【freee for Salesforce】freeeに収入取引・支出取引を送信する – freee ヘルプセンター

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freee for Salesforce（旧称: freee for SFA）を用いると、CRM（顧客管理）サービスの Salesforceとfreee会計を連携させることができます。

取引連携機能では、Salesforce上の商談等の情報をfreeeへ連携し、取引を作成することができます。これまでは見積書、請求書のみの作成に対応していましたが、そうした書類を発行せず、会計計上のみ行いたい場合にご利用ください。

従来の請求書連携機能との比較

見積書・請求書連携と同等の機能

Salesforce上の商談等の情報を、freee会計にどのように連携するか柔軟にマッピング設定ができること。
商談-商品のような従属、または参照しているオブジェクトを両方使用し、取引全体に関する項目（発生日や取引先など）と取引の個別明細行に関する項目（部門や勘定科目など）のマッピング設定が可能です。

見積書・請求書連携と異なる点

マッピング設定ができる項目に、セグメントタグ1~3が取引連携では追加されています。
売上高などの収入取引以外にも、仕入高、外注費などの支出取引にも対応しています。
振替機能（詳細は後述）により、受領した前受金などの収益振替を自動で行うことができます。

必要な設定・権限について

取引連携のアクションを実行するユーザーはfreee会計上で「取引」の参照および作成権限が必要です。
Salesforceの権限セットはfreeeユーザが必要です。

オブジェクト設定

オブジェクト設定では「freeeに送信する取引の各項目に、Salesforce側のどの項目を連携するか」という設定を行います。設定方法は基本的に見積書・請求書のオブジェクト設定と同様です。こちらのヘルプページをご参考ください。

また、オブジェクト設定は収入取引、支出取引で別々に作成することが可能です。（設定可能な内容は同じです。）

freee管理 > freee請求オブジェクト設定 > 収入取引/支出取引

設定タブ	項目名
基本設定	名前フィールド API参照名
基本設定	発生日フィールド API参照名
基本設定	支払期限フィールド API参照名
基本設定	金額フィールド API参照名
基本設定	管理番号フィールド API参照名
基本設定	勘定科目フィールド API参照名
基本設定	税区分フィールド API参照名
基本設定	品目フィールド API参照名
基本設定	部門フィールド API参照名
基本設定	メモタグ1フィールド API参照名
基本設定	メモタグ2フィールド API参照名
基本設定	メモタグ3フィールド API参照名
基本設定	メモタグ4フィールド API参照名
基本設定	メモタグ5フィールド API参照名
基本設定	セグメントタグ1フィールド API参照名
基本設定	セグメントタグ2フィールド API参照名
基本設定	セグメントタグ3フィールド API参照名
基本設定	振替フラグフィールド API参照名
基本設定	振替勘定科目フィールド API参照名
基本設定	振替税区分フィールド API参照名
基本設定	振替開始日フィールド API参照名
基本設定	振替回数フィールド API参照名
基本設定	振替間隔フィールド API参照名
基本設定	振替日フィールド API参照名
詳細設定	詳細オブジェクト API参照名
詳細設定	詳細勘定科目フィールド API参照名
詳細設定	詳細金額フィールド API参照名
詳細設定	詳細備考フィールド API参照名
詳細設定	詳細税区分フィールド API参照名
詳細設定	詳細品目フィールド API参照名
詳細設定	詳細部門フィールド API参照名
詳細設定	詳細メモタグ1フィールド
詳細設定	詳細メモタグ2フィールド
詳細設定	詳細メモタグ3フィールド
詳細設定	詳細メモタグ4フィールド
詳細設定	詳細メモタグ5フィールド
詳細設定	詳細セグメントタグ1フィールド API参照名
詳細設定	詳細セグメントタグ2フィールド API参照名
詳細設定	詳細セグメントタグ3フィールド API参照名
詳細設定	詳細振替フラグフィールド API参照名
詳細設定	詳細振替勘定科目フィールド API参照名
詳細設定	詳細振替税区分フィールド API参照名
詳細設定	詳細振替開始日フィールド API参照名
詳細設定	詳細振替回数フィールド API参照名
詳細設定	詳細振替間隔フィールド API参照名
詳細設定	詳細振替日フィールド API参照名

取引連携の使い方

請求書の発行機能と同じく、freee請求オブジェクトとして設定済の商談などの各ページからボタンで作成する方法と、一括で作成する方法があります。

商談などのページからの場合は、収入取引および支出取引のオブジェクト設定がされている場合に「取引を作成」のボタンが表示されるので、そのボタンより作成可能です。

__________2020-01-24_16.51.09.png

※なお、収入支出どちらかのみのオブジェクト設定を行なっている場合は、画面のようなプルダウンで選択画面は表示されず、「取引を作成」ボタンで取引が作成されます。

また、一括作成を行う場合は「freeeアプリ > 請求書作成」の画面より一括作成が可能です。一括作成のための準備や絞り込みなどについてはこちらのヘルプページをご参考ください。

__________2020-01-24_16.56.51.png

振替機能の使い方

振替機能を利用すると、連携した取引に対し、freee会計の取引の+更新を自動化することができます。前受金、前払金などの経過勘定を収益費用へと一定期間に渡って振替を行うユースケースで便利です。

振替に関するオブジェクト設定について

オブジェクト設定の中の振替に関する各項目について補足します。

振替フラグ	振替を実行するかどうかの制御に利用します
振替勘定科目	振替を実行する際の振替先勘定科目を指定します。
振替税区分	振替を実行する際の振替先税区分を指定します。
振替開始日	振替を開始する日付を選択します。 ex)前受金の受領から役務提供開始（＝収益認識）までにタイムラグがあるような場合に使用します。
振替回数	何ヶ月に渡って振替を実行するかを指定します。最大は60回です。
振替間隔	振替間隔は、「2」であれば隔月、「3」であれば3ヶ月おきという風に、振替を実行する間隔の月数を指定できます。設定が無い場合は、毎月の振替の「1」として処理されます
振替日	月初か月末を指定します。振替される仕訳の作成される日付に影響します。

参考：振替機能を使って、実際に作成されたfreeeの取引

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