このページでは、登録・更新した取引が各種レポートに集計される際の仕組み・ご注意点などについてご説明します。
※ 本機能は順次公開予定です。
取引内容をレポートに反映する仕組み
freeeではクラウド会計ソフトとして、複数人で共同して取引の登録や更新を行うことができます。さらに、登録・更新した取引はすぐに各種レポートへ反映させることができます。
しかしながら、この「取引の登録・更新」と「各種レポートへの反映」には、少々ではありますがタイムラグが生じます。
これは、大量のデータを登録したり、複数人で操作を行なった場合でも、データを正しくレポートに反映させるための仕組みによるものです。
次セクション以降では、この仕組みによって、どのような点にご注意いただく必要があるのか、freeeがどのような挙動を示すのか、などについてご説明します。
画面上部の「レポート集計」状況の表示終了について
freeeメニュー上部での集計表示は2023年12月20日(水)ごろに終了しました。
本件の表示によりパフォーマンス負荷が発生していたため、より処理を安定的にすることが目的の変更です。
各種レポート画面上でのレポート集計中の表示は引き続き表示されます。
レポート集計中 / 集計完了の確認について
登録・更新した取引がレポートに集計中であるのか、集計が完了したのかの状態を確認するには、freee メニュー上部のステータス表示を確認します。
- 「レポート集計中...」:各種レポートに取引データを反映している状態
- 「レポート集計完了」:すでに取引データの反映が完了し、レポートの内容が最新版である状態
通常この集計作業(ライムラグ)は、取引が登録・更新されてから数秒程度で完了します。
取引の大量インポートなど、取引の多量な登録・更新が行われた場合は集計作業に時間を要する場合もあります。
「レポート集計中...」と表示されているタイミングであっても、その他の取引登録・更新を行なっていただくのは問題ございません。
各種レポート画面の挙動について
「レポート集計中...」に各種レポート画面を開いた場合
レポートが集計中(最新の金額ではない)である旨のメッセージが表示されます。集計途中であっても[集計中のレポートを見る]ボタンをクリックすることで、集計途中のレポートを確認することができます。
また、各種レポート画面を開いている間は、一定時間ごとに新たな取引の登録・更新がないかどうかをチェックします。その際の集計状況はメニュー上部のステータス表示から都度確認することができます。
各種レポートの内容をエクスポートする場合
各種形式によるファイルのエクスポートは、ステータス表示が「レポート集計中」でも行うことができます。ただし、「レポート集計中」の状態でエクスポートしたファイルに含まれる情報は、最新の状態ではない可能性があるため注意が必要です。各種形式でファイルをエクスポートする場合は「レポート集計完了」の状態になってから行うことをおすすめします。
各種レポートの画面内で取引を登録・更新した場合
試算表や月次推移など、一部のレポートでは集計された金額をクリックすることで、その内訳金額を表示し、場合によっては取引を登録・更新することができます。
内訳から取引に変更を加えた場合、次のようなアラートが表示され、アラートに表示されたリンクからは更新した仕訳を確認することができます。