freee業務委託管理で受領した請求書情報をインターネットバンキングに対応した[全銀データ]という形式でのダウンロードが可能です。
この機能を活用いただくことで、インターネットバンキング等で入力の手間を省き簡単に決済手続きができます。
本機能はユーザー権限により制限があります。詳しくは「【企業ユーザー】役割(権限)を設定する」のヘルプページをご覧ください。
請求書の支払手段で[銀行振込]を選択している請求書のみ、全銀データダウンロードできます。
全銀データをダウンロードする
- freee業務委託管理画面上部の[管理]をクリックします。
- [全銀データ]をクリックします。
- 振込元企業様の口座情報を登録します(初回のみ)。
新規コードが不明の場合は[0]のまま登録してください。
※ 振込元情報に変更がある場合は、編集をクリックし、情報を変更します。変更が完了したら[更新]をクリックします。 - [請求日]または[支払期日]にて絞り込みます。
- [振込日][フォーマット][振込手数料]を選択します。
【ダウンロードの対象】
- 月の請求データで完了ステータスとなっているデータ
- 振込口座として[国内の金融機関の口座]を登録されているパートナーの方の請求データ(海外の口座を登録されているパートナーの方の請求データは出力対象外となります)
- 請求日・支払期日:請求書に記載の請求日、支払期日となります。
- 振込日:企業様ごとの規定に沿って入力してください。全銀データの振込日に反映されます。
- 振込依頼人コード:ご利用の金融機関から配布される10桁の数字(コード)です。振込サービスによっては必須項目となります。
- フォーマット:銀行によりデータ形式が異なります。ご確認の上、適切な形式をお選びください。
- 振込手数料:抽出したい振込手数料の負担先を選択します。請求書の設定している企業負担とパートナー負担のデータがそれぞれダウンロードされます。
全銀データ出力時、freee業務委託管理への登録桁数にかかわらず、以下の桁数で出力されます。
- 振込依頼人名(振込み元口座名義):40文字まで
- 受取人名(振込先口座名義):30文字まで
- [その他の設定]で必要な項目にチェックします。
- 全銀対応の口座情報が未入力の請求書を除く
海外の口座等全銀形式に対応していない口座の請求書を除くことができます。これにより、金融機関での手続き時に支払エラーになるのを防ぎます。
- パートナー毎に請求をまとめる
同じパートナーの複数の請求書をひとつの支払データとしてまとめることができます。これにより支払件数を圧縮できるため、支払手数料を最小限に抑えることができます。
同じパートナーの請求書が複数枚あり、請求書によって振込先の口座情報が異なる場合。
振込先の口座情報ごとに、請求書はまとめられます。
例:パートナーXからの請求書が3枚請求書①(口座A)10,000円
請求書②(口座A)20,000円
請求書③(口座B)50,000円
を全銀データでまとめると下記の2データになる
口座A 30,000円
口座B 50,000円
- 支払処理済みの請求情報は除く場合
すでに全銀データのエクスポートにより支払処理済みの請求情報を除いたものだけエクスポートができるようになります。これによって二重支払などのミスをなくすことができます。
- 対象の請求書を支払い処理済みとして更新する場合
全銀データエクスポート時に当該請求書の支払ステータスが[支払処理済み]となり、同時に支払い日時が記録できます。
- 経理(上長)承認が未完了の請求書は除き、経理(上長)承認まで完了している請求書のみダウンロード
経理や上長が未承認の請求書を除き、承認が完了している請求書のみ出力できます。
承認機能を有効にしている場合、未承認の請求書を出力することはできません。
ファイルのデータ仕様について
ダウンロードするデータの仕様は以下のとおりです。
- ファイル形式:csv、固定長
- データ仕様:以下の表通りです。
【1行目:ヘッダーレコード】
項番 項目名 出力内容 1 データ区分 1を出力 2 種別コード 21を出力。総合振込でない場合は、コードを書き換えてください。 3 コード区分 0を出力 4 振込依頼人コード/会計コード カラ出力 5 振込依頼人名 登録した口座名義を出力 6 振込日 登録した振込日をMMDD形式で出力 7 振込元銀行コード 登録した口座の銀行コードを出力 8 振込元銀行名 登録した口座の銀行名を出力 9 振込元支店コード 登録した口座の支店コードを出力 10 振込元支店名 登録した口座の支店名を出力 11 振込元預金種目 登録した口座の預金種目に従ったコードを出力 12 振込元口座番号 登録した口座番号を出力 13 予備 カラ出力 【2行目以降:データレコード(請求データごとにカラムを出力)】
項番 項目名 出力内容 1 データ区分 2を出力 2 銀行コード 振込先が登録した口座の銀行コードを出力 3 銀行名 振込先が登録した口座の銀行名を出力 4 支店コード 振込先が登録した口座の支店コードを出力 5 支店名 振込先が登録した口座の支店名を出力 6 手形交換所番号 カラ出力 7 受取人の預金種目 振込先が登録した口座の預金種目に従ったコードを出力 8 受取人の口座番号 振込先が登録した口座番号を出力 9 受取人名 振込先が登録した口座名義を出力 10 振込金額 請求金額を出力 11 新規コード 0を出力 12 新規コード1 カラ出力 13 新規コード2 カラ出力 14 振込指定区分 カラ出力 15 識別表示 カラ出力 16 予備 カラ出力 【トレーラレコード】
項番 項目名 出力内容 1 データ区分 8を出力 2 合計件数 振込合計件数 3 合計金額 振込合計金額 4 予備 カラ出力 【エンドレコード】
項番 項目名 出力内容 1 データ区分 9を出力 2 予備 カラ出力