freee顧問先管理で税理士の情報や税理士事務所/法人の情報を登録することで、その情報をfreee申告で申告書作成を行う際に連携することができます。
このことにより税務代理権限証書で事務所情報を何度も入力する手間がなくなります。
freee申告に連携される税理士情報は、新しいfreee顧問先管理から取得されます。本機能を使う場合は新しいfreee顧問先管理のメンバー設定画面より、申告に必要な税理士情報データを登録してください。
freee申告で税理士情報を活用する
このページで紹介する設定をfreee顧問先管理で事前に行うことで、freee申告の税理士情報をワンクリックでfreee顧問先管理から連携することができるようになります。
【freee申告の税理士情報】
この結果、新規の顧問先についての申告書作成の際にも、同じ情報を何度も入力する手間がなくなるため、あらかじめ事務所情報と税理士の情報をマスタとして設定しておくと申告書作成がスムーズに行えるようになります。
以下に示す2つの手順によって事務所の情報を設定し、税理士であるメンバーを指定することにより、以下のように連携時にメンバーを選択して連携することができるようになります。
アドバイザー事業所の設定をする
まず、次の手順に従ってアドバイザー事業所の設定を行ないます。
- [アドバイザー管理]→[事業所]をクリックします。
- ご自身の所属している事務所情報を登録します。
税理士の設定をする
税理士等の資格者がいる場合にはメンバー一覧メニューから、該当のメンバーを税理士として指定する必要があります。
この操作により、該当のメンバーを署名税理士としてfreee申告へ連携することができます。
- [アドバイザー管理]→[メンバー一覧・設定]をクリックします。
- メンバー一覧から税理士であるメンバーをクリックします。
- 「資格情報」の[編集]をクリックします。
- 税理士にチェックをつけ、所属区分とetax及びeLTaxの利用者識別番号とIDを設定します。
また、freee顧問先管理で登録できる項目とfreee申告への連携有無は以下のとおりです。
項目名称 |
内容 |
freee申告(税理士情報)への連携有無 |
---|---|---|
事務所名 |
アドバイザー事業所の名称 |
- |
事業所の正式名称 |
上記正式名称 |
|
事業所の正式名称(カタカナ) |
上記カナ |
- |
事業形態 |
法人もしくは個人事務所 |
- |
郵便番号 |
事務所の郵便番号 |
アドバイザー事業所情報の「郵便番号」へ連携 |
都道府県・市区町村等の住所 |
事務所の住所 |
アドバイザー事業所情報の「事務所所在地」へ連携 |
電話番号1 |
事務所の電話番号 |
アドバイザー事業所情報の「税理士電話番号」へ連携 |
電話番号2 |
※事務所に複数の電話番号がある場合のみ |
- |
氏名 |
登録したい税理士の氏名 |
- |
氏名(カタカナ) |
上記カナ |
- |
表示ユーザー名 |
freee顧問先管理に表示されるユーザー名 |
- |
メールアドレス |
freee顧問先管理に登録されているメールアドレス |
- |
freee会計権限 |
アドバイザー事業所のfreee会計の権限 |
- |
資格 |
資格(税理士、公認会計士、司法書士、または社会保険労務士) |
- |
所属税理士会 |
個人事務所の場合:開業税理士の所属税理士会 税理士法人の場合:法人の本店、もしくは支店の税理士会 |
アドバイザー事業所情報へ連携 |
所属税理士会支部 |
個人事務所の場合:開業税理士の所属税理士会支部 税理士法人の場合:法人の本店、もしくは支店の税理士会支部 |
アドバイザー事業所情報へ連携 |
所属税理士会事務所番号 |
個人事務所の場合:開業税理士の税理士登録番号 税理士法人の場合:法人の本店、もしくは支店の税理士法人登録番号 |
アドバイザー事業所情報へ連携 |
etax / 利用者識別番号 |
個人の場合:開業税理士の利用者識別番号 税理士法人の場合:税理士法人の利用者識別番号 |
アドバイザー事業所情報へ連携 |
eLTax / 利用者ID |
個人の場合:開業税理士の利用者ID 税理士法人の場合:税理士法人の利用者ID |
アドバイザー事業所情報へ連携 |
ここで税理士として指定した税理士名称と利用者識別番号が、署名税理士個人の情報としてfreee申告への連携がされるようになります。