freeeでは、口座振替(引落)代行サービスであるリコーリース集金代行サービスから取得した、毎月の口座振替回収データを取り込むことができます。このページではその手順をご説明します。
目次
概要
freeeでは、リコーリース集金代行サービスのデータを収入取引データとして取り込むことが可能です。取り込んだデータは、消し込みやレポートでの集計・確認などができます。
前準備
リコーリース集金代行サービスから取得ダウンロードしたデータは、そのままではfreeeへ取り込むことができません。
まずはデータのダウンロード方法と、freeeで受け入れ可能な形式に変換する手順を解説します。
データのダウンロード
- リコーリース集金代行サービス 管理画面「コレクト!」にログインします。
- [メインメニュー]→[回収情報照会]と進み、画面上部の[口座振替回収済明細ダウンロード]をクリックします。
- ファイル形式は[請求金額データ]を選択し、該当月の横の[ダウンロード]クリックします。
※タイトルは[なし]を選択してください。 - CSV形式のデータがダウンロードされます。
データの変換
freee会計に読み込む取引データは、EXCEL形式である必要があるため、CSVからEXCEL形式への変換を行います。
※以下は、お使いのMicrosoft Excelのバージョン等によって異なります。以下はOffice365の場合です。
- ダウンロードしたCSVファイルをMicrosoft Excelで開きます。
- [ファイル」→[名前を付けて保存]を選択し、「Excel ブック(*.xlsx)」形式で保存します。
freee会計で読み込む
- freee会計にログインし、[取引入力]メニュー →[エクセルインポート]に進みます。
- 「①形式の選択」で[収入取引データ]を選択し、作成したEXCEL形式のデータをドラッグ&ドロップします。
- 読み込みが完了すると、データの内容が表示されます。下表の説明に沿って、各項目の設定をします。
項目 設定方法 税額の扱い 「全ての金額が税込み」を選択 無視
(注意)9列目(一番右の列)が0以外の数字になっている行は無視にチェックを入れる
※0以外:何らかの理由により引落が完了されなかった請求データになります。
詳細はリコーリース集金代行サービス コレクト!のヘルプをご確認ください。メモタグ
(任意)1列目の会員番号または2列目の顧客名カナを指定する
※メモタグを設定することで登録後、顧客ごとにデータを検索することができます。発生日 3列目の引落年月日を指定する 金額 8列目の引落金額を指定する
設定が完了したら[設定]ボタンをクリックします。 - 「④データの処理」で、下表の説明に沿って各項目の設定をし、[設定]ボタンをクリックします。
設定する項目 設定内容 決済/未決済 「決済」を選択 勘定科目 任意のものを選択
例)「売上高」、「前受金」税区分 任意のものを選択 決済口座 リコーリースの集金代行サービスに登録されている入金口座を選択 - [登録する]ボタンをクリックします。
- これでデータの読み込みは完了です。インポートが完了したら画面を更新し、[登録された取引]をクリックすることでインポートした売上データを確認することが可能です。