本ページでは、freee販売での消費税の処理についてよくある質問をまとめています。
目次
消費税の設定について
消費税率の設定に関する概要
設定の分類 | 内容 | 該当ヘルプページ |
---|---|---|
事業所毎の設定 | 事業所毎に消費税の設定ができます。 | 消費税計算方法 切り上げ・切り捨てを設定する |
取引先毎の設定 | 取引先毎に外税/内税の税別表示が 設定できます。 |
取引先の情報詳細を登録する |
商品単位の税率設定 | 商品マスタを用いて、自社の商品科目毎に 税区分・勘定科目を設定できます。 |
商品情報(商品マスタ)を活用する |
明細単位の税率設定 | freee会計に連携する勘定科目と税区分の設定を自動化することができます。 | 明細取引タイプマスタを設定する |
上記に当てはまらない場合の消費税の調整 | 消費税額を明細行毎に手動で調整できます。 | 消費税を編集する |
税処理ケース毎の質問について
消費税の計算方法を変更したい
ケース例:自社で立て替えた経費を相手側に請求したいが、レシートの税額とfreee販売の端数がずれてしまう。
- 立て替え経費(軽減税率)で 804円に対して税額59円
- freee販売での計算だと、804円に対して税額60円となる。
このようなケースの場合、消費税の計算方式をfreee会計の[事業所の設定]から「切り捨て」へと変更を行うことで、税額を調整できます。
※freee会計が無料プランの場合でも利用可能です。
詳しくは「消費税計算方法 切り上げ・切り捨てを設定する」をご確認ください。
また、事業所の経理処理の方式については「経理処理方法の決め方」をご参照ください。
事業所の端数処理の設定にある「切り捨て・切り上げ」「四捨五入」は案件単位や明細単位での変更はできません。端数処理の設定を都度変更する必要があります。
そのため、明細単位で消費税額の調整が必要な場合には手動で消費税を編集する方法もご検討ください。
詳しくは「受け取った請求書の金額にずれが生じるので修正したい」をご確認ください。
取引先毎に請求金額を税抜き・税込み表示したい
請求書に記載する外税・内税の表示切替は、[取引先]メニューから設定することが可能です。
詳しくは「取引先の情報詳細を登録する」をご確認ください。
受け取った請求書の金額にずれが生じるので修正したい
相手側から受け取った合算請求書をfreee販売より仕入計上したい時に、消費税額でずれが発生することがあります。
その場合、明細の上部分にある「消費税額を調整する」にチェックを入れることで、手動で消費税を編集することができます。
詳しくは「消費税を編集する」をご確認ください。
軽減税率の商品があり、消費税率を変更したい
税率の設定は [設定] にある「明細取引タイプ」より変更可能です。
freee会計との連携をONにしていると、freee会計に連携する勘定科目と税区分の設定を自動化することができます。
詳しくは「明細取引タイプマスタを設定する」をご確認ください。
なお、事前に税区分や勘定科目が定められている自社の商品などを明細に登録したい場合は、商品マスタの設定を推奨しています。
詳しくは「商品情報(商品マスタ)を活用する」をご確認ください。
- 商品マスタと明細取引タイプに設定されている「税区分・勘定科目・軽減税率」が異なる場合は、明細取引タイプの設定よりも、商品マスタの設定が優先されます。
- 軽減税率については、明細取引タイプもしくは、商品マスタのどちらかが、有効になっていれば、軽減税率が適用されます。
詳しくは「税区分・勘定科目・軽減税率」が商品マスタと明細取引タイプで異なる場合」をご確認ください。
明細取引タイプの設定で、該当する消費税率が設定できない
消費税率や税区分の設定はfreee会計の[設定]→[税区分の設定]より使用する消費税率・税区分を設定することができます。「使用する」にチェックを入れることにより、明細取引タイプにも反映されます。
詳しくは「消費税・税区分の設定を行う」をご確認ください。