ここではプロジェクトを追加・編集する手順について説明します。
利用できる権限:システム管理者、プロジェクトマネージャー
※ 本記事の一部機能は、2024年春頃より順次提供を終了いたします。
詳しくは「freee工数管理の提供機能変更について」をご確認ください。
目次
プロジェクトを追加する
- [プロジェクト]メニューをクリックすると、「プロジェクト一覧」画面が表示されます。
- [プロジェクトを追加]ボタンをクリックし、表示される選択肢から[プロジェクトを新規作成]をクリックします。
- 「プロジェクトの追加」画面で必要項目を入力します。
【基本情報】項目名
必須/任意
詳細
プロジェクト名
必須
プロジェクトの名前を入力します。
プロジェクト概要
任意
プロジェクトの概要を入力します。
プロジェクトに関するメモや資料を記載できます。プロジェクトマネージャー
必須
プロジェクトマネージャーを一人選択します。
従業員のうち「システム管理者」もしくは「プロジェクトマネージャー」権限を持つユーザのみ選択が可能です。
※ 権限設定は設定メニューの「従業員」にて変更が可能。
カラー
必須
プロジェクトのカラーを選択します。
工数入力画面などプロジェクトを見分けやすくなります。
期間
必須
プロジェクトの開始日と終了日を選択します。
ここで選択した期間のみ工数登録が可能となります。
※ あとから延長することも可能。
プロジェクトコード
必須
プロジェクトのコードを入力します。
例:P000001
※ 他のプロジェクトとの重複は不可。
従業員への公開設定
必須
全メンバーへの公開・非公開を選択します。公開とすることでそのプロジェクトにアサインされていなくても権限に関わらず全メンバーのプロジェクト一覧にこのプロジェクトが表示され、従業員はアサインリクエストを送る事ができます。
※ プロジェクトの詳細情報は閲覧出来ません。自動アサイン設定
任意
プロジェクトメンバーを自動的にアサインするかどうかを選択します。
新たに利用開始したユーザーを自動的にこのプロジェクトにアサインするようにします。全ユーザーをアサインしたいプロジェクトなどの場合にご利用ください。
運用ステータス
任意
このプロジェクトの運用ステータスを選択します。
ステータスの選択肢は以下となります。
計画中/運用開始/終了「運用開始」にすると、工数登録ができるようになります。
※ プロジェクト詳細からステータスを変更することができます。詳しくは「プロジェクトのステータスを管理する」のヘルプページをご覧ください。
受注ステータス
任意
このプロジェクトの受注ステータスを選択します。
受注のステータスを登録することで、受注前のプロジェクトの管理が行いやすくなります。ステータスの選択肢は以下となります。
指定なし/商談発生/提案中(角度低)/提案中(角度中)/提案中(角度高)/受注済※ [設定]メニューの「受注ステータス」にて選択肢の編集ができます。
原価分類
任意
将来、実装予定の機能で利用する項目となりますので、現時点では利用しません。
【その他】
項目名
必須/任意
詳細
プロジェクトメンバー 任意
プロジェクトにアサインするメンバーを選択する項目です。
アサインをすることで、メンバーはこのプロジェクトへの工数登録が可能となります。プロジェクトタグ
任意
プロジェクトを分類するためのタグを選択する項目です。
プロジェクトを横断して検索などする際の集計軸として使えます。複数選択も可能です。
※ プロジェクトタグは、設定メニューにて設定・変更することができます。
工数タグ
任意
プロジェクトに対して工数を登録する際に利用する工数タグを選択する項目です。
工数タグは、作業分類の区分として使えます。工数を集計したい軸を考慮して設定することをおすすめ致します。
※ 工数タグは、設定メニューにて内容を変更することが可能です。※ 特定のタグを付けることを必須とする設定も可能です。必須とした場合、従業員がこのプロジェクトに工数を登録する際に指定されたタグを付けることが必須となります。
発注元
任意
このプロジェクトの発注元(顧客・クライアント)を設定する項目です。
[+取引先の追加]をクリック→設定メニューの「取引先」にて登録した取引先から選択、または[+取引先を追加]から新規追加します。発注先
任意
プロジェクト内で外部への発注が生じる場合の発注先を設定する項目です。
[+取引先の追加]をクリック→設定メニューの「取引先」にて登録した取引先から選択、または[+取引先を追加]から新規追加します。
- [プロジェクトを作成]ボタンをクリックすると、プロジェクトが作成されます。
プロジェクトの情報を編集する
- 「プロジェクト一覧」画面から編集したいプロジェクト名をクリックします。
- プロジェクト詳細画面の[編集]ボタンをクリックすると、「プロジェクトの編集画面」が表示されます。
-
更新したい情報を入力したのち、プロジェクトの編集画面左下の[更新]ボタンをクリックすると、プロジェクトの情報が更新されます。
※ プロジェクトマネージャーを変更した場合、変更前のプロジェクトマネージャーは自動的にプロジェクトのメンバーに変更されます。
プロジェクト情報をエクスポートする
「プロジェクト一覧」画面から[エクスポート]ボタンをクリックすると、CSVファイルがダウンロードできます。
「プロジェクト一覧」画面に表示されている項目のソート順は、エクスポート時に保持されませんので、ご注意下さい。
ダウンロードされるCSVファイルの項目
項目名 |
詳細 |
---|---|
システムID |
システムで自動的に割り振っているIDです。 |
プロジェクトコード |
設定されているプロジェクトコードです。 |
プロジェクト名 |
設定されているプロジェクト名です。 |
プロジェクト概要 |
設定されているプロジェクトの概要です。 |
プロジェクトマネージャー |
プロジェクトマネージャーの氏名です。 |
カラー |
設定されているプロジェクトカラーのカラーコードです。 例:#3e77c2 |
期間from |
プロジェクトの情報に登録されている開始年月日です。 |
期間to |
プロジェクトの情報に登録されている終了年月日です。 |
従業員への公開設定 |
プロジェクトの情報に登録されている従業員への公開設定です。 |
運用ステータス |
エクスポートを行った時点でプロジェクトに登録されている運用ステータスです。 |
受注ステータス |
エクスポートを行った時点でプロジェクトに登録されている受注ステータスです。 |
原価分類 |
プロジェクトの情報に登録されている原価分類です。 |
プロジェクトメンバー |
プロジェクトメンバーの氏名です。複数人設定されている場合はカンマ区切りで出力されます。 |
発注元 |
プロジェクトの情報に登録されているプロジェクトの発注元(顧客・クライアント)です。 |
発注先 |
プロジェクトの情報に登録されているプロジェクトの発注先です。 |
プロジェクトタグ |
プロジェクトの情報に登録されているプロジェクトタグです。 |
プロジェクトをインポートする
プロジェクトをインポートする方法として、CSVファイルインポートとSalesforce連携の2つあります。
プロジェクトをCSVファイルからインポートする
- [データ管理]メニュー →「インポート」タブの「プロジェクト」項目を選択します。
-
[テンプレートダウンロード]をクリックし、インポートするためのテンプレートファイル(CSV)をダウンロードして適宜編集を行います。
【インポートするCSVファイルの項目】項目名
内容
必須項目
プロジェクトコード
プロジェクトのコードを入力します。(最大50文字)
※ すでに他のプロジェクトで利用しているプロジェクトコードは設定できません。
◯
プロジェクト名
プロジェクトの名前を入力します。(最大100文字)
◯
プロジェクト概要
プロジェクトの概要を入力します。(最大5000文字)
※ 改行を含めることも可能です
プロジェクトマネージャーのメールアドレス
プロジェクトマネージャーのメールアドレスを入力します。
従業員のうち「システム管理者」もしくは「プロジェクトマネージャー」権限を持つユーザが指定できます。
◯
カラー
プロジェクトの表示カラーを入力します。(プロジェクト一覧画面などで表示されます)
入力内容は、1〜7の数値を入力します。
各数字に該当する色は下記になります。
1.オレンジ
2.シアン
3.グリーン
4.ブルー
5.パープル
6.レッド
7.イエロー
期間from
プロジェクトの期間の開始日を入力します。
以下の形式で指定が可能です。
- 年-月-日 (例: 2022-1-1)
- 年/月/日 (例: 2022/1/1)
- 年月日 (例: 2022年1月1日)
◯
期間to
プロジェクトの期間の終了日を入力します。
ここで指定した期間のみ工数登録が可能です。
※ 期間はあとから延長することが可能です。
以下の形式で指定が可能です。
- 年-月-日 (例: 2022-1-1)
- 年/月/日 (例: 2022/1/1)
- 年月日 (例: 2022年1月1日)
◯
運用ステータス プロジェクトの運用ステータスを入力します。
計画中/運用中/終了のいずれかを入力します。
※ 設定メニューでプロジェクトの開始申請をONにしている場合は、空白もしくは「計画中」のみ指定が可能です。受注ステータス 設定メニューで登録している受注ステータスを入力します。
従業員へ公開する
メンバー権限の従業員に公開するプロジェクトかどうかを入力します。
下記の値を入力します。
1…公開
0…非公開自動アサイン対象にする
従業員登録時に自動アサインするプロジェクトかどうかを入力します。
下記の値を入力します。
1…対象
0…対象外
※ 管理者権限の場合のみ指定可能です原価分類
設定メニューで登録している原価分類を入力します。
発注元
プロジェクトの発注元を入力します。
設定メニューで登録している取引先を入力します。
※ 画面からは複数登録可能ですが、インポート時は1件のみ指定可能です。発注先
プロジェクトの発注先を入力します。
設定メニューで登録している取引先を入力します。
※ 画面からは複数登録可能ですが、インポート時は1件のみ指定可能です。プロジェクトタグ
プロジェクトタグの利用設定を入力します。
[プロジェクトタグ]タググループ名1、[プロジェクトタグ]タググループ名2のように、タググループの数だけ列を指定できます。
グループごとに、指定したいタグ名を入力します。
※ グループのみ指定したい場合は「-」を入力します。工数タグ
工数タグの利用設定を入力します。
[工数タグ]タググループ名1、[工数タグ]タググループ名2のように、タググループの数だけ列を指定できます。
グループごとの利用設定を下記の値から指定します。
0…利用しない
1…任意で利用する
2…必須で利用する - 編集したCSVファイルをアップロードします。
-
インポートの確認画面が表示されますので内容を確認します。
[インポート実行]ボタンをクリックするとチェックボックスにチェックを入れたプロジェクトがインポートされます。
※ 一度のインポートで300件まで登録することができます。
※ ファイルアップロード後に1分程度経過しても反応がない場合は、件数を減らして再度試してください。
プロジェクトをSalesforceからインポートする
- [データ管理]メニューをクリックし、「インポート」タブの「プロジェクト」項目を選択します。
「1. インポート方法を選んでください」で[Salecforce連携]を選択し、[設定]をクリックします。 - 「アプリ連携」に画面が遷移されますので、Salesforceの[設定]をクリックしSalesforceアカウントとの接続を行います。
- Salesforce側の認証画面が開くので、連携を許可します。
- 連携を許可した状態で[インポート開始]をクリックします。
-
項目のマッピング画面で「オブジェクト」と「データ項目」のプルダウンを選択し、[インポート確認]をクリックします。
- 連携するSalesforceのオブジェクト:Salesforce側のオブジェクトを選択します。
-
インポート元:Salesforce側のデータ項目を選択します。
-
項目のマッピング画面で「プロジェクトマネージャー」項目のプルダウンを選択し、[インポート実行]をクリックします。
-
Salesforce側からインポートされた情報を元にプロジェクトが作成されます。
※ 内部的にはSalesforce側の項目との紐付けをもっているため、今後情報の定期的な同期などの機能に対応予定です。