freeeサインと連携することで、freee販売で作成した見積書兼発注書をfreeeサインで送信し、相手に署名してもらうことができます。
本ページでは、見積書兼発注書を送信する方法について説明します。freeeサイン連携の方法については「freeeサインと連携する 」をご覧ください。また、納品書兼検収書については「freeeサイン連携で納品書兼検収書を送信する」をご確認ください。
本機能はあくまで見積書兼発注書を当該書面を受け取った取引先において署名することができるものです。
当社は、本機能の提供によりお客様と取引先との間で契約が成立することを保証するものではなく、また下請法等その他の法令に準拠することを保証するものではありません。
お客様の責任においてご利用ください。
目次
freee販売で作成した見積書兼発注書に、freeeサインで署名してもらう（発注してもらう）
見積書兼発注書を設定する
- 見積書のテンプレートをひとつ追加します。
［設定］メニュー→［帳票テンプレート］→［新規作成］をクリックします。 - 任意のレイアウトを選択して［次へ］を押し、見積書タイトルを「見積書兼発注書」と変更します。（テンプレート名は自由に入力してください）
- メッセージ欄に「下記の通りお見積り申し上げます。下記の内容と同一の内容で発注いただいた場合には、発注日をもって当該発注に対して当社は承諾いたします。」と入力します。
- ［保存］をクリックします。
見積書兼発注書を作成・送信する
- freee販売で［見積］メニュー→［登録］をクリックします。
- 「見積書の備考欄に掲載する内容」の欄に「【発注者記載欄】上記の内容にて、発注いたします。」と入力します。
帳票テンプレートはあらかじめ作成しておいた見積書兼発注書用のテンプレートを使用してください。
- 見積を保存すると、右側の関連情報に「署名」というエリアが表示されます。
［署名を依頼］クリックすると、freeeサインが別タブで開きます。 - ファイル名、保存先フォルダなどを選び、［入力項目の設定/配置へ進む］をクリックします。
- 各項目を追加・配置し、［入力へ進む］をクリックします。
- 署名者2（相手）タブで、備考欄にあらかじめ記載している「【発注者記載欄】上記の内容にて、発注いたします。」の下に、「契約締結日（発注日）」「氏名（会社名）」「印鑑」などを追加・配置します。
- 署名者1（自分）については特に設定する必要がありませんので、全ての入力項目を削除してください。
毎回の設定を省力化するために、初期設定を変更することが可能です。
詳しくは「文書作成時に初期表示する入力項目を追加・削除する」をご覧ください。
- 各項目を設定します。
- ［確認して送信］をクリックします。
freee販売で見積書兼発注書の署名（発注）状況を確認する
freeeサインを使って送信した見積書兼発注書の署名（発注）状況は、freee販売の［見積］メニュー→見積データの詳細画面からリアルタイムで確認できます。
【文書ステータスの種類と意味】
| 文書ステータス | 意味 |
|---|---|
| 作成中 | freeeサインで作成途中になっている状態です。 |
| 受け取り待ち（相手方） |
URLの発行後、署名・合意メールの送信先が未設定の状態です。 |
| 確認待ち（相手方） | 送信済みで、相手側の署名待ちの状態です。 |
| 有効期限切れ | 署名前に有効期限が切れてしまった状態です。 freeeサインから再送することもできます。 |
| 要確認 | 相手側で署名・合意されたあと、こちら側で締結・却下・差し戻しなどのアクションが必要な状態です。 |
| 完了 | 契約の締結が完了した状態です。 |
| 却下 | 相手側で署名・合意が却下された状態です。 |
詳細は「文書のステータスを確認する」をご確認ください。
本機能を利用して作成されたfreeeサインの文書については、freeeサイン側の権限設定にかかわらず、文書の以下項目が、freee販売の該当する見積の閲覧権限があるユーザーには表示されます。
- 文書名
- 作成日時
- 署名依頼日時
- 文書ステータス
- 契約承認日時
- 契約完了日時
相手の署名（発注）が完了したら、受注を登録する
相手側の署名（発注）が完了すると、freeeサインからメールが届きますので、メールのリンクから署名済みの見積書兼発注書を確認し、「締結完了」をクリックしてください。
また、freeeサインの画面にある「販売の見積もり詳細」リンクから、freee販売に遷移し「受注」を登録できます。