本アドオン機能では、労務費計算時に標準単価・実際単価の2パターンから選択できます。
本ページでは、それぞれの計算ロジックについて説明します。
標準単価での計算
freee工数管理に登録されている単価と、freee工数管理に登録されている工数を利用します。詳細は「従業員単価のマスタを定義する」のヘルプページをご参照ください。
従業員単価マスタに登録されている単価を利用し、人別に単価×稼働時間を算出、その後プロジェクトで労務費をまとめて金額を算出しています。
例:Aプロジェクトに燕 太郎、燕 次郎が参画していた場合
従業員名 | 単価 | 稼働時間 | 労務費 |
---|---|---|---|
燕 太郎 | 4,000円 | 40h | 4,000円×40h=160,000円 |
燕 次郎 | 3,000円 | 30h | 3,000円×30h=90,000円 |
Aプロジェクトの直接労務費 | 250,000円 |
実際単価での計算
freee人事労務に登録されている給与データと、freee工数管理に登録されている工数を利用します。
例:Aプロジェクトに燕 太郎、燕 次郎が参画していた場合
- freee人事労務:月末締め翌月15日払い設定
- freee工数管理:月末締め(freee工数管理では現在月末締め以外を選択できません)
従業員名 | 給与 | 総稼働時間 | A稼働時間 | 労務費 |
---|---|---|---|---|
燕 太郎 | 400,000円 | 160h | 40h | 400,000円÷(40h/160h)=100,000円 |
燕 次郎 | 300,000円 | 160h | 30h |
300,000円÷(30h/160h)=56,250円 |
Aプロジェクトの直接労務費 | 156,250円 |
freee人事労務とfreee工数管理の締めが同じであることを前提として計算ロジックの構築を行っております。そのため、締め日が異なる場合は標準単価をご利用ください。