対象プラン(法人)
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利用できるセグメントタグについて
ご契約のプランにより利用できるセグメントタグに制限があります。
具体的には下記の通りです。
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セグメント1~3を利用可能
- アドバンスプラン、エンタープライズプラン、freee経理プラン、freee支出管理 経費精算Plusプラン、freee支出管理 Fullプラン、freee請求書 アドバンス
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セグメント1のみ利用可能
- 旧プロフェッショナルプラン
セグメントは自由に設定できる分析用の集計軸です。
収益の比較や分析を行う際、品目・メモタグを利用し集計することがありますが、これらの軸とは別の軸として利用可能です。
設定した「セグメントタグ」を取引に付加させることで、新たな分析の軸として利用し、経営者の意思決定をサポートすることができます。
例えば下記のような場合に設定します。
- 主となる事業とは別に複数の事業を営んでいて、事業の種類ごとにセグメントを作る
- 主となる事業の中の内訳としてプロジェクト用のセグメントを作る
- 現場ごとのセグメントを作る
目次
セグメントを登録する
項目解説
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セグメント(集計軸)
集計軸のグループ。アドバンスプラン(または旧プロフェッショナルプラン)以上で3つまで使用可能です。
※旧プロフェッショナルプランで利用できるセグメントは1つだけです。 -
セグメントタグ(集計項目)
集計項目。1つのセグメントの配下に連なるタグとして利用します。
実際に取引に付加するのは、集計項目である「セグメントタグ」となります。
また、セグメント内に部門のような階層を持つことはできません。
セグメントタグコードを「使用する」に設定する
他会計ソフトから乗り換えた場合などにおいて、「プロジェクトA」と「プロジェクトA」のように大文字・小文字の表記揺れにより、同じものを指すセグメントタグが複数作成されることがあります。
このような表記揺れを防ぎたい場合はセグメントタグコードを利用すると便利です。
freee会計上でセグメントタグをコードで管理したい場合は、[設定]メニュー →[事業所の設定]→[詳細設定]タブからセグメントタグコードを[使用する]に設定してください。
※コード管理を行わない場合はこちらの作業は不要です。
セグメント(集計軸)を設定する
セグメント(集計軸)については、取引内容や経営分析の軸としたいもの(地域、現場名、プロジェクト名など)に応じて入力してください。
- [設定]メニュー→[セグメント1~3]のいずれかを開きます。
- [編集]ボタンをクリックします。
- 「セグメント名」と「セグメント説明文」を入力し、[保存]ボタンをクリックします。
セグメントタグ(集計項目)を登録する
登録方法は次の通りです。
- [設定]メニュー→[セグメント1~3]のいずれかを開きます。
- [新規作成]ボタンをクリックします。
- 「セグメントタグの新規作成」画面が開きますので、「セグメントタグ名」を入力します。その他の項目は任意で入力できます。
- [作成]ボタンをクリックします。
検索機能について
作成したセグメントタグは、作成時に入力した「セグメントタグ名」「セグメントタグコード」「ショートカット」「備考」及び「入力候補」から検索が可能です。
並び替えについて
セグメントタグの一覧画面では、以下の項目での昇順・降順の並べ替えが可能です。
以下、該当の項目横の矢印をクリックすることで並び替えできます。
- セグメントタグ名
- セグメントタグコード
※セグメントタグコードを[使用する]に設定している場合のみ表示 - ショートカット1
- ショートカット2
- 更新日
セグメントタグを修正・非表示・削除する
セグメントタグを修正する
セグメントタグの修正は、次の手順で行うことができます。
- [設定]メニュー → [セグメント1の設定]〜[セグメント3の設定]のいずれかをクリックし、セグメント一覧画面を開きます。
- 修正したいセグメントタグの行をクリックします。
- 「セグメントタグの編集」画面から、内容を修正し[保存]ボタンをクリックします。
セグメントタグを非表示にする
セグメント自体は削除せず、取引登録時などに表示されないように、入力候補でを非表示にしたい場合は、「入力候補」として使用しない設定にすることができます。
操作手順は次のとおりです。
- [設定]メニュー → [セグメント1の設定]〜[セグメント3の設定]のいずれかをクリックし、セグメント一覧画面を開きます。
- 非表示にしたいセグメントタグの行をクリックします。
- 「入力候補」項目の[使用しない]にチェックを入れます。
- [保存]をクリックします。
上記操作で、[使用しない]にチェックを入れたセグメントタグは、入力候補として表示されなくなります。
※ すでに取引等に付加されたセグメントは、本設定にかかわらず引き続き表示され続けます。
セグメントタグの非表示化について
セグメントタグを非表示にする場合、次の操作や挙動に一部制限が発生しますのでご注意ください。
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非表示にするセグメントタグが各種テンプレート等に含まれる場合:
非表示にするセグメントタグが、次のいずれかのテンプレート等で使用されている場合は「使用しない」の設定に切り替えることはできません。事前に使用されているテンプレートから当該セグメントタグを削除の上、再度操作をお試しください。- 自動登録ルール
- 取引テンプレート
- 振替伝票テンプレート
-
「自動で経理」画面における非表示セグメントの推測について:
非表示にしたセグメントタグは、「自動で経理」画面における推測の対象となりませんのでご注意ください。
セグメントを削除する
セグメントの削除方法は、次の通りです。
- [設定]メニュー → [セグメント1の設定]〜[セグメント3の設定]のいずれかをクリックし、セグメント一覧画面を開きます。
- 非表示にしたいセグメントタグの行をクリックします。
- 「セグメントタグの編集」画面下部の[削除]をクリックします。
- 「セグメントタグを削除しますか?」画面が表示されますので、[削除]ボタンをクリックします。
一括削除の方法
- [設定]メニュー → [セグメント1の設定]〜[セグメント3の設定]のいずれかをクリックし、セグメント一覧画面を開きます。
- 削除したい全ての「セグメントタグ名」の左側のチェックボックスにチェックを入れます。
- チェックボックスの上部、[一括削除]ボタン →[削除]をクリックします。
- 「選択されたセグメントタグを削除しますか?」画面が表示されますので、[削除]ボタンをクリックします。
「利用中」となっているセグメントタグは、取引や申請等に付加されている状態のため、削除できません。
セグメントのインポート・エクスポート
セグメントタグは、CSV形式のインポートファイルを用いて一括登録することができます。また、CSVファイルとしてエクスポートすることも可能です。
詳しくは、「セグメントタグ(分析用タグ)のインポート・エクスポート」のヘルプページをご覧ください。
付加したセグメントを元に帳票を確認する
取引(仕訳)ごとに付加したセグメントタグをもとに、集計をし分析できます。
搭載機能一覧
メニュー | 対応内容 |
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試算表 | 損益科目に付加したセグメントタグの集計表示 |
月次推移 | 損益科目に付加したセグメントタグを「損益計算書」で集計表示 |
総勘定元帳 | 全勘定科目に付加したセグメントタグの集計表示 |
カスタムレポート | 全勘定科目に付加したセグメントタグの集計表示 |
入金管理レポート | 収入の未決済取引に付加したセグメントタグの集計表示 |
支払管理レポート | 支出の未決済取引に付加したセグメントタグの集計表示 |
セグメントの仕様として、相手勘定科目には付加されないため、相手勘定科目のデータは集計対象となりません。そのため、売掛金等で集計を行いたい場合は取引からの作成でなく、振替伝票で仕訳を作成し、売掛金等に対してセグメントの付与を行う必要があります。
試算表
「表示するタグ」と「比較」で「現場」というセグメントをクリックし、各現場ごとのセグメントを選択します。
「絞り込む」をクリックし集計します。
月次推移
月次推移でも同様に絞り込み集計が可能です。
総勘定元帳
総勘定元帳でも同様に絞り込み集計が可能です。
カスタムレポート
セグメントタグを用いて、クロス集計することが可能です。
詳しくは「カスタムレポートで会計データを分析する」のヘルプページをご覧ください。
仕訳帳や総勘定元帳を使い、入力した取引に正しくセグメントが付加されているかを確認してください。
「仕訳帳」画面内の「取引先・品目・部門・セグメント」項目にて、セグメントタグ(紫色)が表示されます。
※ セグメントが表示されない場合は、「表示オプション」項目の「セグメント」にチェックが入っているかどうかをご確認ください。
入金管理レポート・支払管理レポート
入金管理レポートまたは支払管理レポートでは、セグメントタグごとの入金予定または支払予定を管理することができます。