freeeでは、ログインユーザーごとに二要素で認証しログインすることができます(ユーザーごとの二要素認証の設定方法は、「二要素認証の設定方法」のヘルプページをご覧ください)。
このページでは、事業所ごとに二要素認証の設定を必須化させる方法について説明します。
※ 本機能のご利用が可能な条件については、「設定可能な条件」の項目をご参照ください。
※ 現在、本機能の有効化・有効範囲はWeb版freeeのみの対応です。詳しくは、本ページの「参考:二要素認証の設定と有効範囲について」をご覧ください。
概要
事業所に所属するユーザーに対して、二要素認証の設定を強制するための機能です。
ログイン先の事業所にこの「必須化」の設定がされている場合は、ログインしようとしているユーザー自身が二要素認証の設定を行っていないと制御がかかり、その場で二要素認証の設定を行うか、必須化の設定を行っていない他の事業所へログインすることを求められます。
設定可能な条件
事業所に二要素認証を必須化させる設定を行うには、以下の条件を満たしている必要があります。
- 設定したい事業所の管理者権限を所有しているユーザーが「必須化」の操作を行う
- 「必須化」の操作を行うログインユーザー自身が、ログイン時の二段階認証を有効にしている
-
事業所が次のいずれかのプラン・オプションを契約している
- freee会計:エンタープライズプラン
- freee人事労務:アドバンスプラン(または旧エンタープライズプラン)
- freeeセキュリティパッケージ
設定方法
事業所に所属するユーザーに対し、「二要素認証を必須化」させる方法は以下となります。
- 「freeeのアカウント管理画面」にログインします。
- 二要素認証の設定を行いたい事業所にログインしていることを確認します。
※ 異なる場合は、画面上部の「〇〇にログイン中 ▼」のプルダウンメニューから事業所を切り替えます。 - [事業所設定]メニュー →[セキュリティ]を開きます。
- [二要素認証をはじめる]ボタンをクリックします。
※ 変更ボタンが押せない場合は、[設定可能な条件]をご確認の上、再度操作をお試しください。 - 確認画面で[オンにする]ボタンをクリックします。これで、この事業所に属するユーザーすべてが、この事業所にログインする際に二要素認証が必須となります。
設定した二要素認証をオフにしたい場合は、[事業所設定]メニュー →[セキュリティ]画面より、[二要素認証をオフにする]ボタンをクリックして解除することができます。
※[ユーザー管理]画面から個別に二要素認証をオンにしているユーザーは、事業所自体の二要素認証がオフになっても、引き続きログイン時に二要素認証が必要となります。
二要素認証画面が表示される条件
上記設定を行うことで、事業所に対しログイン時の二要素認証が必須化され、二要素認証の設定を行わない状態では当該事業所へログインすることができなくなります。
二要素認証は、ユーザーごとに設定するものであるため、二要素認証の必須化設定が行われていない事業所に対しては引き続き二要素認証の設定を行わずにログインすることができます。
※ アドバイザー制度加入者様も同様です。
参考:二要素認証の設定と有効範囲について
事業所ごとの二要素認証必須化の設定はWeb版freeeからのみ行うことができます。freeeの提供するiOS/Androidアプリ、Windowsアプリ、Macアプリからは二要素認証必須化の設定ができませんのでご注意ください。
また、二要素認証の有効範囲は次のとおりです。
- freee会計
- freee人事労務
ログインIDで招待されている従業員は二要素認証を利用できません。
- freee販売
- freee請求書
- freee工数管理
- freee会社設立
- freee受発注
- freee開業
- freeeカード Unlimited
- freeeマイナンバー管理
- freee電子申告アプリ
- freeeが提供するモバイルアプリ
- freeeが提供するデスクトップアプリ