福祉freeeでは令和6年度分から義務化された介護サービス事業者の報告について、「介護サービス事業者経営情報データベースシステム」にインポート可能なcsvファイルを出力します。
対象は「損益計算書等データ」及び「届出対象事業所データ」です。
データベースシステムの画面上での入力も可能となり必須項目ではありませんが、必要に応じてインポート用の出力データをご活用ください。
本機能の対象者や詳細については、厚生労働省HP「介護サービス事業者経営情報データベースシステム」をご確認ください。
介護サービス事業者経営情報出力メニュー
※本メニューの対象者は介護サービス事業者になります。
福祉freee[決算]メニュー→[介護サービス事業者経営情報出力]からご利用できます。
事業所情報の設定
法人番号の登録
法人番号は必須項目です。※法人番号は電子開示の法人番号と連動しています。
表示される法人番号が異なる場合は、電子開示の法人番号を修正してください。
下記のエラー内容が表示された場合は、「電子開示」の青文字をクリックし、法人番号の登録・保存を行います。その後、介護サービス事業者経営情報出力の画面に戻ると法人番号が表示されます。
出力区分の追加
- 情報を報告する区分を[+追加]ボタンから登録します。
- 必要情報を登録し、 [保存]ボタンをクリック します。
登録項目
- 介護事業所番号(10桁)
- 介護事業所名称
- サービス区分・拠点区分(選択)
- 対象サービスの種類 (選択)
福祉freeeでは、法人単位は対応してません。
全てサービス区分・拠点区分単位でデータの出力を行います。
出力科目の設定
出力科目画面について
画面上部のタブを「出力科目」に変更すると画面が切り替わります。
福祉freeeにて出力対象の勘定科目が一覧表示されます。
※ 「科目コード」「出力区分」は変更が可能です。
科目コードの変更
デフォルトにて一致する科目コードを表示していますが、科目の追加や中計を利用して科目変更を行っている場合は異なる可能性があります。
科目コードは直接入力で編集可能です。
※編集後は、必ず [保存] ボタンをクリックしてください。
介護サービス事業者経営情報出力画面での確認方法
不明な場合は、虫眼鏡のアイコンをクリックすると検索が可能です。
科目検索画面では、科目コードを「空欄」検索することで該当科目が一覧表示されます。
該当する科目に変更したい場合
科目名をダブルクリックすると、自動で科目コードに反映されます。
※変更後は、必ず[保存] ボタンをクリックしてください。
月次計算書での科目コード確認方法
福祉freee [レポート]メニュー→[月次計算書出力] →[事業活動計算書]から、「科目」「コード」「金額」を確認することができます。
介護サービス事業者経営情報出力の区分と月次計算書の科目を比較しながら科目コードをご確認ください。
出力区分の変更
任意出力の科目について「出力する」もしくは「出力しない」の選択が可能です。
※報告時に必須の科目は変更できません。
※変更後は、必ず[保存] ボタンをクリックしてください。
インポート用csvの出力方法
出力情報の設定が完了後、 [財務情報出力] をクリックし、インポート用csvをダウンロードします。
zipファイルにて出力されるため、解凍してご利用ください。
出力されるcsvは下記の通りになります。
翌年度以降の対応
登録した情報は年度繰越後も引き継がれます。
翌年度以降は変更がある場合のみ、新たな区分の追加・不要区分の削除、出力科目の変更等で問題ありません。