申告済みの前期までの決算について誤りがある場合は、修正申告を行い、資産科目あるいは負債科目を正しい残高に合わせる処理を今期に行います。
法人において、収益の計上漏れを追加する場合は勘定科目「前期損益修正益」、費用の計上漏れは「前期損益修正損」を相手勘定科目にして仕訳を登録します。
※個人事業主においては、「事業主借」「事業主貸」で計上します。
例:
売上を計上するのを忘れた
(借方)資産科目(現預金・売掛金など) /(貸方) 前期損益修正益
旅費交通費を計上するのを忘れた
(借方)前期損益修正損 /(貸方) 資産または負債科目(現預金・買掛金など)