従業員ポータル画面では、従業員への対応依頼や申請承認など各従業員のタスクを一覧で確認することができます。
本ページでは、従業員ポータルを利用できるユーザーや画面の見方について説明します。
従業員ポータルに関するご不明点は、ご契約中のプロダクトからお問い合わせください。
目次
従業員ポータルを利用できるユーザー
従業員ポータルは、freeeアカウントをお持ちであればご利用可能です。
従業員ポータルの権限
一部の機能は「管理者」相当のユーザーのみご利用いただけます。
各種プロダクトの管理者が、自動的に従業員ポータル上でも管理者となります。
「従業員ポータル」としての管理者権限を設定する機能はありません(任意の従業員アカウントに管理者権限を付与する操作などは行えません)。
従業員ポータル画面を開く
「freee従業員ポータルにログイン」からログインすると、従業員ポータル画面が開きます。
また、ご契約中の各種プロダクトのホーム画面にある[プロダクト一覧(9点リーダー)]からも遷移することができます。
※ 本ページでは、freee人事労務からの画面で説明します。
従業員ポータル画面の見方
従業員ポータル画面の見方は、以下のとおりです。
※本ページでは、「freee会計」「freee人事労務」をご契約中の場合に表示される従業員ポータル画面で説明します。
番号 | 項目名 | 説明 | |
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① | 業務メニュー |
ご契約中のプロダクト および プランによって表示される業務メニューが異なります。 また、以下メニューは管理者画面のみに表示されます。
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② | タスク |
プロダクト横断で承認依頼などのやるべきこと、および管理者が手動で作成した対応依頼がタスクとして表示されます。 管理者が対応依頼(タスク)を追加する操作手順は本ページの「【管理者の操作】対応依頼を追加する」をご覧ください。 ※タスクに表示される項目は、随時追加予定となります。 |
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③ | 勤怠カレンダー |
※ 本項目は、freee人事労務を利用している場合に表示されます。
※ 勤怠カレンダーの詳細は、「勤怠を入力・管理する - 勤怠画面の表示について」のヘルプページをご覧ください。 従業員ポータル画面を開いている時点の年月の勤怠カレンダーが表示されます。
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④ | 勤怠打刻 |
※ 本項目は、freee人事労務の以下プランを利用、かつ管理者が打刻機能を有効にしている場合のみ表示されます。
※ 打刻機能の設定は、「打刻機能で勤怠を登録する - 【管理者向け】打刻機能の設定を行う」のヘルプページをご覧ください。 下記のボタンを用いて当日の勤怠状況を記録できます。
※勤怠カレンダーをクリックするとfreee人事労務の勤怠カレンダー画面が開きます。 |
【管理者の操作】対応依頼を追加する
- [対応依頼]メニュー →[+追加]をクリックします。
- 「対応依頼の追加」画面が開きます。必要な情報を入力し、[公開]をクリックします。詳細は下表のとおりです。
- 対応依頼の追加画面で[下書き保存]をクリックすると、入力した内容を下書きとして保存できます。
項目名 説明 タイトル 対応依頼のタイトルを入力します。 本文 対応依頼の内容を入力します。
※本文セクションにURLを貼り付けると、対応依頼を公開または下書き保存した際に自動でハイパーリンク化されます。
締切日時 対応依頼の締切日時を入力します。 リマインド 必要な場合に「リマインドを利用する」のチェックボックスにチェックを入れます。
詳しくは本ページ「対応依頼にリマインド通知の設定を行う」をご覧ください。依頼先ユーザー 依頼先(タスクを割り当てられる従業員)に指定されたユーザーに対応依頼がタスクとして届きます。
【選択した対象者を対象外にしたい場合】
- 「依頼先」項目の下部に表示される未完了者名の左側のチェックボックスにチェックを入れ、[削除]をクリックします。
- 「依頼先の削除」画面が表示されますので、[実行]をクリックします。
依頼先グループ 管理者側で事前にグループ設定を行っていると、タスクを依頼する依頼先グループを選択できます。
管理者がグループ設定を行う操作手順は本ページの「【管理者の操作】グループ設定を行う」をご覧ください。
共同編集者 共同編集者に指定されたユーザーは、管理者としてこのタスクを閲覧・編集できます。
URLの後に改行せずに文字を入力すると、その文字もハイパーリンクの一部として認識され、リンク先が正しく表示されない場合があります。
URLを貼り付けた際は、必ず改行してから次のテキストを入力してください。
対応依頼を依頼する従業員をCSVで一括登録する
- [対応依頼]メニューを開きます。
- 「対応依頼」画面が開きますので、依頼先の[一括登録]をクリックします。
- 対応依頼の「一括登録」の確認画面が開きますので、CSVファイルの[ダウンロード]をクリックし、インポートに適したCSVファイルをダウンロードします。
- ダウンロードをしたCSVファイルに依頼する従業員のID(メールアドレス)を登録後、[ファイルを選択]をクリックします。
登録するファイルを選択した後、[アップロード]をクリックします。 - 対応依頼に登録される従業員のプレビューが表示されます。
登録内容に問題がなければ[インポート実行]をクリックします。 - インポートが完了すると対応依頼の依頼先ユーザーにデータが反映されます。
必要事項を入力し、[公開]ボタンをクリックすると完了です。
従業員の一括新規登録について、一度にインポートできる上限は4000件です。
4000件を超える場合、4000件を上限に複数の対応依頼を作成ください。
対応依頼を削除する
対応依頼を削除した場合、取り消しすることができません。ご注意ください。
- [対応依頼]メニューを開きます。
- 「対応依頼」画面が開きますので、削除したいタスクの「操作」部分の[三点リーダー]→[削除]をクリックします。
- 「対応依頼削除」の確認画面が開きますので、[削除]をクリックします。
対応依頼にリマインド通知の設定を行う
- [対応依頼]メニューを開きます。
- 「対応依頼」画面の[+追加]ボタンをクリックします。
- 「対応依頼の追加」画面が開きますので、「リマインド」項目の「リマインドを利用する」にチェックを入れます。
- リマインドの条件を設定する項目が表示されますので、任意の項目を追加します。
リマインドの項目にて設定可能な項目は下表の通りです。
項目 説明 送付設定日数 締切日を起点に前後30日まで設定が可能です。 設定可能タイミング 設定可能なステータスは以下となります。
- (締切)日前(土日祝除く)
- (締切)日前
- (締切)当日
- (締切)日後
- (締切)日後(土日祝除く)
設定可能時間 通知を行う時間を24時間内にて設定ができます。 - 条件を設定後、その他必須項目を記載し、[公開]ボタンをクリックすることで設定が完了します。
公開後、初回の通知と同様、メールやSlackなど連携しているアカウントに通知が送付されます。
- リマインドの通知は当該の対応依頼が「未完了」の対応依頼が対象となります。既に「完了済」の対象者には通知さません。
- Slack連携機能を利用している事業所において100名以上に、本通知を初めて行う場合、Slackへの通知に限り数十分~数時間程度通知が遅延する可能性があります。なお、2回目以降は大きな遅延なく通知がされます。
※メール通知は大きな遅延なく通知がされます。 - リマインドの条件の設定は10個が上限となります。
【管理者の操作】作成済みの対応依頼を編集する
- [対応依頼]メニュー → 作成済みの対応依頼をクリックします。
- 作成済みの「対応依頼」画面が開きます。画面左下部にある[編集]をクリックします。
- 開いた画面にて従業員の追加・削除、対応依頼のステータスを変更することができます。
編集した内容は左下部の[公開]をクリックすることで確定します。編集後に「公開」をクリックしない、画面を閉じた場合などは編集内容が反映されません。
編集の画面にて編集可能な項目は下表の通りです。
番号 項目 説明 ① 対応依頼に従業員を追加する 依頼先ユーザーもしくは依頼先グループ項目から追加する従業員を選択します。
② 対応依頼中の従業員のステータスを変更する 変更可能なステータスは以下となります。
- 「未完了」を「完了」に変更する
- 「完了」を「未完了」に変更する
当該従業員項目右部の[操作]をクリックし、[完了にする]、もしくは[未完了に戻す]をクリックします。
※ 編集後、[公開]をクリックすることで確定になりますのでご注意ください。
③ 対応依頼済の従業員を削除する 依頼先従業員の左側のチェックボックスにて削除を行う従業員を選択、その後、[削除]をクリックします。
※個別に削除する場合は当該従業員項目の右部「操作」の三点リーダー →[削除]を選択することで削除することも可能です。
以下項目は新規公開後の「編集」は不可となります。変更が必要な場合は改めて「対応依頼」を作成ください。
- タイトル
- 本文
- 締切日時
【管理者の操作】グループ設定を行う
ここで設定するグループは、従業員ポータル内の機能(※)で利用できるグループとなります。freee会計の「グループ管理」機能などとは異なります。
(※)2024年10月30日時点では、「タスク管理」の依頼先指定で利用できます。
- [グループ設定]メニュー →[+追加]をクリックします。
- 「新しいグループを追加」画面が開きますので、グループ名と概要を入力します。対象となるメンバーを選択し、[保存]をクリックします。
グループ設定を編集する
- [グループ設定]メニュー → 編集したいグループ名をクリックします。
- 該当グループの詳細画面が開きますので、画面下部の[編集]をクリックします。
- 内容を修正し、[保存]をクリックします。
グループ設定を削除する
グループ設定を削除した場合、取り消しすることができません。
- [グループ設定]メニューを開きます。
- 「グループ」画面が開きますので、削除したいグループ名の「操作」部分にある[三点リーダー]→[削除]をクリックします。
- 「グループを削除します」画面が開きますので、[削除]をクリックします。
従業員ポータルにまつわる よくある質問
タスク管理 / グループ設定
Q. メンバーを選択する際、表示名が名前の方とメールアドレスの方がいます。この違いは何でしょうか?名前で表示するにはどうしたら良いでしょうか?
A. 「freeeアカウント管理」の[ユーザー管理]メニュー →[プロフィール]内にある、「表示ユーザー名」が表示されます(空白の場合、メールアドレスが表示されます)。
名前で表示したい場合は、「表示ユーザー名」を登録してください。
プロフィールの設定は「ログインしているユーザー自身」の操作となるため、従業員自身が登録を行ってください。管理者による代理設定はできません。
従業員ポータルの操作方法に関するお問い合わせ
従業員ポータル専用のサポート窓口はございません。
操作方法などのご質問はfreee従業員ポータル以外のご利用プロダクトのサポートをご利用ください。