freee会計で年度締めが行われた際、freee会社設立の電子公告を使用している場合は、設定次第で電子公告に決算書内容を反映させることができます。
ご利用条件
本機能をご利用いただくには、次の条件をすべて満たしている必要があります。
- 「freee会社設立」の「freee電子公告」へ課金が行われていること
- 「freee会計」にていずれかの有料プランへ課金が行われていること
- 「freee会社設立」と「freee会計」を同一アカウントで契約していること
- 大会社(株式会社 資本金5億円未満 または 負債総額200億円未満)以外であること
年度締め時に連携される決算書類について
年度締め時の電子公告に自動連携されるのは、会社法によって大会社以外で義務付けられている 貸借対照表のみ です。
大会社に該当し損益計算書も出力する必要がある場合には、 freee会計上から決算書をPDFでダウンロード の上、 freee会社設立の「電子公告の管理」ページよりご自身でアップロード を行ってください。
ご利用手順
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freee会社設立 :入力ステップの「公告の方法」項目にて、公告の掲載方法で「freee電子公告」を選択し、お支払を完了します。
お支払を完了すると、[電子公告の管理画面]ボタンから、電子公告の管理画面へ遷移することができるようになります。
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freee会計 :[決算申告]メニュー → [年度締め]をクリックし、電子公告への連携を行う場合は[決算書を電子公告で自動的に公開する]にチェックを入れます。
※ 年度締めを行い決算書を電子公告で連携・公開後、年度を巻き戻して同年度で再度年度締めを行った場合は、同年度の決算公告を差し替えるかどうか選択できます。
- 年度締め完了後、 freee会社設立 へログインし、[電子公告の管理画面]ボタンから同画面へ遷移すると、freee会計から連携されてきた決算書が表示されます。
決算書のタイトルをクリックすると、決算書の内容を確認することができます。
※ freee会計からfreee会社設立への連携は約1日かかります。
参考:公告の自動反映を行わなかった場合
会社法第440条で、決算公告は「定時株主総会終結後、遅滞なく」と規定されています。
自動連携しなかった場合は、ご自身で決算書を設立freeeでアップロードして公告することが可能です。
詳しい手順は、「公告とは何ですか? freee電子公告はどう利用できますか?- 公告を行う(freee会計連携がない場合)」のヘルプページを参照ください。
参考:追加公告に関して
ブラウザのアドレスに公告アドレスを入力しても、電子公告ファイルが表示されない場合、公告の中断を認識したらすみやかに原因を除去して復旧させ、一定期間表示されなかったことを明示する「追加公告」という手続きを行う必要があります(会社法940条3項)。
また、freee社のメンテナンス等で表示されない期間があった場合には、freee側で自動的にご契約いただいている公告画面に追加公告を掲載いたします。
ただし、この追加公告に関しては、freee会社設立内の「設立完了日」を入力しているかどうかで掲載の判断をしています。
未入力の場合は、「freee会社設立」よりログインし、設立完了日をご入力ください。