対象プラン(法人)
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新プラン | ひとり法人 | スターター | スタンダード | アドバンス | エンタープライズ |
旧プラン | ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル | エンタープライズ |
こちらは2023年9月30日以前の内容となっています。
2023年10月1日以降の内容は「消費税の還付申告を行う(2023年10月1日~)」 を参照ください。
開業当初で設備投資が先行する場合・輸出を行っている場合など、還付金が発生する場合は還付申告をすることができます。還付申告では、「消費税の還付申告に関する明細書」を申告書に添付して提出します。
中間納付があり、且つ消費税確定申告書の[⑧控除不足還付税額]が0の場合は「消費税の還付申告に関する明細書」の提出は不要です。
※ 個人事業主の場合は、freee会計での「消費税の還付申告に関する明細書」作成が未対応となっています。
目次
還付申告の明細書の入力画面を開く
- 消費税申告書の作成を行い、[消費税申告書・還付申告の明細書の一覧]画面で[編集・確認]ボタンをクリックします。
- 2消費税申告書の作成画面に、[還付申告の明細書を作成する]ボタンがあるのでクリックします。
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還付申告の明細書の作成画面へ遷移します。
消費税経理処理方法は、 設定 > 事業所の設定 > 詳細設定 > 消費税経理処理方法 で設定したものと自動連携しています。
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一度還付申告の明細書の作成画面を開くと、次回は一覧画面から直接作成画面に入ることが可能です。また、作成の必要がなくなった場合は、左の✖ボタンのクリックで削除が可能です。
還付申告となった主な理由を記載する
還付申告となった理由の画面を一度クリックすると入力が可能です。入力事項を保存する際は[保存する]ボタンをクリックします。
課税売上等に係る事項を入力する
主な課税資産の譲渡等、主な輸出取引先等の明細とも入力方法は同様です。
入力したい項目の画面を一度クリックすると入力が可能です。
[総勘定元帳を確認]ボタンをクリックすると、別タブで総勘定元帳画面に遷移しますので、そちらのデータをもとに入力を行いましょう。
[追加]ボタンをクリックすると行が追加されます。
入力事項を保存する際は[保存する]ボタンをクリックします。
少なくとも「取引金額等」と「取引先の氏名」が入力されなければ保存されません。
課税仕入れにかかる事項を入力する
仕入金額等の明細を入力する
表の上でクリックすると、[再連携]ボタンが現れます。
この[再連携]ボタンをクリックすると消費税区分別表から数値が自動連携されます。
自動連携する勘定科目を確認したい場合は、区分横の[?]にカーソルをあわせると表示されます。
金額を変更したい場合は手動で入力することも可能です。
自動連携数値は、円単位で集計したものを、千円単位(千円未満切り捨て)で表示しています。
手動で入力した場合は、千円単位での入力になる点ご留意ください。
消費税区分別表からの自動連携は以下の規則で集計しています。以下の規則に該当しない勘定科目や税区分で登録されている取引があれば、手動で修正していただく必要があります。
区分 |
freeeで自動集計する勘定科目の分類/合計の規則 |
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損益科目 |
商品仕入高等 |
① |
商品仕入高、当期原材料仕入高、労務費、製造経費、[製]仕入値引高、[製]仕入戻し高、[製]仕入割戻し高 |
販売費・一般管理費 |
② |
販売管理費 |
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営業外費用 |
③ |
営業外費用 |
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その他 |
④ |
特別損失 |
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小計 |
⑤ |
①+②+③+④ 自動連携数値は円単位で合計後、千円未満切り捨てで表示します。 手動で修正入力した部分は千円未満切り捨てで合計します。 |
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資産科目 |
固定資産 |
⑥ |
有形固定資産、無形固定資産で借方に登録されたもの ただし、勘定科目名に「累計額」が含まれているものを除きます。 ※貸方に登録したものは集計されません。 |
繰延資産 |
⑦ |
繰延資産で借方に登録されたもの ※貸方に登録したものは集計されません。 |
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その他 |
⑧ |
投資その他の資産、他流動資産で借方に登録されたもの ※貸方に登録したものは集計されません。 |
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小計 |
⑨ |
⑥+⑦+⑧ 自動連携数値は円単位で合計後、千円未満切り捨てで表示します。 手動で修正入力した部分は千円未満切り捨てで合計します。 |
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課税仕入れ等の税額の合計額 |
⑩ |
付表2 もしくは 付表2-1、付表2-3の⑮を自動転記します。 |
freee自動集計の規則 |
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イ 決算額 |
【税込・税抜】 [事業所の設定]>[詳細設定]>[消費税経理処理方法]から自動連携します。 【損益科目】 上記①~④の区分ごとに、消費税区分別表の全税区分の数値を自動集計します。 【資産科目】 上記⑥~⑧の区分ごとに、消費税区分別表の借方に登録された全税区分の数値を自動集計します。 |
ロ イのうち、課税仕入れにならないもの |
上記イと下記イーロの差額を自動集計します。 |
イーロ 課税仕入高 |
【損益科目】 上記①~④の区分ごとに、消費税区分別表の以下の税区分の数値を自動集計します。 「課対仕入」「共対仕入」「非対仕入」 「課対仕返」「共対仕返」「非対仕返」 【資産科目】 上記⑥~⑧の区分ごとに、消費税区分別表の借方に登録された以下の税区分の数値を自動集計します。 「課対仕入」「共対仕入」「非対仕入」 「課対仕返」「共対仕返」「非対仕返」 |
主な棚卸資産・原材料等の取得、主な固定資産等の取得を入力する
入力したい項目の画面を一度クリックすると入力が可能です。
[総勘定元帳を確認]ボタンをクリックすると、別タブで総勘定元帳画面に遷移しますので、そちらのデータをもとに入力を行いましょう。
[追加]ボタンをクリックすると行が追加されます。
入力事項を保存する際は[保存する]ボタンをクリックします。
少なくとも「取引金額等」と「取引先の氏名」が入力されなければ保存されません。
還付申告の明細書の印刷を行う
還付申告の明細書のみをPDF出力する際は、[還付申告の明細書の作成]画面の下に[還付申告の明細書のPDF出力]ボタンがあるのでクリックします。
申告書と還付申告の明細書を一緒に出力する場合は、[一覧へ]ボタンをクリックし、[消費税申告書・還付申告の明細書の一覧]画面へ遷移します。
こちらで、[まとめてPDF出力]をクリックします。
※参考:個人事業主の場合
個人事業主の場合は、freee会計での「消費税の還付申告に関する明細書」作成が未対応となっています。別途国税庁の消費税及び地方消費税の確定申告書作成コーナーを用いて作成するか(確定申告書等作成コーナヘルプ)、国税庁のリンクから様式をダウンロードして作成します。
【個人事業主の場合】