freee顧問先管理では、アドバイザー様が関与されている顧問先様のうちfreeeを利用されている方について詳細な情報を管理することができます。
また、顧問先の一覧から顧問先ごとのfreee会計やfreee人事労務へのログインし、業務を開始することができます。
目次
顧問先の一覧と各サービスへのログイン
freee顧問先管理では以下のように顧問先を一覧として把握することができます。
なお、顧問先に一覧として表示される顧問先は以下のとおりです。
- その顧問先がfreee会計の事業所を持っている
- その事業所にアドバイザー事業所のメンバーのうち1人が招待されている
顧問先を追加する
顧問先に追加するためには、場合に応じて以下の方法があります。
顧問先がfreee会計のアカウントを持っている場合
顧問先のfreee会計アカウントで、該当の事業所にアドバイザーとして招待してもらうことで顧問先一覧に顧問先として表示されるようになります。
ここで招待されたメンバーが該当の顧問先の担当者として認識されるようになります。
顧問先がfreeeのアカウントを持っていない場合
顧問先がfreeeのアカウントを持っていない場合、記帳代行プランを適用しない顧問先を追加する場合 または 記帳代行プランを適用する顧問先を追加する場合とで操作手順が異なります。それぞれの詳しい操作手順は、次のとおりです。
【記帳代行プランを適用しない顧問先を追加する場合】
以下の手順で顧問先を追加することができます。
- 顧問先一覧の画面上部の[顧問先を追加する]をクリックします。
- 事業所を追加後、freee会計の画面が表示されます。
- 「顧客管理」→「顧問先一覧」をクリックするとfreee顧問先管理に戻ります。
- 顧問先一覧に追加した事業所が追加されています。
※ ここでうまくいかない場合には、[最新の状態に更新]をクリックすると最新の状態に更新して顧問先を反映することができます。
【記帳代行プランを適用する顧問先を追加する場合】
以下の手順で顧問先を追加することができます。
- 顧問先一覧の画面上部の[記帳代行事業所を新規登録]をクリックします。
- 事業所を追加後、freee会計の画面が表示されます。
- 「顧客管理」→「顧問先一覧」をクリックするとfreee顧問先管理に戻ります。
- 顧問先一覧に追加した事業所が追加されています。
※ ここでうまくいかない場合には、[最新の状態に更新]をクリックすると最新の状態に更新して顧問先を反映することができます。
freee申告を利用するために顧問先を追加する必要がある場合
年末調整・法定調書業務や所得税申告のためにfreee申告を利用したい場合には、記帳が不要な場合においてもfreee会計で事業所として作成し顧問先として追加する必要があります。
上記の手順に応じて顧問先として追加すると、freee顧問先管理からfreee申告へアクセスできるようになります。
顧問先の詳細情報を把握する
顧問先一覧で表示された顧問先については、詳細な情報を登録し担当者が必要なときに閲覧することができます。
情報はカテゴリごとにタブで分けられて表示されており、目的ごとに管理することができます。各タブでの表示項目は個人と法人とで異なります。
表示項目のうち一部の項目はfreee会計における情報を参照しており、それらの項目はfreee顧問先管理では直接編集することはできず、情報を変更する場合にfreee会計で編集する必要があります。
顧問先がグレーアウトして操作できない場合
freee顧問先管理で顧問先がグレーアウト(顧問先の背景がグレーになっていて詳細情報の閲覧や編集ができない状態)している場合は、顧問先事業所に所属しているアドバイザーが複数のアドバイザー事業所に所属していることで、顧問先事業所と契約を結んでいるアドバイザー事業所が不明確となることが原因の可能性があります(これを「不明確な顧問関係」と言います)。
例:
-
アドバイザーAが、複数のアドバイザー事業所に所属している
- アドバイザー事業所①
- アドバイザー事業所②
- 顧問先事業所は、「アドバイザー事業所②」と契約を結んでいる
この場合、顧問先事業所と契約を結んでいるアドバイザー事業所が①と②のどちらなのか不明確となり、顧問先がグレーアウトして操作できなくなります。
グレーアウトを解除するには、1対1で顧問先事業所とアドバイザーを紐づける必要があります。
なお、1つのアドバイザー事業所のみに所属しているアドバイザーアカウントが1人でも顧問先事業所に招待されている場合であれば、そのアドバイザー事業所において顧問先のグレーアウトが解除された状態となり、顧問先の詳細情報の閲覧や編集をすることができます。
同一アドバイザーが複数のアドバイザー事業所に所属している場合は、該当アドバイザーの別のメールアドレスで新規追加したアドバイザーアカウント または 同僚の方のアドバイザーアカウントを顧問先事業所に招待します。
詳しい操作手順は次のとおりです。
※ 顧問先事業所に新しく招待を行う操作となりますので、事前に顧問先に説明することをおすすめします。
- freee顧問先管理(アドバイザー事業所②)にログインします。
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[メンバー管理]メニューから、1つのアドバイザー事業所(アドバイザー事業所②)のみに所属している以下いずれかのアドバイザーアカウントを用意します。
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該当アドバイザー(アドバイザーA)の別のメールアドレスで新規追加したアドバイザーアカウント
詳しい操作手順は、「メンバーを追加する」のヘルプページをご参照ください。 - アドバイザー事業所②に所属している他のアドバイザーアカウント(同僚の方など)
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該当アドバイザー(アドバイザーA)の別のメールアドレスで新規追加したアドバイザーアカウント
- 手順「2」で用意したアドバイザーアカウントを該当の顧問先事業所に招待します。招待方法には、【顧問先の事業所のfreee会計アカウントにログインして招待する方法】と【 顧問先に依頼をして招待してもらう方法】があります。
それぞれの詳しい操作手順は、「メンバーの担当顧問先を設定する」のヘルプページをご参照ください。
この操作を行うことで、顧問先事業所とアドバイザー(本操作で招待したアドバイザーB)、顧問先事業所とアドバイザー事業所②が紐づくことが明確になるので、顧問管理freeeにて顧問先のグレーアウトが解除されます。
※ 1つのアドバイザー事業所に所属しているアドバイザーが顧問先事業所の招待から外れると、再び不明確な顧問関係となり、freee顧問先管理の顧問先がグレーアウトしてしまいますのでご注意ください。
顧問先の詳細情報を編集する
顧問先の詳細情報を編集したい場合には、編集したい項目のあるタブをクリックし、右上の[編集]ボタンをクリックすると編集することができます。
編集後は画面下部の[保存]ボタンをクリックし、情報編集をとりやめたいときは[キャンセル]ボタンをクリックします。