社会福祉法人は期首残高についても部門別の残高を登録する必要があるため、期首残高は開始残高ではなく振替伝票で入力をする必要があります。
社会福祉法人の期首残高を登録する際の留意点
2018年3月現在では、freee会計の開始残高は部門別の入力に対応していないため、振替伝票で代替します。
そのため便宜的に前年度末の日付で会計年度を設定する必要があります。
また、あわせて事業活動計算書は、前年度との比較になっていますので、貸借対照表の残高だけでなく、事業活動計算書の残高も振替伝票で入力する必要があります。
例:
2018年4月1日〜2019年3月31日で社会福祉法人 with freeeを利用したい。
上記の例であれば、2018年4月1日の期首残高を登録するために、一度2017年4月1日〜2018年3月31日を会計期間として設定をし、2018年3月31日の日付で部門別に振替伝票で残高登録をしましょう。
その後、年度締めを行うことで、2018年4月1日の期首残高として登録されるようになります。
会計期間の設定
- 画面右上の会計期間をクリックします。
- 「会計期間の設定・変更」画面が開きますので、適用したい会計期間の一事業年度前の期首日および期末日(決算日)を入力し、「保存」ボタンをクリックします。
次に、振替伝票の入力(残高の登録)に移ります。
期首残高の設定
期首残高を振替伝票で入力します。
「決算申告」メニュー→「振替伝票」より、前年度末の部門別残高をもとに振替伝票から期首残高を入力していきましょう。
事前に、上記「会計期間の設定」項目にて、使用を開始したい会計期間の一事業年度前に設定が終わっていることを確認します。
期首残高の設定および今後の集計のためには部門の入力が必須となります。
なお、こちらで入力した残高はAPIにより、社会福祉法人 with freee に自動的に連携されますのでご安心ください。
年度締めを行う
期首残高の入力が終わり次第、[決算申告]メニュー→[年度締め]より[年度締めをする]ボタンをクリックします。
今年度を確定することで会計期間が翌年度に変更され、入力した残高も翌年度に期首残高として引き継がれます。