※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
打刻を開始できるまでの最短設定として、4つのステップを解説します。
本システムでは、打刻データに基づいて勤怠時間を集計するため、まずは打刻を開始することをおすすめします。打刻データが入った状態で、集計値に関する設定を変更し、勤怠データ再計算をすれば設定変更後の集計結果を簡単に確認できます。
STEP 1 「所属」を作る
店舗や事業所など、タイムレコーダーの設置場所を登録します。申請承認フローが部署やチーム単位で分かれている場合は、その最小単位で登録します。
- ホーム画面[設定]内の[組織]をクリックします。
- [所属設定]を開きます。
-
[+新規登録]より所属を追加できます。[編集]から既存所属の設定を変更できます。
まずは用意されているサンプルデータ「本社」をご活用ください。
編集画面を開いて「所属コード」「所属名」を任意の設定に変更し、上書き登録してみましょう。
所属の作成例
例1:
店舗ごとにタイムレコーダーを設置して打刻し、申請承認フローも店舗単位で設定する場合- 赤坂店 → 赤坂店の店長に申請
- 大分店 → 大分店の店長に申請
→ 2つの所属「赤坂店」と「大分店」を作成しましょう。
例2:
同じ事業所にタイムレコーダーを設置して打刻するが、申請承認フローは分けたい場合- 営業部 → 営業部リーダーに申請
- 管理部 → 管理部リーダーに申請
- 開発部 → 開発部リーダーに申請
→ 3つの所属「営業部」「管理部」「開発部」を作成しましょう。
- 赤坂店 → 赤坂店の店長に申請
STEP 2 雇用区分を作る
正社員やアルバイトなど、雇用形態の分類を登録します。
勤怠の集計ルールを設定する箇所のため、同じ「正社員」でも、締め日や集計ルールが異なる場合は、雇用区分を複数に分けてご登録ください。
- ホーム画面[設定]内の[従業員]をクリックします。
- [雇用区分設定]を開きます。
- [+新規登録]より雇用区分を追加できます。[編集]から既存雇用区分の設定を変更できます。
まずは用意されているサンプルデータ「正社員」「パート・アルバイト」をご活用ください(あらかじめ一般的な設定が入力されています)。
編集画面を開いて「締め日」を貴社の設定に変更し、上書き登録してみましょう。
雇用区分を増やす場合は[別名で登録]が便利です。
既存雇用区分の編集画面を開き、「雇用区分コード」と「雇用区分名」を変更し、[別名で登録]をクリックすることで、同じ設定内容を複製できます。
雇用区分の作成例
例1:
雇用形態は同じアルバイトだが、10日締めと20日締めの従業員がいる場合
→「アルバイト(10日締め)」と「アルバイト(20日締め)」を作成しましょう。例2:
雇用形態は同じ正社員だが、日に8時間超過が残業となる従業員と、フレックス制の従業員がいる場合
→「正社員」と「正社員(フレックス)」を作成しましょう。
STEP 3 従業員を登録する
勤怠管理する従業員を登録します。
-
ホーム画面[設定]内の[従業員]をクリックします。
- [従業員設定]を開きます。
- [+新規登録]より従業員を追加できます。[編集]から既存従業員の設定を変更できます。
[+新規登録]から、2~3名の従業員を登録してみましょう。
基本の設定項目の詳細は、下表のとおりです。
項目名 説明 従業員コード ※ 入力必須項目です。
従業員を認識するコードを3~10文字の半角英数字で入力します。
姓・名 ※ 入力必須項目です。
従業員の姓と名を、それぞれ40文字以内で入力します。
メールアドレス 本ページ「STEP 4 タイムレコーダーを設定する」でMyレコーダーURLを送付する際などに必要です。また、メール通知などに使用されます。
メールアドレスを登録・変更すると、そのメールアドレスに対してメールアドレス検証メールが自動送信されます。従業員が検証メール内のリンクをクリックし、メールアドレスを有効化することで、各種通知メールを受け取ることができるようになります。詳細は「従業員や管理者のメールアドレスを有効化する方法(メールアドレス検証)」のヘルプページをご覧ください。
※ 従業員データを登録・変更する際に検証メールを自動送信したくない場合は、従業員データを手入力ではなく、CSVインポートします。その際、CSVファイルで「検証メールの即時送信」という項目に「0」を設定してください。詳細は「【インポート】従業員データの一括登録方法(従業員データ[CSV])」のヘルプページをご覧ください。
性別 ※ 入力必須項目です。
性別を選択します。初期状態では「男性」が選択されています。
所属 ※ 入力必須項目です。
本ページ「STEP 1 「所属」を作る」で作成した所属を選択します。
雇用区分 ※ 入力必須項目です。
本ページ「STEP 2 雇用区分を作る」で作成した雇用区分を選択します。
入社年月日 有休付与を管理する際などに使用されます。入社年月日前は打刻できません。 - 各項目を入力したら、[登録]をクリックします。
※ 所属と雇用区分を選択しなければ[登録]ボタンは表示されません。初期状態ではサンプルデータとして「勤怠 太郎」が用意されています。無料お試し期間中の検証や動作確認などにお役立てください。
※ ご導入後は、請求月のテスト打刻は課金対象となりますのでご注意ください。
STEP 4 タイムレコーダーを設定する
タイムレコーダーを選定し、セットアップします。
1. タイムレコーダーの選定
本システムにはさまざまな認証方法があります。
「不正打刻を防ぎたい」「ICカードで管理したい」「とにかく手軽に打刻したい」「打刻場所を記録したい」など、お客様の職場に適した打刻方法をお選びください。
タイムレコーダーの種類については「タイムレコーダーの種類と特徴」のヘルプページをご確認ください。
【タイムレコーダーの分類について】
タイムレコーダーには「個人用」と「所属用」があります。
-
個人用タイムレコーダー:
個人のモバイルやPCで打刻します。Myレコーダーが該当します。 -
所属用タイムレコーダー:
1つのタイムレコーダーを共用し、入り口などに設置して使用します。生体認証やICカード認証など、さまざまな打刻方法があります。
Windowsデスクトップ版タイムレコーダー、クラウドレコーダー、ピットタッチ・プロなどが該当します。
2. タイムレコーダーのセットアップ
タイムレコーダーをセットアップします。
代表的なタイムレコーダーの初期設定方法は、下表のとおりです。
タイムレコーダー名 | 分類 | 初期設定方法 |
---|---|---|
Myレコーダー | 個人用 | |
Windowsデスクトップ版タイムレコーダー(指ハイブリッド / 指静脈 / 指紋 / ICカード / パスワード) | 所属用 | 【デスクトップ版タイムレコーダー】新しいPCへのインストール方法 |
ピットタッチ・プロ(ICカード) | 所属用 | ピットタッチ・プロ マニュアル |
運用を開始する
タイムレコーダーを使って打刻を開始します。
打刻データは、[日別データ]から確認することができます。
さらに高度な設定をするには
本システムでは、さらに高度な集計管理が可能です。やりたいことに応じて設定を追加していきましょう。
充実した機能によって就業規則に合わせたさまざまな集計を実現するだけでなく、勤怠管理業務の向上をお手伝いいたします。
マニュアル
マニュアルにて、詳しい使い方を解説しておりますので、ご一読くださいませ。
オンラインヘルプ
管理画面右上の[ヘルプ]をクリックすると、freee勤怠管理Plusのヘルプセンターに移動します。
また、お問い合わせに関する詳細は「お問い合わせ方法について」のヘルプページをご覧ください。
※ オペレーターによるサポートサービスを利用できるのは「admin全権管理者」だけです。