このページではfreeeへのインポートファイルとして使われるCSVファイルの説明と、作成時における注意点についてご説明します。
CSVファイルの特徴
CSVファイル(Comma-Separated values)とは
いくつかのフィールド(項目)を区切り文字であるカンマ「,」で区切ったテキストデータおよびテキストファイル(拡張子:CSV)を指します。
これは主にデータ交換用の汎用フォーマットとして利用されます。
このCSVファイルは、表計算ソフト等で内容を編集し、様々なサービス・ソフト間で相互のデータ交換(データのインポート・エクスポート等)を行うことができます。
CSVファイルの詳細
テキストデータの構造
① CSVファイルは項目ごとにカンマ( , )で区切ってデータを表記します。
表計算ソフト等のファイル形式 | CSVファイル(テキスト)形式 | |||||||||||||||||||
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データの 具体例 |
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営業担当者 , 商品A売上金額 , 商品B売上金額 フリー太郎 , 1000000 , 750000 ツバメ次郎 , 1500000 , 250000 スワロー三郎 , 1250000 , 500000 スズメ四郎 , 750000 , 1000000 スパロー五郎 , 250000 , 1500000 |
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特徴 |
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② ファイルの拡張子は「CSV」となります(例:「sample.csv」)。
※ 拡張子が異なる場合、正常にCSVファイルとして取り扱いできない場合がありますので、ご留意ください。
CSVファイルの記法
※ こちらの記法については、インポートするExcelファイルを作成・編集する場合においても同様であることにご留意ください。
① 項目はダブルクォーテーション( " )で囲んで表記することができます。
【表記例】
項目名1 , 項目名2 , 項目名3
"aaa" , " bbb " , " ccc "
※先頭と末尾は同種の記号を使用します( ダブルクォーテーションで開始 したら ダブルクォーテーションで終了 する など)。
② ダブルクォーテーションが含まれる文字列を項目として読み込みたい場合は、ダブルクォーテーションを2つ重ねる必要があります。
【表記例:元データ】
"売""掛""金"
【表記例:反映データ】
売"掛"金
よくある質問
CSVファイルの内容が文字化けしています。
ご利用の環境(OS、ソフト、文字コードの設定等)によって文字化けが発生する場合があります。詳しくは「 CSVファイルが文字化けした場合の対処方法 」のヘルプページをご確認ください。
CSVファイルを表計算ソフト等に読み込んで編集したいのですが、うまく読み込まれません。
CSVファイル読み込み時に、区切り文字や文字コードの設定が適切でない可能性があります。
弥生形式からエクスポートしたファイルがインポートに失敗します。
エクスポートしたファイルが「汎用形式」であり、かつ、拡張子が「CSV」になっていることを確認の上、再度インポートください。詳しくは「 弥生会計から仕訳データを移行する 」のヘルプページをご確認ください。