会員管理・集金代行サービス会費ペイ(株式会社メタップスペイメント)をfreeeと連携させて、請求・売上データを自動で取り込むことができます。
目次
- 会費ペイとfreeeを連携するメリット
- 会費ペイとfreeeの連携を申し込む
- 会費ペイとfreeeを連携する
- 会費ペイの請求・売上データの取り込みかた
- 実際の入金を処理する
- 参考:口座振替が必要な理由
- 参考:請求書ファイナンスについて
会費ペイとfreeeを連携するメリット
会費ペイとfreeeを連携すると、以下のメリットがあります。
- 記帳が不要に
- 会費ペイを利用して集金した売上はすべて取引として自動登録されるため、記帳が不要になります。
- 顧客ごとに売上管理ができる
- 顧客単位で取引が作成され、かつ顧客を判別できるタグが自動生成されるため、freee上で顧客ごとの売上管理が可能です
- 何らかの事情で口座引落ができなかった場合など、集金できなかったケースが発生した際にfreee上で期日を過ぎても未決済になっている取引(債権)の確認・管理が可能です
会費ペイとfreeeの連携を申し込む
会計freeeとの連携機能を使用するためには事前の申し込みが必要です。
- 会費ペイの提供元(株式会社メタップスペイメント)にお電話で問い合わせをします。
- 03-6381-7721
- 会費ペイのユーザーであり、会計freeeとの連携機能を利用したい旨を伝えます。
- 次項に記載する[freee連携設定]のボタンが表示されるようになります。
会費ペイとfreeeを連携する
1. 会費ペイにログインし、「会費ペイ 管理画面」の左側メニューから[設定]→[freee連携設定]をクリックします。
2. [会費ペイとfreeeを連携する]ボタンをクリックします。
3. freeeのログイン画面に遷移するので、会計freeeのアカウントでログインします。
ログイン後、「アプリ連携の開始: 会費ペイ」という画面が表示されますので、[許可する]ボタンをクリックします。
4. 連携が完了すると、会費ペイの管理画面に自動で戻ります。「事業所一覧」から連携したい事業所を選択し、[保存する]ボタンをクリックします(正常に連携が完了すると「freee連携が完了しました。」と表示されます)。
これにより連携が完了すると、会計freee上には「会費ペイ」という口座が自動的に作成されます。
会費ペイの請求・売上データの取り込みかた
会費ペイから取得したデータは、明細がfreeeに取り込まれた後「自動で経理」から取引登録をする形式ではなく、freeeへのデータの取得と同時に「自動で経理」を介さず自動的に取引として登録されます。
1. 会費ペイから顧客へ請求が確定したタイミングで、請求データが取引として会計freeeに自動で取り込まれます。
2. 顧客の決済が完了すると、会計freee上で自動的に消し込みが行われます(「未決済」だった取引が「決済済み」に自動的に変更されます)。
例:顧客への請求金額が4月13日に確定し、4月26日に決済が行われる場合
- 4月13日:請求データ会計freeeへデータが取り込まれると同時に、自動的に未決済取引として登録されます。
- 4月26日:決済されたデータが会計freeeへ取り込まれると同時に、4/13付けの未決済取引に対して自動的に消し込みがなされ、取引が「決済済み」に変更されます。
取り込まれる際の勘定科目について
入学金・入会金などの単発課金については「売上高」、毎月の授業料や利用料などの継続課金については「前受金」として取り込まれます。
授業料や利用料などの継続課金が「前受金」で取り込まれるのは、通常会費ペイでは翌月分を前月に請求することが多いためです。
※必要に応じて、「取引の一覧・登録」画面より、登録された取引の勘定科目を変更してください。
実際の入金を処理する
会費ペイに設定されている入金先の口座(freeeにも事前に登録しておく必要があります。詳しくはこちら。)に売上金額が振り込まれたら、会計freee上で会費ペイ口座から入金先の口座へ口座振替処理を行います。
入金先の口座がfreee上で同期に対応している場合は「自動で経理」から、同期していない場合は「口座振替」から行います。
例:売上高100,000円分について、11/15に手数料4,550円が差し引かれ95,450円が入金された場合
入金先の口座が同期している口座の場合
1. メニュー[取引]→[自動で経理]を選択し、該当の明細をクリックします。
2. [口座振替・カード引き落とし]タブをクリックし、各項目について、次のとおり指定します。
- 振替元口座:[会費ペイ]
- 振替先口座:入力は不要です(※入金された口座が自動的に入力されています)
- 備考(任意):口座振替の詳細等を入力します。
- 手数料(任意):手数料の金額(売上高と実際の入金額の差額)
3. 明細右下の[登録する]ボタンをクリックします。
入金先の口座が同期していない口座の場合
1. メニュー[取引]→[口座振替]をクリックします。
2. 各項目について、次のとおり指定します。
- 振替日:入金先の口座に入金された日
- 振替元口座:[会費ペイ]
- 振替先口座:入金先の口座
- 備考(任意):口座振替の詳細等を入力します
- 金額:実際に入金された金額(手数料差引後の金額)
- 手数料(任意):手数料の金額(売上高と実際の入金額の差額)
3. [振替]ボタンをクリックします。
参考:口座振替が必要な理由
「会費ペイ」の同期設定を行うと、実際には売上代金はまだ入金されていない状態で、freee上に取り込まれます。この際、決済状況の欄では会費ペイで仮の決済登録がされた状況になっています。
このため、実際に入金された際に、freee上で会費ペイ口座から入金先の口座へ「口座振替」の処理を行い、決済処理を登録し直します。
参考:請求書ファイナンスについて
請求書ファイナンスとは、中小企業や個人事業主が保有する請求書をはじめとした売掛債権を売却(ファクタリング)することで、早期に資金化できるサービスです。
本サービスでは、お客さまが会計freeeに登録された売掛債権をfreeeが自動試算し、買取可能性の高い売掛債権をオファーします。
その後、売却したい売掛債権を選択し、本サービスにて提携を行うOLTA株式会社のウェブサイトにてお申込み以降の操作を行います。
最終的な審査及び売掛債権の売却実行は、OLTA株式会社にて行われます。
詳しくはヘルプをご覧ください。