freee会計 では、ある一定のルールに従って入力をしていきます。
この記事ではそのルールのご紹介をいたします。
日々の入力にあたって
freee会計への入力にあたっては、下記の3点を必ず守って入力しましょう。
- 一般用の勘定科目は利用せずに、社会福祉法人用の勘定科目のみを利用すること
- 全ての取引・仕訳には必ず部門を付けること
- 例外的な仕訳は全て振替伝票から入力すること
上記が満たされていないと、社会福祉法人 with freeeにあるエラーチェックでエラーが表示され、正しく金額が集計されない恐れがあります。
勘定科目の入力規則
勘定科目は一般用の勘定科目ではなく、社会福祉法人用の勘定科目を利用します。
「社会福祉法人 with freee」の利用を開始すると、freee会計内に、社会福祉法人用の勘定科目が自動で作成され、一般用の勘定科目の利用が自動的にオフになります。
部門の入力規則
入力は一番下の階層にある、サービス区分を入力していきましょう。
入力されたサービス区分を起点に「拠点区分」「事業区分」と集計していきます。
事業区分 | 拠点区分 | サービス区分 |
---|---|---|
社会福祉 | 特別養護老人ホーム | 入所(特養) |
ショート(特養) | ||
保育園 | ひめあま保育園 | |
公益 | 有料老人ホーム | 入所(ホーム) |
企業主導型保育事業 | こしあか保育室 | |
収益 | 駐車場事業 | パーキング |
売電事業 | 売電事業 |
例:
社会福祉事業・公益事業・収益事業の3事業を行っている。
拠点は特別養護老人ホーム・保育園・有料老人ホーム・企業主導型保育事業・駐車場事業・売電事業の6拠点。
サービス区分は、入所(特養)・ショート(特養)・ひめあま保育園・入所(ホーム)・こしあか保育室・パーキング・売電事業の7つである。
入力時には、サービス区分である、「入所(特養)」「ショート(特養)」「ひめあま保育園」「入所(ホーム)」「こしあか保育室」「パーキング」「売電事業」の単位で入力をしましょう。
例外的な仕訳の入力規則
例えば、貸借に違う部門を入力したいといった例外的な仕訳が発生した場合は、すべて振替伝票で入力をしていきます。
振替伝票から入力した仕訳もAPIで、社会福祉法人 with freeeに連携がなされます。
内部取引の入力規則
内部取引を入力する際は、取引先タグに相手サービス区分を入力します。
その際、指定するのは事業活動収支の勘定科目側になります。
修正や取消し(マイナス仕訳)の入力規則
詳細は「【社会福祉法人】取消し仕訳の入力をする」ヘルプページをご確認ください。