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このページでは、 freeeサイン の契約書を、各種申請のフォームで利用する方法について説明します。
目次
freeeサインとの連携に関する概要
freeeサインとは
面倒な契約業務をカンタンにオンライン上で完結できるサービスです。さまざまなテンプレートから契約書が作成できるのはもちろんのこと、相手方との契約をスピーディーに電子締結したり、過去の契約書の一括管理することができます(詳しくは「 freeeサインとは 」をご覧ください)。
本機能の概要とメリット
freee会計とfreeeサインを連携することにより、freeeサイン上の契約書を「各種申請」で利用できるようになります。
これにより、さまざまな契約の申請管理を、freeeのワークフロー機能で実現できるようになります。
本機能を利用するための必要条件
本機能を利用するためには、freee会計 および freeeサインにて、次のプラン条件をいずれも満たしている必要があります。本機能の利用にあたって、それぞれの条件を満たしているかどうかをご確認ください。
-
freee会計における必要条件:
法人プランである「アドバンスプラン(または旧プロフェッショナルプラン)」以上の契約が必要です(プランの詳細は「【法人】freee会計の新プランリニューアルについて(2024年7月実施)」をご覧ください)。 - freeeサインにおける必要条件:
- API連携オプション機能のご利用または、API連携機能の利用可能な契約が必要です(プラン詳細は「freeeサイン 料金プラン・機能比較」をご覧ください)。
freeeサインとの連携に関する事前準備の流れ
freee会計とfreeeサインを連携するためには、次の2つの事前準備が必要となります。
それぞれの事前準備の詳細は、次以降のセクションをご覧ください。
順番 | 操作の概要 | 操作対象 プロダクト |
操作の詳細 |
---|---|---|---|
1 | freeeサインとの連携を開始する |
freeeサイン |
freeeサインのAPIを利用して、freee会計と連携を行います。 |
2 | freeeサインの契約書を添付するためのフォーム設定を行う | freee会計 | freeeサインの契約書を添付するために、各種申請に契約書添付の機能を持たせます。 |
【事前準備1】freeeサインとの連携を開始する
ここでは、freeeサインとfreee会計の連携を開始するための手順を説明します。freeeサインおよび freee会計それぞれで事前準備の操作が必要です。
freeeサイン側で行う事前準備
freeeサイン側で必要な操作は次の2つです。
【APIを利用するための申込を行う】
まずは、freeeサインでAPIを利用するための申込が必要です。
「 Web API・Webhook 利用ガイド 」の「1. API利用の申込」に記載の手順に沿って、API利用の申込を行ってください(API利用開始の手続きには1日ほどかかります)。
【APIを有効化し必要な連携情報を発行する】
次に、APIを有効化し、連携に必要な「client_id」および「client_secret」を発行する必要があります。
発行方法については、freeeサインのサポートへお問い合わせください。
発行した「client_id」および「client_secret」は、後の手順で使用するため、お手元にお控えください。
アクセストークン(「client_id」および「client_secret」)の管理について
-
アクセストークンの保管について:
アクセストークンはAPI連携を行う上で、大変重要な情報です。情報を管理される際は、他者に漏洩することのことのないよう、厳重に保管してください。 -
情報の有効期限について:
アクセストークンには有効期限(24時間(86400秒))が存在します。アクセストークンの利用に際しては、有効期限にご注意ください。
freee会計側で行う事前準備
freee会計側では、「 freeeサイン側で行う事前準備 」で発行したアクセストークンを用いてfreeeサインとの連携操作を行います。操作手順は次のとおりです。
- [設定]メニュー → [事業所の設定]を開き、[詳細設定]タブに切り替えます。
- 「外部サービス設定」グループ内の「freeeサイン連携(旧方式)」項目から、[設定する]をクリックし、「freeeサインと連携」画面を開きます。
- freeeサイン側で発行した「client_id」および「client_secret」を入力し、[連携]ボタンをクリックします。
- 正しく連携されると「freeeサインとの連携に成功しました。」というメッセージが表示されます。
※ 「client_id」「client_secret」のどちらか もしくは 両方が正しくなかった場合、「入力された値が正しくありません。freeeサインにて確認してください。」というエラーが表示されます。
入力された「client_id」および「client_secret」が有効期限内で、正しい値であるかを確認し、再度連携操作をお試しください。
おつかれさまでした。
続けて「 freeeサインの契約書を添付するためのフォーム設定を行う 」へお進みください。
【事前準備2】freeeサインの契約書を添付するためのフォーム設定を行う
ここでは、freeeサインの契約書を利用する申請フォームに、契約書を添付するためのパーツを設定するための手順を説明します。操作手順は次のとおりです。
- [設定]メニュー → [申請フォームの設定]を開き、[各種申請]タブに切り替えます。
- 次のいずれかの方法で、申請フォームの編集画面を開きます。
-
新規の申請フォームを作成する場合:
[+新しい申請フォームを作成]ボタンをクリックし、任意のテンプレートを選択します。その後、契約書添付のパーツ以外に必要なパーツを追加します。 -
既存の申請フォームに契約書添付のパーツを設定する場合:
契約書添付のパーツを追加したい申請フォームをクリックし、[編集]ボタンをクリックします。
-
新規の申請フォームを作成する場合:
- 編集状態の申請フォーム下部に表示された[+項目を追加する]をクリックします。
- パーツの種類として「契約書(freeeサイン連携・旧方式)」を設定します。
-
新規に「契約書(freeeサイン連携・旧方式)」パーツの項目を追加する場合:
編集画面下部の[+項目を追加する]をクリックし、追加された項目のパーツの種類(プルダウン)から[契約書(freeeサイン連携・旧方式)]を選択し、項目名など必要な設定を行います。 -
既存の項目を「契約書(freeeサイン連携・旧方式)」パーツに置き換える場合:
既存の項目のパーツの種類(プルダウン)から[契約書(freeeサイン連携・旧方式)]を選択し、項目名など必要な設定を行います。
-
新規に「契約書(freeeサイン連携・旧方式)」パーツの項目を追加する場合:
- 設定完了後、画面下部の[保存]ボタンをクリックして追加したパーツを保存します。
おつかれさまでした。
以上で必要な事前準備は完了です!
各種申請フォームでfreeeサインの契約書に関する操作を行う
ここでは、各種申請フォームに追加した「契約書(freeeサイン連携・旧方式)」パーツに関する各種操作について説明します。
freeeサインの契約書を添付する
各種申請の新規作成時、下書き編集時にfreeeサインの契約書を添付することができます。操作方法は次のとおりです。
- [申請]メニュー → [各種申請]をクリックし、契約書の添付を行う申請フォームの新規作成 または 下書きの編集画面を開きます。
- 「契約書(freeeサイン連携・旧方式)」パーツが設定された項目にて[+ 契約書を添付]ボタンをクリックし、「契約書の添付」画面を開きます。
- 添付したい契約書をクリックして添付します。なお、この画面では契約書の絞り込み表示や詳細表示を行うこともできます。
-
契約書を特定の条件によって絞り込みたい場合:
「検索条件」項目にて、「契約書名」や「契約書のステータス」を条件指定し、特定の契約書を絞り込み表示することができます。 -
契約書の内容を確認したい場合:
確認したい契約書の[詳細]リンクをクリックします。クリックすると新しいタブでfreeeサインが開き、当該契約書の内容を確認することができます。
-
契約書を特定の条件によって絞り込みたい場合:
- 選択された契約書がプレビュー付きで添付されます。問題がなければ、その他の入力項目や「申請経路」を設定した後、画面下部の[申請]ボタンをクリックします。
添付されたfreeeサインの契約書を確認する
承認者は、申請されたfreeeサインの契約書付き申請フォームの内容を、freeeサインに遷移することなく確認することができます。申請内容を確認し承認等の必要な操作を行ってください。
添付されたfreeeサインの契約書を削除する
申請者は、各種申請の新規作成時 または 下書き編集時に、添付した契約書を削除することができます。添付した契約書を削除するには、ゴミ箱マークが表示された[削除]ボタンをクリックします。
freeeサインとの連携を解除する
freeeサインとの連携が不要になった場合は、連携を解除することができます。操作手順は次のとおりです。
連携解除をした場合の制約について
連携解除すると次の2つの制約が発生します。事前に問題がないことを確認の上、解除操作を行ってください。
- 申請フォームに添付された契約書が表示されなくなります。
- 申請フォームに設定された「契約書(freeeサイン連携・旧方式)」パーツが申請時に利用できなくなります。
- [設定]メニュー → [事業所の設定]を開き、[詳細設定]タブに切り替えます。
- 「外部サービス設定」グループ内の「freeeサイン連携(旧方式)」項目から、[連携を解除する]をクリックし、「freeeサインとの連携を解除する」画面を開きます。
- 連携解除における注意事項を確認し、問題がなければ[解除]ボタンをクリックします。
よくある質問
1つの各種申請フォームに複数の契約書を添付することはできますか?
いいえ、できません。
1つの各種申請フォームには、1つまでの「契約書(freeeサイン連携・旧方式)」パーツが使用できます(パーツの追加については本ページの「 【事前準備2】freeeサインの契約書を添付するためのフォーム設定を行う 」をご覧ください)。
「契約書(freeeサイン連携・旧方式)」パーツは、各種申請フォーム以外でも使用できますか?
いいえ、できません。
「契約書(freeeサイン連携・旧方式)」パーツが使用できるのは、各種申請フォームのみです。
freeeサイン側の1つのチームに対し、freee側で複数の事業所を連携することはできますか?
いいえ、できません。1つのfreeeサインのチームには、1つの事業所のみが紐付きます。
「freeeサインとの連携が解除されたので、この項目は現在利用できません...(中略)」というエラーが表示されました。どうすればよいですか?
申請フォームで「契約書(freeeサイン連携・旧方式)」パーツが設定された後、freeeサインとの連携が解除された場合に表示されます。行いたい操作によっていずれかの操作をお試しください。
-
契約書連携の機能を再度使用したい場合:
freeeサインとの再連携が必要です。「 【事前準備1】freeeサインとの連携を開始する 」に記載された手順に沿って、再度freeeサインとの連携を行ってください。 -
freeeサインとの連携設定を保持したまま申請をしたい場合:
「契約書(freeeサイン連携・旧方式)」パーツが必須項目になっている場合、申請を行うことができません。
「申請フォームの設定」画面から対象の申請フォームを開き、編集画面にて次のいずれかの操作を行った後、設定を保存します。
-
当該項目の「必須」設定を解除する:
対象の「契約書(freeeサイン連携・旧方式)」パーツに表示された[必須]チェックボックスのチェックを外します。 -
当該項目を削除する:
対象の「契約書(freeeサイン連携・旧方式)」パーツに表示された[ゴミ箱マーク]をクリックして、当該項目を削除します。
-
当該項目の「必須」設定を解除する:
各種申請のエクスポートしたデータ上でfreeeサインの契約書のデータは確認できますか?
はい、できます。
各種申請のCSVエクスポート を行うと、freeeサインの契約書が添付された項目には、freeeサインのURLが表示されます。当該URLからfreeeサインへ遷移し、契約書の詳細を確認することができます。