受け取った報酬などから源泉徴収された場合は、その金額を確定申告書に記入します。
また、公的年金・雑所得・配当所得・一時所得などが発生した場合は、その内容や経費を記入する必要があります。
freee申告では、質問に回答することでそれらの情報を正しく確定申告書に反映できます。
記入の対象となる方
以下の所得がある場合、その詳細を確定申告書の第一表・第二表に記入する必要があります。
| 記入対象 | 例 | freeeでの記入方法 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 源泉徴収された所得 | 源泉所得税が引かれた報酬 | 所得・控除ステップ | 主に事業所得・不動産所得が対象 |
| 雑所得(公的年金等) ※1 | 国民年金・共済年金などの受給 | 所得・控除ステップ | 60歳以上の年金受給者、年金以外の所得が20万円以上ある or 年金受給額が400万円以上の場合対象 |
| 雑所得(その他) | 原稿料、講演料、印税、個人年金の受給など | 所得・控除ステップ | |
| 配当所得(総合課税) | 株式の配当、投資信託の収益 | 所得・控除ステップ |
上場株式の配当は第三表へ記入して分離課税も可能 詳しくは、「分離課税の所得を申告する(第三表)」のヘルプページをご覧ください。 |
| 譲渡所得(総合課税) | 権利・美術品・貴金属などの売却による所得 | 所得の内訳入力 | |
| 一時所得 | 賞金、競馬や競輪の払戻金、保険の満期返戻金など | 所得・控除ステップ |
※1) 公的年金等の入力欄は 年齢を60歳以上に設定した場合にのみ表示されます。
freeeでの記入手順
所得の種類別入力について
「収支」ステップで様々な所得の情報を入力する場合、所得の種類ごとに情報入力先のカードが異なります。それぞれの対応関係は下表のとおりです。
ここからは各カード別に入力方法をご案内します。
| 所得の種類 | 情報入力先のカード名 |
|---|---|
|
事業所得 不動産所得 |
「源泉徴収された事業収入・不動産収入はありますか?」カード |
|
雑所得 配当所得 一時所得 |
「雑所得、配当所得、一時所得はありますか?」カード |
事業所得、不動産所得の場合
「収支」ステップを開き、 「源泉徴収されている事業収入・不動産収入はありますか?」の「○」を選択します。
所得の種類・支払者(生ずる場所)ごとに[追加]で行を追加して、各項目を入力し[保存]します。
入力の方法は以下のいずれかを利用できます。
直接手入力する方法
左下[追加]から必要分の行を追加し、下表の項目を直接入力します。
※不要な行については、行の右端[削除]から削除することができます。
| 項目 | 説明 | 備考 |
|---|---|---|
| 所得の種類 | 「事業所得」または「不動産所得」の中から選択します。 | 所得の種類については、国税庁「所得の区分のあらまし」のページをご参照ください。 |
| 収入金額 | 源泉所得税が差し引かれる前の報酬額(売上高)を入力します。 | 支払調書の「支払金額」が税抜きで記載されている場合、「(摘要)」の欄に記載されている消費税額と 合算して入力してください。 |
| 源泉徴収税額 | 徴収された源泉所得税の金額を入力します。 | 支払調書に未払金が含まれる(二段書き)場合、 こちらのフォームでは、「内書きを入力」にチェックを入れて、源泉徴収税額の上段の金額を入力してください。 |
| 支払者の氏名 又は名称 | 報酬を支払った人や会社の名称を入力します。 | |
| 支払者の住所(居所) 又は所在地 | 報酬を支払った人や会社の所在地を入力します。 |
申告対象年度の取引内容を取り込む方法
-
「データの取り込み」項目内の[freee会計から取引を取り込む]をクリックします。
-
「取引から取り込まれる内容」を確認の上、[取り込む]をクリックします。
※取り込んだ取引の中で不要な行については、取り込み後追加された行の右端[×]から削除することができます。
本機能は収入の勘定科目が「売上高」「雑収入」「[不]賃貸料」「[不]雑収入」の場合で、次のいずれかの条件を満たした取引を自動的に読み取り、取り込みの候補として表示します。
- freee会計にデフォルトで用意された品目タグ「源泉所得税」が付与された単体取引
- 収入の複数行取引で、勘定科目「事業主貸」または品目タグ「源泉所得税」が付与された取引
- 「自動で経理」より「未決済取引の消し込み」の際、差額の勘定科目を「事業主貸」および品目タグ「源泉所得税」で登録した取引
※未決済取引本体と同じ「取引先タグ」を差額部分にも付与することで、取引先毎の合算集計も可能です。
※ 「+更新」の方法にて登録した取引は、[確定申告書類の作成]→[収支]ステップ→[源泉徴収されている事業所得、不動産所得はありますか?]カードの[取引を取り込む]からは取り込めませんのでご留意ください。
指定のExcelファイルをインポートする方法
指定のExcelファイルから事業所得等の情報をまとめて取り込むことができます。
[Excelファイルをインポート]より、指定のファイルを取り込んでください。
「事業所得等のインポート用ファイル」よりインポート用のファイルをダウンロードできます。
入力上限:1回のインポートにつき200件までとしてください。
また、インポートできる最大件数は400件までです。400件以上は反映されません。
雑所得、配当所得、一時所得の場合
「収支」ステップを開き、「雑所得、配当所得、一時所得はありますか?」の「○」を選択します。
所得の種類・支払者(生ずる場所)ごとに[追加]で行を追加して、各項目を入力し[保存する]をクリックします。
※ 登録された取引内に「[確]」を含む勘定科目が存在する場合、当該収入については「所得の種類」の項目からは選択対象外となります。
| 項目 | 説明 | 備考 |
|---|---|---|
| 所得の種類 | 「雑所得(業務)」、「雑所得(その他)」、「配当所得」または「一時所得」の中から選択します。 | 所得の種類については、国税庁「所得の区分のあらまし」のページをご参照ください。 |
| 収入金額 | 源泉所得税が差し引かれる前の金額を入力します。 | 支払調書の「支払金額」が税抜きで記載されている場合、「(摘要)」の欄に記載されている消費税額と合算して入力してください。 |
| 源泉徴収税額 | 徴収された源泉所得税の金額を入力します。 | 支払調書に未払金が含まれる(二段書き)場合、こちらのフォームでは、「内書きを入力」にチェックを入れて、源泉徴収税額の上段の金額を入力してください。 |
| 支払者の氏名 又は名称 | 支払った人や会社の名称を入力します。 | |
| 支払者の住所(居所) 又は所在地 | 支払った人や会社の所在地を入力します。 | |
| 必要経費等 | 所得を得るためにかかった費用を入力します。 |
申告書上の反映先
入力した所得の情報は、下表のように確定申告書へ反映されます。また、入力明細は所得の内訳書にも連携されます。
| 所得の種類 | 第一表 | 第二表 | |
|---|---|---|---|
| 事業所得 | 該当する所得の 源泉徴収税額(44) |
所得の内訳 ※ 5行以上の場合は別紙を自動作成 ※ 支払者の住所は別紙の場合のみ反映 |
|
| 不動産所得 | |||
| 雑所得 | 該当する所得の 「収入金額等」 「所得金額」 |
雑所得(公的年金等以外)、 総合課税の配当所得・譲渡所得、一時所得に関する事項 |
|
| 配当所得 | |||
| 一時所得 | |||