freee申告では、freee人事労務での年末調整結果を連携して給与支払報告書を電子申告することができます。
給与支払報告書とは
前年の従業員給与支払、年末調整の結果を給与支払報告書として従業員が1月1日現在居住している住所にある地方自治体に1月末日までに提出します。(東京都品川区の説明はこちら)
各地方自治体では年末調整のみで確定申告をしない従業員については、この給与支払報告書の内容を元にして翌年の住民税の金額を決定し、事業者に各従業員の住民税決定通知書を送付します。この通知書をもとにして事業者は翌年の6月支払分給与から住民税の給与天引きをして各地方自治体に納付をします。
給与支払報告書の処理の流れ
freee人事労務の年末調整処理において従業員の住所情報を更新し提出先の状況を確認します。その後、freee申告に移動して人事労務連携を実施、給与支払報告書を確認し電子申告します。
freee人事労務で事前処理を行う
freee人事労務の年末調整処理において従業員の住所情報を更新し提出先の自治体、提出内容を確認します。給与支払報告書のPDFであればfreee人事労務から出力することができます。
人事労務連携を行う
freee人事労務で登録した従業員情報、給与計算、年末調整結果など給与支払報告書作成に必要な情報をfreee人事労務からfreee申告に連携します。その年度分を最初に利用する際に初回連携、その後は画面右上にある連携ボタンから連携をすることができます。
給与支払報告書の確認をする
連携された給与支払報告書の金額などを確認します。提出対象とするかは上部にある提出対象/非対象をクリックして選択できます。普通徴収と特別徴収の選択を行います。摘要の記載内容を編集をします。
連携された給与支払報告書(総括表)の人数や基本情報から連携された項目などを確認します。白い入力項目は編集することができます。