freeeサイン for Salesforceを利用するにあたり、操作や更新をfreeeサインとSalesforce相互に反映する設定を行います。
※本作業を行うSalesforceユーザーは、下記条件を満たす必要があります。
- システム管理者権限を持つSalesforceアカウントであること
- freeeサインにユーザー登録しているメールアドレスを、ユーザー名として登録しているSalesforceアカウントであること
次のプランでは、オプション機能を追加することで本機能を利用することができます。
- 法人向けプラン:Advanceプラン、Enterpriseプラン(旧Light Plusプラン、旧Proプラン、旧Pro Plusプラン)
- 個人事業主向けプラン:なし
①SalesforceのWebhook設定
- SalesforceにWebhook用のWebサイトを作成します。
Salesforceの「設定」画面で、画面左部[クイック検索]欄に「サイト」と入力し、検索します。
「サイト」より、ページ下部「Sites」欄の[新規]をクリックします。 - サイトの新規作成画面へ遷移したら、必要事項を入力します。
詳細は下表の通りです。
番号 項目 入力内容 ① サイトの表示ラベル 任意の値 ② サイト名 任意の値 ③ デフォルトWebアドレス 任意の値 ④ 有効なサイトのホームページ(固定) AnswersHome - 必要事項を入力したら[保存]をクリックします。
- 保存後、サイトの詳細画面へ遷移したら、[公開アクセス設定]をクリックします。
- 登録したサイトのプロファイル画面へ遷移したら、[有効なApexクラス]リンクをクリックします。
- 「有効なApexクラス」メニューより、[編集]をクリックします。
- 「Apexクラスアクセスを有効化」画面へ遷移したら、「利用可能なApexクラス」一覧から「freeeSign.FSContractStatusUpdateWebhook」を選択し、[追加]をクリックします。
- Apexクラスが追加されたら、[保存]をクリックします。
- 保存後、「有効なApexクラス」に手順⑦で追加したApexクラスが登録されていたら完了です。
- 新規作成したサイトを有効化します。
再度、Salesforceの「設定」画面で、画面左部[クイック検索]欄に「サイト」と入力し、検索します。
[サイト]より、ページ下部「Sites」欄に本手順で登録したサイトが表示されているのを確認し、[有効化]をクリックします。 - 次の手順でfreeeサインのWebhookを設定しますが、手順⑩で表示したサイトの「サイトのURL」を使用するため、本画面は閉じずに次手順へ進みます。
②freeeサインのWebhook設定
- freeeサインの[設定]→[インテグレーション]→[Webhook]をクリックします。
- 「Webhook設定」画面へ遷移したら、[Webhookを追加する]ボタンをクリックします。
- 「Webhookの追加」画面へ遷移したら、「URL」と「不正リクエスト対策パスワード」を入力し、「トリガーイベント:文書の状態変更」にチェックを入れます。
- URL:サイトのURL(「①SalesforceのWebhook設定」の手順⑪参照)+/services/apexrest/freeeSign/fsstatus
※サイトのURLをコピーする際は、右クリック「リンクのアドレスをコピー」機能にてコピーしてください。
※URL末尾に上記値を忘れずに追加してください。 - 不正リクエスト対策パスワード:任意の値
- URL:サイトのURL(「①SalesforceのWebhook設定」の手順⑪参照)+/services/apexrest/freeeSign/fsstatus
- 必要事項を入力したら[登録する]をクリックします。
- 「Webhook詳細」画面へ遷移し、設定が完了します。
③Webhook疎通テスト
- ここまでの設定に問題がないか認証テストを行います。
freeeサインの[設定]→[インテグレーション]→[Webhook]をクリックします。 - 「②freeeサインのWebhook設定」で設定した「Webhook詳細」画面へ遷移したら、[疎通確認リクエストを送る]をクリックします。
- 「疎通確認に成功しました」というメッセージが表示されたら、Webhookの設定は完了です。