freeeの経費精算機能を使えば、カンタンに経費の申請・承認・精算を行うことができます。
iOS版 freee経費精算アプリでは、経費の申請とその承認までをモバイル上で行うことができます。
いつでも・どこでもできる経費精算機能を活用して、さらにバックオフィス業務を効率化しましょう。
目次
経費精算を申請する
従業員の方は、経費の精算を申請できます。
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iOS版 freee経費精算を開き、ログインします。
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[申請]メニューをタップします。
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画面右上の[+]をタップします。
- 「申請タイトル」「申請経路」等を入力し、[申請行〇追加]をタップします。
購買申請などの事前申請がある場合は、[事前申請を選択]から紐付けることができます。
詳しくは、本ページの「経費申請時に事前申請を紐付ける」をご確認ください。
※「*」が付いていない項目は任意入力です。
「申請経路」の項目はご利用のプランによって、仕様や挙動が次のとおり異なります。
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申請経路を設定できないプランをご契約の場合:
「指定なし」または「承認者を指定」のいずれかを選択することができます。
※「申請経路:承認者を指定」の選択した申請のみ経費精算機能を利用できます。 -
申請経路を設定可能なプランをご契約の場合:
「指定なし」や「承認者を指定」に加え、あらかじめ独自の申請経路を作成しておくことで、当該経路を選択することができます。
詳細は「経費などの申請経路を設定する」をご覧ください。
※ あらかじめfreee人事労務との部門・役職連携および申請経路の設定が完了している場合は、部門役職指定経路の選択をすることもできます。
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申請経路を設定できないプランをご契約の場合:
- 追加方法を選択します。
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領収書から追加:
ファイルボックスに保存された領収書から追加します。 -
交通経路から追加:
駅すぱあと連携機能を利用して、検索された経路から交通費を申請することができます。
詳細は本ページの「駅すぱあと連携し申請する場合」をご覧ください。 -
交通カード履歴から追加:
交通系ICカードから読み込まれた利用履歴から追加します。
詳細は「【iOS】交通系ICカードで交通費の精算を行う」をご覧ください。 -
予定から追加:
iOS標準の「カレンダー」アプリに一定の条件で登録されたカレンダー予定から明細行を追加します。
詳細は「【iOS】予定から交通費の経費申請を行う」をご覧ください。 -
日付からまとめて申請:
同内容の明細行を日付別に一括追加したい場合に利用します。詳細は「【iOS】日付でまとめて経費申請を行う」をご覧ください。 -
手動で入力:
明細行の各項目を手動で入力する場合に選択します。
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領収書から追加:
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申請内容となる申請行を入力します。
「金額」「内容」の他、必要に応じて「日付」「経費科目」の各項目を入力します。-
経路から交通費を申請する場合:
駅すぱあと連携機能を利用して、検索された経路から交通費を申請することができます。
詳細は本ページの「駅すぱあと連携し申請する場合」をご覧ください。 -
領収書等を申請に添付する場合:
[領収書を添付]をタップして、領収書(画像)の添付方法を選択します。-
カメラで撮る:
領収書等を端末のカメラで直接撮影します。 -
アルバムから読み込む:
端末に保存された画像から領収書等を選択します。 -
ファイルボックスから選ぶ:
すでにファイルボックスにアップロードされているファイルから選択します。ファイルを新たに撮影、アップロードする場合は、[登録]をタップすることでアップロードされます。
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カメラで撮る:
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経路から交通費を申請する場合:
- 追加したい経費明細が他にもある場合は[+明細追加]をタップします。
- 画面下部の[申請]をタップします。
承認者には、経費精算が申請されたことの通知がメールで届きます。
※承認者が iOS版freee経費精算アプリをインストールしている場合はプッシュ通知も届きます。
経費申請を承認・却下する
申請された経費申請を処理(承認・却下・コメント)できます。
- iOS版 freee経費精算アプリを開き、ログインします。
- [申請]メニューをタップします。
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画面上部の[申請中]タブに切り替え、処理する経費精算をタップします。
申請者に伝えたい事項(修正依頼や内容の確認など)がある場合は、[コメントを追加]項目をタップし、コメントを投稿します。 - 申請内容の画面最下部から、この申請に対する[差戻し][承認][却下]をすることができます。
駅すぱあと連携し申請する場合
経費申請で特に交通費申請を行う場合、駅すぱあと連携機能を活用することで、これまでの経費申請/承認をより簡単・正確に行うことができるようになります。
本機能によって、申請者の方は証憑を準備する手間を、承認者の方は提出された証憑の確認に要する手間を低減することが可能です。
操作方法
- iOS版freee経費精算アプリを立ち上げ、[申請]メニュー →画面右上の[+]をタップします。
- 申請に必要な情報をあらかじめ入力し、[申請行〇追加]をタップします。
- [交通経路から追加]をタップします。
[手動で入力]→申請行の[交通経路を選択]でも経路の検索・追加ができます。
- 利用した交通手段に応じて[電車のみ]タブ または[電車・バス]タブを選択し、[出発][到着]項目に出発駅・到着駅を入力して[経路検索]をタップします。
「詳細設定」から、経路検索の各種オプションを選択することができます。
なお、[電車のみ]または[電車・バス]を選択した場合で表示されるオプションが異なります。詳しくは、本ページの「経路の選択における詳細設定」をご確認ください。 - 表示された経路候補の中から、今回利用した経路を特定します。
「金額」から片道/往復のどちらかを選択し、[この経路を選択]をタップします。
※ 定期区間控除の設定が有効になっている場合、定期区間が控除された経路には「定」マークが表示され、定期区間控除後の金額が表示されます。
- 手順5で選択した経路の情報が自動的に入力されます。
申請内容に問題がなければ、画面下の[申請]をタップします。
※申請行の[日付]項目には交通機関を利用した日を入力します。
誤った経路を選択した場合は[経路をクリア]から選択された経路を削除し、再選択することができます。
経路の選択における詳細設定
「詳細設定」から、経路検索の各種オプションを選択することができます。
各種オプションについては次のとおりです。
「電車のみ」を選択した場合
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定期区間:
freee人事労務で定期区間を設定している場合、定期区間が表示されます。設定等の詳細は「交通費の経費精算で定期区間控除を行う」をご確認ください。 -
運賃:
「ICカード優先」「通常運賃」のいずれかを選択できます。 -
特急料金:
「指定席優先」「自由席優先」「グリーン席優先」のいずれかを選択できます。 -
新幹線を含む、有料特急を含む:
経路検索に「新幹線」や「有料特急」を含めて検索するかを指定できます。
「電車・バス」を選択した場合
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定期区間:
freee人事労務で定期区間を設定している場合、定期区間が表示されます。設定等の詳細は「交通費の経費精算で定期区間控除を行う」をご確認ください。 -
運賃:
「ICカード優先」「通常運賃」のいずれかを選択できます。 -
特急料金:
「指定席優先」「自由席優先」「グリーン席優先」のいずれかを選択できます。 -
新幹線を含む、有料特急を含む、高速バスを含む、連絡バスを含む、路線バスを含む:
経路検索に「新幹線」、「有料特急」、「高速バス」、「連絡バス」、「路線バス」を含めて検索するかを指定できます。
注意事項
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検索対象として使用できる交通手段:
本機能で対応している交通手段は電車・有料特急のみです。空路は対象外です。 -
検索結果の修正:
不正な経費申請を防止するため、検索候補から選択した金額を編集することができません。
編集が必要な場合は手動にて入力してください。 -
日付による交通費変動がある路線の場合:
経路検索は経費項目の入力欄にある「日付」をもとに候補を表示しています。そのため日付によって金額が変動する経路を登録した場合には、後から日付の修正を行っても金額の自動反映がされません。日付を変更した場合は、再度経路の検索を行ってください。
経費申請時に事前申請を関連付ける
事前準備
購買申請や各種申請から、関連付けをする申請を事前に作成する必要があります。
これらの申請方法については「決済を伴う稟議の申請・承認を行う(購買申請)」または「独自の承認・申請フォームを作成し利用する(各種申請)」をご確認ください。
事前申請を関連付ける
- 本ページの「経費精算を申請する」の手順1~3と同じ順序で申請の入力画面を表示します。
- [事前申請を選択]をタップします。
- 「事前申請」画面で紐付け可能な申請が表示されるので、紐付けたい申請をタップします。
- 申請をタップすると経費申請画面に戻り、「事前申請が関連付けられました」のメッセージが表示され、事前申請の関連付けが完了します。
なお、事前申請の内容を確認する場合は右側のアイコンをタップし、申請を削除したい場合は[関連申請を解除]をタップします。
申請申請の消化率を超えた場合
「申請制限の設定」画面で経費精算を[アラートのみ]または[申請禁止]に設定している場合、関連付けた購買申請の消化率が上限を超えるとアラートが表示されます。
なお、申請制限の設定についてはWeb版のfreee会計から設定が可能です。設定方法については「申請制限の設定をする」をご確認ください。
参考
レシート撮影と同時に経費申請を行う
レシート等の撮影後、そのまま経費申請を行うことができます。
詳しくは「【iOS】レシート類をスマホのカメラで取り込む - アプリ版 freee経費精算で撮影する」をご覧ください。
※ 申請するメンバーが「経費精算」の「作成」権限を有し、かつ、「電子帳簿保存電子帳簿保存対応」設定が「保存しない」となっている必要があります。
デフォルトで入力される部門を設定する
経費精算の新規作成画面にて、デフォルトで入力される部門を設定することができます。
部門のデフォルト設定の手順は次のとおりです。
- 経費精算の「新規作成」画面を開きます。
- 「部門」欄を選択し、デフォルト指定したい部門をタップします。
- デフォルトの部門として選択するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[選択する]をタップします。
過去の申請内容をコピーする
過去の申請内容をコピーして新たな申請を作成することも可能です。
- 経費精算のコピー元となる過去の申請画面を表示します。
- 必要に応じてコピーされた申請内容を変更し、申請を行います。
申請内容を簡単に入力する
経費申請の「申請タイトル」「備考」「内容」項目を、過去の申請内容やカレンダー予定の内容から簡単にコピーできるようになりました。
※カレンダー予定内容のコピーは、iOS標準「カレンダー」アプリにのみ対応しており、iOS版 freee経費精算アプリに対するアクセス権限の付与が必要となります。
各項目をタップすると[最近使った○○]タブと[カレンダーから参照]タブが表示されます。
候補表示された内容をタップすることで、簡単に申請内容の入力を行うことができます。
入力項目の必須/任意設定の適用について
Web版 freee会計の「申請フォームの設定」 → 「入力項目の必須/任意設定」で設定した設定は、iOS版 freee会計アプリの「経費精算」機能においても有効になります。
【入力項目の必須/任意設定の仕方】
「入力項目の必須化を行う(経費精算/支払依頼) - 設定方法」をご参考に、Web版 freee会計から設定を行うことができます。
【アプリにおける挙動について】
適用した設定内容は、iOS版 freee経費精算の経費精算画面において次のように反映されます。
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必須:
項目名の横に「*」が表示され、必須の入力項目となります。 -
任意:
項目名のみが表示され、任意の入力項目となります。 -
使用しない(非表示):
当該項目は画面上に表示されません。