく反映されないことがあります。 - 具体的には、以下の場合があります。
a. ある項目の変更後、より遡った支払い月で同じ項目に変更を入れた場合、
すでに変更済みの年月には反映されません。
- 下記の例4のように、すでに変更された年月に被る形で、より遡った年月から変更を入れても、すでに変更された年月に変更は反映されません。
- そのため、ポイントBのとおり、過去分のデータは年月の早い方から設定します。
- 新しい方から設定すると、設定ミスが発生しやすくなってしまいます。
例4)先に①2023年10月支払い分からの変更、後で②同年4月支払い分からの変更、の順で
基本給を変更した場合
- ①の変更
- 2023年10月支払い分以降に反映される。2023年9月以前には反映されない。
- ②の変更
- 2023年4月〜9月支払い分のみ反映される。
- 先に①の変更があった2023年10月支払い分以降には反映されない。
上記例を図で表すと次のようになります。
給与支払月 | 1 月 |
2 月 |
3 月 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
8 月 |
9 月 |
10 月 |
11 月 |
12 月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
データの |
- | - | - | ②30万円 →30.5万円 |
- | - | - | - | - |
①30万円 |
- | - |
基本給の |
30万円 |
30.5万円 |
31万円 |
b. ある項目をX→Y→Xのように2回変更・保存した後、より遡った支払い月で同じ項目に変更を入れても、一度変更されたことのある年月には反映されません。
- 下記の例5のように、一度変更されたことのある年月に重なる形で、より遡った年月から変更を入れても、すでに変更された年月のデータに変更は反映されません。
- それまでの年月と同じ値の設定になっていたとしても、変更は反映されません。
- そのため、ポイントBのとおり、過去分のデータは年月の早い方から設定します。
新しい方から設定すると、設定間違いが発生しやすくなってしまいます。
例5)先に③2023年10月支払い分からの変更、④「変更③」を取り消すような変更、
後で⑤同年4月支払い分からの変更、の順で基本給を変更した場合
- ③の変更
- 2023年10月支払い分以降に反映される。2023年9月以前には反映されない。
- ④の変更
- 2023年10月支払い分以降に反映される。2023年9月以前には反映されない。
- ⑤の変更
- 2023年4月〜9月支払い分のみ反映される。
- 先に③・④の変更があった2023年10月支払い分以降には反映されない。
上記例を図で表すと次のようになります。
給与支払月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4 月 |
5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10 月 |
11 月 |
12 月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
データの |
- | - | - | ⑤30万円 →30.5万円 |
- | - | - | - | - |
③30万円 ④31万円 |
- | - |
基本給の |
30万円 |
30.5万円 |
30→31→30万円 |
可能性3. 支払い日が締め日より早いことによる影響を受けている
補足1:支払い日が締め日より早い(例:末日締め当月25日払いなど)場合のデータの反映 をご参照ください。
補足を確認できたら、元いたステップへ戻ります。
補足3:住民税データの反映期間
- 従業員情報として設定するデータの1つに、住民税があります。
-
住民税セクションの項目のみ、
同じ年度内であれば、どの年月を選択しても、同じ設定で表示されます。
- 住民税の年度は当年6月〜翌年5月です。
- もし年度の途中で住民税の設定を変更した場合、設定時のポイントA〜Cとは異なり、
その年度内の遡った年月にも反映されます(下記の例6)。
- ※この仕様は住民税セクションの項目のみであるため、
住民税以外の通常の従業員情報は、前述の「設定時のポイントA〜C」に沿って設定します。
- ※この仕様は住民税セクションの項目のみであるため、
例6. 15日締め当月25日払いの事業所で、10/1に従業員が入社した場合に、
10月支払い分から住民税を変更した場合
- ※◯月分の住民税は、◯月に支払う給与から控除します。
(例4であれば、10月分の住民税は10月支払い分(10/1〜10/15勤務分)から控除します。)
上記例を図で表すと次のようになります。
給与支払月 | 6月~9月 | 10月 | 11月~翌年5月 | 6月 | 7月 | 8月 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
データの 更新操作 |
- | - | - | - | 6月〜9月: 0円(変更なし) 10〜翌年5月: 0円→8,500円 |
- | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
住民税の データ |
・6 月 〜 9 月:0円 ・10月〜翌年5月:8,500円 (※変更が当年度のすべての年月(6月〜翌年5月)に反映される) |
・6月〜翌年5月:0円 (変更は翌年度のため 反映されない) |
補足を確認できたら、Step5. 従業員情報の設定へ進む へ戻ります。