対象プラン(法人)
|
新プラン | アドバンス | エンタープライズ | |
旧プラン | プロフェッショナル | エンタープライズ | ||
対象プラン(個人) | ||||
その他 | freee経理 | freee支出管理 経費精算Plus | freee支出管理 Full | freee請求書 アドバンス |
「商談」と「freee請求」の多対多の関係を表現する、連結オブジェクトとしての「freee請求オブジェクトリンク」に配慮することで、両者を表示するレポートを作成できます。
v1.35より、レポート作成が容易となるよう、freee請求オブジェクトリンクにfreee請求の情報を表示するフィールドが追加されました。
※ 便宜上「商談」を例にとり説明していますが、他の任意のオブジェクトから書類を発行する場合も同様です
「freee請求」と「freee請求オブジェクトリンク」について
複数のレコードを合算して請求書を作成する機能の追加に伴い、「freee請求」(freee会計の書類)と「商談」等のSalesforce側の請求書類の作成元オブジェクトのレコードの関係は多対多となりました。
- 複数のレコードから請求書を作ることが可能(合算作成)
- 一つのレコードから複数の請求書を作ることも可能(複数回作成)
この多対多の関係の表現のため、freee for Salesforceが作成するカスタムオブジェクトに「freee請求オブジェクトリンク」という連結オブジェクトが追加されています。
これに伴い、「freee請求」オブジェクトに存在していた商談への参照項目は廃止されており、レポートの構築の際には注意が必要です(廃止されたフィールドには「deprecated」と表示されています)。
レポートの作成
「freee請求」「freee請求オブジェクトリンク」のそれぞれについてレポートを許可することで、レポートを作成できるようになります。
- 「freee請求」「freee請求オブジェクトリンク」の2つのオブジェクトについて、レポートを許可します。
Salesforceの「設定」からオブジェクトの編集画面を立ち上げます。-
Salesforce Classicの場合:
[設定]の[ビルド]→[作成]→[オブジェクト]- 「freee請求」「freee請求オブジェクトリンク」の[編集]をクリックします
-
Lightning Experienceの場合:
[設定]の[プラットフォームツール]→[オブジェクトおよび項目]→[オブジェクトマネージャ]
- 「freee請求」「freee請求オブジェクトリンク」のそれぞれについて、オブジェクト名を選択し、「詳細」の[編集]をクリックします
-
Salesforce Classicの場合:
- 「レポートを許可」にチェックを入れて[保存]ボタンをクリックします。
freee請求のレポートを作成する
- レポートの新規作成時に、[freee請求オブジェクトリンクと商談が関連するfreee請求]のレポートタイプを選択します。
- レポートに「freee請求」「商談」のそれぞれフィールドを追加できます。
商談のレポートを作成する
商談を軸とするレポートタイプは自動では追加されないので、レポートタイプの追加が必要です。
-
Salesforce Classicの場合:
[設定]の[ビルド]→[作成]→[レポートタイプ] -
Lightning Experienceの場合:
[設定]の[機能設定]→[分析]→[レポート & ダッシュボード]→[レポートタイプ]
- [新規カスタムレポートタイプ]ボタンをクリックし、freee請求オブジェクトリンクが関係する商談のレポートタイプを作成します。
※ 請求書発行有無を問わず商談を網羅的に表示したい場合は、A to B リレーションの設定で後者を選択します。 - レポートの作成時に、作成したレポートタイプを選択します。
- freee請求オブジェクトリンクはfreee請求の情報を表示するフィールドを持っているため、それらを用いてレポートを作成します。
なお、合算作成している場合、レポート上で複数商談に対して単一の請求書が表示される点には(重複集計などしないよう)留意してください。