※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
「代替休暇付与機能」によって算出された代替休暇を付与する方法を解説します。
代替休暇付与機能とは
月60時間などを超えた時間外労働に対して、代替休暇を付与する機能です。
※ 事前設定は「月60時間超過の時間外労働に対して代替休暇を付与する方法(代替休暇付与機能)」のヘルプページをご覧ください。
代替休暇に換算された割増残業時間は、データ出力(エクスポート)やカスタムデータ項目の「代替休暇換算済時間」で確認できます。
※ 詳細は「代替休暇に換算された割増残業時間の確認方法(代替休暇付与機能)」のヘルプページをご覧ください。
本機能の利用上の注意事項は「月60時間超過の時間外労働に対して代替休暇を付与する方法(代替休暇付与機能)- 利用上の注意事項」のヘルプページをご覧ください。
代替休暇の付与
※ 全権管理者、または「オプション」権限が「◯閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。
- 代替休暇の付与条件を満たす従業員がいる場合、管理画面ホームの「対応が必要な処理」に 「代替休暇付与対象者」が表示されますのでクリックします。
管理画面ホーム > よく使うメニュー > 休暇管理 > [代替休暇付与対象者]タブ からもアクセスできます。
- 自動算出された対象者や出勤率や代替休暇付与数などを確認します。その他各項目については後述の「代替休暇付与対象者画面の説明」をご覧ください。
付与日は翌月度初日に固定され変更できません。代替休暇は「法定時間外労働が1ヶ月60時間を超えた月の翌月初日から2ヶ月以内の期間で取得する」必要があるためです。
- 対象従業員の「付与」を選択します。
※「付与」がグレーアウトして選べない場合は、該当者の雇用区分または従業員設定に「日の契約労働時間」が設定されていない可能性があります。
- 「代替休暇付与数(付与可能最大数)」に、代替休暇の付与日数、付与時間を入力します。
※ 休暇区分設定で時間単位休暇を「使用しない」に設定している場合は、時間単位の付与はできません。
付与可能最大数の計算式
(○.○日 / ○時間)には付与できる最大数が表示されます。
以下の計算式で算出されます(小数点以下切捨て)。
- 代替休暇付与最大日数[日]=代替休暇換算時間[分]÷ 日の契約労働時間[分]
- 代替休暇付与最大時間数=上記計算の余り[分]÷ 60[分]
- [代替休暇付与]をクリックします。
- 確認画面が表示されます。内容を確認して[適用]をクリックします。
代替休暇付与対象者画面の説明
番号 | 項目名 | 説明 |
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① | Excel出力 | この画面をExcelでダウンロードします。 |
② | 付与 | 代替休暇付与対象者に付与を実行したい場合は、この項目にチェックをつけて[代替休暇付与]をクリックします。 |
③ | 保留 | 代替休暇付与対象者は、最初はこちらが選択されています。 |
④ | 勤務年月 | 代替休暇の対象となる割増残業が発生した勤務年月です。 |
⑤ | 代替休暇対象の割増残業時間 | 代替休暇の対象となる割増残業時間です。 |
⑥ | 代替休暇換算率 | 以下の項目で設定した代替休暇換算率が表示されます。
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⑦ | 代替休暇換算時間 |
代替休暇に換算できる時間数です。 以下の計算式で算出されます(小数点以下切捨て)。
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⑧ | 日の契約労働時間 |
雇用区分設定または従業員設定で設定した日の契約労働時間が表示されます。 設定方法は「「日の契約労働時間」の設定方法と影響範囲」のヘルプページをご覧ください。 |
⑨ |
代替休暇付与数 |
代替休暇の付与日数、付与時間を入力します。 ※ 休暇区分設定で時間単位休暇を「使用しない」に設定している場合は、時間単位の付与はできません。 (○.○日 / ○時間)には付与できる最大数が表示されます。 以下の計算式で算出されます(小数点以下切捨て)。
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⑩ | 付与日 | 「勤務年月」の翌月初日が設定となります(変更不可)。
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⑪ | 備考 |
付与条件を満たさない場合のエラーメッセージが表示されます。 [表示]をクリックすると、エラーの全文を確認できます。 |
付与結果の確認方法
付与が完了するとタイムカード画面上部の「日数集計」箇所に反映されます。
休暇詳細画面でも付与結果を確認できます。
付与日数を変更する場合や、付与を取りやめる場合は休暇詳細画面で[取消]をクリックします。
詳細は「付与した休暇の付与日数を変更する方法」のヘルプページをご覧ください。
取消後、代替休暇付与対象者画面にて再度付与ができます。