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「請求書情報の同期」を実施すると、入金情報を含めたfreee会計の請求書情報がSalesforceへ連携されます。同期処理は、予め設定したバッチ処理か、Sales Cloudのホーム画面へ配置したボタンより実施します。
本ページでは、任意のタイミングで手動で同期処理を行う手順を紹介します。
※ 自動で同期処理を行う設定については、「【freee for Salesforce】請求書情報の同期を自動化する」のヘルプページをご覧ください。
本機能の概要
「請求書情報の同期」は、freee会計の請求書の情報をSalesforce側へ連携する処理です。同期をすることでfreee会計側の入金消込の状況をSalesforce側から確認できるようになります。
本ヘルプページでは、任意のタイミングで手動で同期処理を行い、同期を即時実行する手順を紹介します。
取得したfreee会計の請求書の情報は、Salesforceの「請求書一覧」タブやレポートで確認できます。また、トリガを用いた自動化等で活用できます。
※ 請求書情報は「freee請求」オブジェクトに反映し、請求書をつくる元となったオブジェクトのレコードは編集しません。(freee請求オブジェクトのレコード数を指定された商談の項目にセットする設定、請求オブジェクト設定の「請求書数集計フィールド API参照名」が設定されている場合は、元レコードを更新します。)
手動で同期処理を行う
以下のいずれかの手順で手動での同期処理を行うと、請求書情報の同期が即時実行されます。
同期した請求書情報の保存先は、freee for Salesforce のカスタムオブジェクトである「freee請求」オブジェクトとなります。
ホーム画面から同期処理を行う
1. Sales Cloudのホーム画面に[請求書情報を同期]ボタンを配置します。
※ ボタンの配置方法については、「freee for Salesforceの初期設定を行う - レイアウトの設定」ヘルプページのスライドをご覧ください。
2. ホーム画面の[請求書情報を同期]ボタンをクリックします。
ボタンをクリックしたユーザの権限で同期が実施されます。
- バッチ処理の結果は、ボタンをクリックしたユーザにメールで配信されます。
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請求書ステータス同期画面の、「同期期間(決済期日)」の項目で設定した対象期間に該当する請求書情報が取得されます。
※ 同期期間の設定手順については、「【freee for Salesforce】請求書の同期を自動化する - 定期実行の設定を有効化する」のヘルプページをご覧ください。
※ 2ヶ月以上前の請求書ステータスを同期したい場合は、「レコードの詳細画面から同期処理を行う」の項目をご覧ください。
- 取得できなかった請求書(下書きステータス)について、Salesforce側の請求書情報レコードは削除されません。
請求書ステータス同期画面から同期処理を行う
1.「freee管理」アプリのメニュー[freee請求書設定・マスター管理]→[請求書ステータス同期]タブをクリックします。
2.[請求書情報の同期]ボタンをクリックします。
ボタンをクリックしたユーザの権限で同期が実施されます。
- バッチ処理の結果は、ボタンをクリックしたユーザにメールで配信されます。
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Salesforceの取引先とfreeeの取引先マスタの関連付け設定が実施されている取引先について、すべての請求書を取得します。
(この手順のとき、「請求書ステータス同期」画面で設定した同期期間では取得されません)
-
また、同期実行ボタンを押したユーザーが、すべての請求書の閲覧権限をもっている場合、freee会計から取得ができなかった請求書のSalesforce上のfreee請求レコードは削除されます。
同期実行ボタンを押したユーザーの請求書の閲覧権限が「自分のみ」の場合、削除が同時に実行されることはありません。
- 同期処理の完了後の通知メールでは、取得対象とならなかった請求書の件数を確認できます。
130件のfreee請求書の情報がSalesforceへ同期されました。 freee対象事業所名: |
レコードの詳細画面から同期処理を行う
1. 事前に同期したい請求書の日付や金額を確認しておきます。
2.「freee」アプリのメニュー[商談]や[取引先]から、同期したい請求書を発行した[商談]または[取引先]レコードを開きます。
3.「freee見積書・請求書」の項目に、freee会計から最新の請求書情報が取得されます。2ヶ月より前の請求書を同期したい場合は、こちらの画面を開くと同期が実行されます。
同期で取得した情報の活用方法
請求書情報の同期によって「freee請求」オブジェクトへ下記の情報が保存されます。「請求書一覧」タブやレポート、トリガ等で利用できます。
- 請求日
- 支払期日(期日)
- 請求書番号
- 取引先
- 請求金額
- 回収済み金額
- 未回収金額
- 回収状況(状態)
- Web共有日時(最新)
- Web共有ダウンロード日時(最新)
- Web共有取引先確認日時(最新)
- メール送信日時(最新)
- 郵送ステータス
- 計上日
- 合計税額
- 小計
- 請求書ステータス
- 入金ステータス
- 入金日
なお、レポートにてカスタムオブジェクト「freee請求」等の情報を参照するためには、freee for Salesforceのライセンスが適用されている必要があります。
また、レポートで利用する場合、「設定」> 「オブジェクトおよび項目」 > 「オブジェクトマネージャ」より、レポートでの使用を有効にすることが必要です。「freee請求」と「freee請求オブジェクトリンク」でレポートを許可すると、レポート作成時に下記のように表示されます。
※ 「freee請求オブジェクトリンク」は中間オブジェクトです。
※ 請求書情報は、設定した請求書情報の同期処理を行うことで更新されます。
※ トリガの設定にはApex言語での実装またはフローからの設定が必要です。
「freee請求」オブジェクトの情報を用いて、例えば下記の用途で活用できます。
- 売上回収状況のチェックレポートの作成
- トリガを用いた滞留債権に関するアラートメールの配信
また、レポートタイプを作成することで、任意のレポートの作成に役立てることができます。
- Lightning Experience の場合
- 設定 > プラットフォームツール > 機能設定 > 分析 >
レポートおよびダッシュボード > 「レポートタイプ」
- 設定 > プラットフォームツール > 機能設定 > 分析 >