決済ステータスの概要
freeeの取引には、決済がすでに完了しているかどうかによって、決済済み / 未決済ステータスが付与されます。当該取引がどちらの決済ステータスであるかは、「取引の一覧・登録」画面の「期日」欄のマークから確認することができます。
- 決済済み:すでに決済が完了している取引。マークは
。
- 例:4/1の売上金額100,000円を、同日付で現金により受け取った場合
- 未決済:未だ決済が完了していない取引。マークは
。
- 例:4/1の売上金額100,000円を、5/31付けで受け取ることとした場合(本日は4/30であるとすると、現時点では未決済)
※ 決済済み / 未決済の詳細については、「取引登録とは」のヘルプページをご参照ください。
基本的に「未決済」ステータスは、実際に行われた「決済」情報を登録することによって、「決済済み」ステータスへ切り替わります。
このページでは、実際に行われた「決済」情報を登録せずに、ステータスのみを「未決済」→「決済済み」に切り替える方法をご説明します。
1件ずつ決済ステータスを切り替える
- [取引入力]メニュー →[収入・支出形式(取引の一覧・登録)]から、決済ステータスを切り替える取引をクリックします。
- 「決済」欄から[+更新]ボタンをクリックし、更新する行を選択します。
- 「勘定科目」として相手勘定科目を入力し、「金額」には取引金額と同額を入力し、右上の[保存]ボタンをクリックします。
これにより、例えば未決済の売上高であれば(借)売掛金 /(貸) 売掛金 という仕訳が登録され、期末残高には影響がない形で取引を決済済みにできます。
売掛金等の期末残高に影響はありませんが、期中の借方金額・貸方金額には金額が計上されますのでご留意ください。
例:売上金額100,000円の未決済取引の決済ステータスを「未決済」から「決済ステータスだけを完了」にした場合
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決済ステータスを完了にする前
借方だけに100,000円が計上されています。 -
決済ステータスだけを完了にした場合
借方と貸方にそれぞれ100,000円が計上されます。
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決済ステータスを完了にする前
一括で決済ステータスを切り替える
次の手順により、複数取引の決済ステータスを一括して「完了」に切り替えることができます。
- [取引入力]メニュー →[収入・支出形式(取引の一覧・登録)]から、決済ステータスを切り替える取引をチェックボックスで複数選択します。
- [一括編集]ボタンから[決済ステータスだけを完了にする]を選択します。
- (登録する「決済」の)[発生日]を入力し、[完了にする]ボタンをクリックします。
- 「未決済残高一括消去の確認」画面の注意事項を確認し、問題なければ[確認]ボタンをクリックします。