※ 2020年12月をもってこちらの機能は提供終了しました。
CSVデータをfreeeにインポートする際に、「freee CSV connector」をご利用いただくとCSVデータを設定に基づきfreeeのAPIのデータ形式に自動的に変換し、CSVデータの加工の手間なくfreeeに取り込むことができます。
目次
- 本アプリでできること
- ご利用の流れ
- アプリを連携する
- CSVデータをアプリにアップロードする
- 参考:freeeのデータを更新する方法
- 参考:複合仕訳や複数明細の取引のCSVデータ連携
- 参考:マスタデータのID確認機能
- 参考:エラーとなった仕訳データを確認する
- 参考:アップロードした処理が終わらない場合
- 参考:件数の制限について
- 参考:2回目以降の起動
- 参考:インポートのためのサンプルファイルについて
本アプリでできること
CSVデータを設定に基づき、自動でfreeeの形式に変換し、取り込むことができます。様々なデータ変換やマッピングができ、複雑な作業や連携開発の手間なく、幅広いサービスのデータを簡単にfreeeに連携することが可能になります。
ご利用の流れ
アプリを連携する
1. アプリストア上の本アプリページから[連携]ボタンをクリックします。
2. freeeにログインした状態で、[許可する]ボタンをクリックします。
3. 「アプリ連携の開始」画面が表示されるため、内容を確認の上[許可する]ボタンをクリックします。
4. ユーザー名の下部にある[▼]から、利用する事業所を選択します。
CSVデータをアプリにアップロードする
1. CSVデータの連携先をドロップダウンリストから選択します。
2. [アップロード]ボタンをクリックし、CSVデータをアップロードします。
3. マッピング設定が完了していない連携対象の場合、[設定を行う]をクリックし、マッピング設定を行います。
4. マッピング設定の画面で、CSVデータの項目をどのfreeeの項目にマッピングするか選択し、[設定を保存]ボタンをクリックして保存します。マッピング方法は以下のとおりです。
マッピング方法 | 詳細 |
---|---|
マッピングしない | CSVデータとfreeeの項目の対応付けを行わず、その項目のデータを取り込まない。 |
そのままマッピング | CSVデータをfreeeの項目に対応付けし、その項目のCSVデータをそのまま取り込む。 |
名称からマスタを取得 |
CSVデータの名称を元にfreeeのマスタデータを取得し、マスタデータのIDに変換して取り込む。 ※ メモタグIDの場合は、ダブルクォーテーションで囲まれたカンマ区切りの名称を取り込むことで、複数のメモタグを設定できます(例: “メモタグ1,メモタグ2”)。 |
配列に変換 | メモタグIDなどの項目に対して、ダブルクォーテーションで囲まれたカンマ区切りのデータを配列に変換して取り込む。 |
5. [連携を行う]をクリックすると、CSVデータが連携開始されます。
6. 「最近の連携履歴」のステータスからCSVデータが連携されていることを確認します。
連携ステータスの内容については、次の表をご参考ください。
アイコン | ステータス | 詳細 |
---|---|---|
![]() |
成功 | CSVデータのfreeeへの連携が完了している場合に表示されます。 |
![]() |
API連携エラー |
APIで連携した際にエラーチェックに引っかかってしまった場合に表示されます。
|
![]() |
その他エラー |
次の場合に表示されます。
適宜CSVデータの確認・修正を行い、再度アップロードをお試しください。 |
![]() |
キャンセル |
連携処理をキャンセルした場合に表示されます。 ※ ステータスが「連携待ち」、「連携中」の場合のみ、「最近の連携履歴」のメニュー(︙)から[処理を中止]することができます。 |
![]() |
連携待ち | 連携処理の開始待ちの場合に表示されます。 |
![]() |
連携中 | 連携中の場合に表示されます。 |
参考:freeeのデータを更新する方法
勘定科目、部門、取引先、セグメント1〜3、口座に関しては、データを更新して連携する方法(PUT)に対応しています。
1. 画面左側のメニューから[ホーム]をクリックします。
2. 「最近の連携履歴」右端のメニュー(︙)ボタンをクリックし、[ファイルをダウンロード(freee ID付)]を選択します。これにより、「freee ID」項目付きのCSVファイルがダウンロードされます。
3. ダウンロードしたCSVファイルを開き、変更したい任意の項目を修正・保存の上、再度連携することで、指定されたfreee IDのデータに対して更新することができます。
参考:複合仕訳や複数明細の取引のCSVデータ連携
取引・振替伝票のCSVデータをアップロードする際に、任意の項目を指定してデータを集約し連携することができます。集約複合仕訳形式の仕訳データを連携する場合や、複数明細の取引データを連携する場合に活用できます。現在、振替伝票と取引は集約する連携のみ対応しており、貸借1行ずつの振替伝票や1明細の取引においても、同様の設定方法で連携が可能です。
1. 画面左側のメニューから[設定]をクリックします。
2. 設定する連携対象をプルダウンから選択します。設定がまだ行われていない場合は、「CSVファイルから項目を取込」ボタンをクリックし、連携するCSVファイルを取り込んでください。
3. 「基本設定」項目内、[集約キーとするマッピング元の項目](※ 詳細は後述)のプルダウンから項目を選択し、各項目のマッピングを設定後、[設定を保存]ボタンをクリックします。
※ 「集約キー」とは、対象の項目の値が同じ場合に一連のデータとして取り扱う設定です。
以下のような連携が可能です。
CSVデータ
仕訳No. (集約キー) |
仕訳日 | 勘定科目 | 貸借 | 金額 |
---|---|---|---|---|
1 | 2019-04-01 | 売掛金 | debit | 32400 |
1 | 2019-04-01 | 売上高 | credit | 10800 |
1 | 2019-04-01 | 売上高 | credit | 21600 |
freeeに連携される振替伝票
仕訳日:2019-04-01
勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
---|---|---|---|
売掛金 | 32,400 | 売上高 | 10,800 |
売上高 | 21,600 |
このように「仕訳No.(集約キー)」を基準に、同一のキーが付された行を一連の仕訳として取り扱うことができます。
サンプルファイル(取引、振替伝票)は、こちらからダウンロードすることができます。
参考:マスタデータのID確認機能
freeeに登録されている勘定科目、税区分、部門、取引先、品目、メモタグ、口座、セグメントのマスタデータを画面左側のメニュー[freeeデータ]から確認することができます。例えば、取引先を新規登録したり、取引先マスタを更新したりする際にマスタデータのIDと名称の確認で活用できます。
参考:エラーとなった仕訳データを確認する
freeeのAPIでエラーとなった場合、連携履歴のリストにエラーとして表示されます。
エラーとなったデータのみを修正したい場合は、リストの右端のメニュー(︙)ボタンをクリックし、[エラーデータのみダウンロード]をクリックすると、エラーとなったCSVデータのみをダウンロードすることができます。
参考:アップロードした処理が終わらない場合
CSVファイルをアプリにアップロードする際には、前回のアップロード処理が完了している必要があります。前回の処理が万が一予期せぬエラーなどによって処理が完了せず、操作できなくなってしまった場合は、前回のアップロード処理のステータスを「中止」に変更することが可能です。
※ 本操作はあくまでステータスを「中止」に変更するための処理のため、仕訳の連携処理は継続されています。中止した場合は、しばらく時間をおいた後、必ずfreeeで連携済みのデータの状態を確認してください。
1. 「連携履歴」リスト右端のメニュー(︙)を選択し、[処理を中止]をクリックします。
2. 「アップロード処理の中止の確認」ダイアログボックスが表示されます。メッセージを確認の上、問題がなければ[中止する]をクリックします。
参考:件数の制限について
CSVファイルはヘッダを除いて20,000行、データ件数は10,000件まで取り込むことが可能です(例:振替伝票では貸借1明細ずつの10,000件のデータを取り込むことが可能)。
振替伝票と取引については、集約後の明細件数に以下の制限があります。
- 振替伝票:貸借合わせて100明細まで
- 取引:40明細まで
参考:2回目以降の起動
2回目以降はこちらをクリックする、またはこちらの方法からアプリ起動することができます。
セッション切れで連携許可を求められた場合は、再び許可してください。
参考:インポートのためのサンプルファイルについて
インポートのために準備するCSVファイルとして、次のファイルを使用することもできます。
それぞれ「取引」「振替伝票」の形式となっていますので、インポートしたいデータに合わせてお使いください(「Shift-JIS」は主にWindows環境でExcelをお使いの方用、「UTF-8」は主にMac環境でNumbersをお使いの方の他、Googleスプレッドシート等にて使用可能です)。